明石入道 七「須弥の山」文・朗読 岸本久美子

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  • Опубліковано 24 сер 2024
  • 其の五 明石入道 「光源氏に王権を奪還させた男」
    明石入道は、今では一受領にすぎませんが先祖は、皇族だったようなことを匂わせています。入道の父は何らかの事情で失脚したけれども、元は大臣で高貴な家系です。そしてその大臣の弟大納言の娘が、光源氏の母桐壺更衣なのです。弟大納言は娘に夢を託して当時の桐壺帝に無理にも入内させ、そこに誕生したのが光源氏です。一方兄大臣の息子である入道はその娘に一族復権の夢を託しました。娘と源氏との間に生まれた孫が入内して男児を産み、帝となることが約束され、入道一族の、そして光源氏の王権復権がかなったのです。脇役とは言いながら、明石入道の存在なしに源氏物語を語ることはできないのです。これまで同様月二回全8回で完結の予定です。引用原文は「新潮日本古典集成」によります。

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