【古生物紹介】ディプロドクス(Diplodocus)
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- Опубліковано 10 лют 2025
- 今回は、ディプロドクス(Diplodocus)の紹介動画をイベント及びスポットを追加して更新しました!
竜脚類を代表する種です。
巨大なディプロドクスの姿をご覧ください!
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★動画に登場する展示場所
・東海大学自然史博物館
・神奈川県立生命の星地球博物館
・福井県立恐竜博物館
・茨城県自然博物館
・信州新町化石博物館
・瑞浪地球回廊
・伊豆ぐらんぱる公園
・水戸市森林公園
・八坂公園
・田中第五公園
★動画に登場する展示イベント
・2022年 企画展:ミュージアムパークコレクション(茨城県自然博物館) • 【古生物イベント】企画展:ミュージアムパーク...
・2022年 第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo(TCA東京ECO動物海洋専門学校 第3校舎) • 【古生物イベント】第1回 KASEKI no...
・2023年 特別展:恐竜図鑑(上野の森美術館) • 【古生物イベント】特別展 恐竜図鑑 失われた...
・2024年 企画展:恐竜VS哺乳類(茨城県自然博物館) • 【古生物イベント】恐竜VS哺乳類 化石から読...
・2024年 巨大恐竜展(パシフィコ横浜) • 【古生物イベント】巨大恐竜展(パシフィコ横浜)
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ディプロドクスの特集ありがとうございます!
ご覧頂きありがとうございます!ディプロドクスの巨大さは魅力的ですね~♪
背中に棘が生えた復元もありますね。
ディプロドクスの全身骨格見ると背中の棘が特徴的ですもんね!
映像が解説に合わせられてるのが良いですね。
惜しまれながら閉館した東海大学自然史博物館ですが
どうやら今夏の福井恐竜博物館の特別展では
東海大学のレプリカ標本がレンタルされているみたいですね。
ディプロドクスは現在の北米大陸モリソン累層後期ジュラ紀オックスフォード期からチトン期の地層から発掘された
古くから知られている有名な竜脚類でもあります。
ネオサウロポーダ(新竜脚類)の二大分岐群
マクロナリス類と双璧を成すディプロドクス類を代表する模式属としてもよく知られています。
体格は全体的に華奢で、体躯は寸詰まり、後脚に比べ前肢が(比率的に)短い。
特徴的なのは竜脚類の中でも特に長い尾で
全長の約半分が尾の長さです。
現在は模式種のDiplodocus longus(ディプロドクス・ロングス)の他
Diplodocus carnegii(ディプロドクス・カーネギーイ)
Diprodocus hallorum(ディプロドクス・ホーロルム)
の2種が有効とされています。
博物館等に展示されているマウントは殆どがカーネギーイの骨格標本です。
竜脚類はよく水増しされた全長で表記されていたりしますが
ディプロドクス・カーネギーイは古くから良好な化石が幾つも見付かっているので
確実性の高い科学的な全長推定が可能で
カーネギーイの模式標本の推定全長は25.75m
これは現在最も科学的に確実な竜脚類の最大全長と言えます。
ディプロドクス・ホーロルムは更に巨大な種で
かつてはセイスモサウルスと記載されていました。
当時は過大な復元がされていましたが
後にカーネギーイを参考に模式標本の復元がされており
推定全長は約30m前後と算出されています。
正確な推定値では無いものの、ホーロルムはカーネギーイと殆ど同じ骨格をしているので
アルゼンチノサウルス等の推定値と比べれば、遥かに確実な数値です。
最後に模式標本のロングスは不完全な尾椎骨のみで記載されているので、化石が見付かっても種の比較検証が難しく
その化石がロングス種なのかどうかもよく解ってはいない状態です。
ディプロドクス(ディプロドクス科)の頭部は特殊化しており
眼窩は後方に位置し、その間に鼻孔があります。
吻部が長く吻端は幅広くなっているのも大きな特徴です。
歯はペンシル状で前方に櫛の様に並んでいます。
この歯で植物の葉をこそぎ取るようにして飲み込んでいたと考えられています。
(余談ですが、竜盤類の恐竜は顎の構造上、哺乳類の様に口に含んだ食べ物を咀嚼する事が出来ません。ですので映画ジュラシックパークでブラキオサウルスが木の葉を、牛みたいにムシャムシャと食べている描写がありますが、実際にはそんな事は出来ません)
長い首は骨格構造から可動の自由度は小さく
他の竜脚類ほど左右に曲げたり、上方向には上げる事は出来ません。
そのかわり、下方向には大きく下げられたようです。
その為彼らは竜脚類では珍しいブラウザーでもあったと考えられており、他の同時代の竜脚類とは食生の住み分けが出来ていたとも考えられています。
詳細な解説ありがとうございます。
東海大学自然史博物館の閉館はとても残念でした。
福井県立恐竜博物館の特別展は見学できていないのですが、閉館した博物館の恐竜たちに会う機会ができるのは嬉しいですね!