Wiegenlied | Brahns (1936) Erna Berger { 78rpm record }
Вставка
- Опубліковано 7 жов 2024
- [ Album ] POLYDOR POPULAR MUSIC ALBUM S-8
[ Title ] WIEGENLIED
[ Language ] German
[Performance] ERNA BERGER
Hans Altmann (Piano)
[ Composer ] BRAHMS
[ Genre ] Soprano Solo
Label POLYDOR
Number 12005-A
Matrix 2945½ GN.8.
Date 1936
Method Polyfar Recording
Rpm 77.92
In Japan, book the “ポピュラー音樂集” during the application period (from November 10, 1936 to the end of December 1936).
And by paying ¥3.00, records 12005 and 12006 were distributed beginning February 10, 1937.
[Movie Title] 子守歌 | ブラームス (昭和11年) エルナ・ベルガー { SPレコード }
_____________Title_____________
*POPULAR MUSIC ALBUM*
*ポピユーラ音楽集*
_____________Page17____________
ブラームス作
*「子守歌」*
グリーク作
*「ソルヴェイグの歌」*
ソプラノ獨唱
エルナ・ベルガー
伯林國立歌劇場管絃樂團
A・マルティン指揮 B・ブレッヒ指揮
〔レコード番號・一二〇〇五〕
Cradle Song (Brahms)
Peer Gynt-Solvejg's Song (Grieg)
Erna Berger, soprano (Sung in German)
Hans Altmann at the piano
『子守歌』の作者、ヨハネス・ブラームスは、一八三三年五月、獨逸ハムブルグで、ダブル・バス奏者の子として生れました。性質は極く質朴でありましたが、十四歳の頃には、もう優れたピアニストとして公開の席へ立ちました。當時、ハンガリアのヴァイオリン奏きであつたエドワルド・レメニイ
_____________Page18____________
と知合ひとなつて、演奏旅行を共にしましたが、この人とは永い間の友情で授け会ひました。それから、有名なリストやシューマンやヨハヒムなどと交遊して、益々作曲家として熟達して参りました。ブラームスは、家庭生活には入らず、生涯の大半を維納で送りましたが、一八九七年の三月、その地で永眠しました。作品は、あらゆる部門に亘つて、非常に澤山殘しましたが、殊に管絃樂、ピアノ曲、室内樂に優れた作品が多く、みな苦心琢磨して作られたものばかりであります。作曲の技巧は、驚く程堅實緻密で莊重な深い味はひを持つてゐます。四つの交響曲、ヴァイオリン協奏曲、獨逸鎮魂曲などは傑作中の傑作と謂はれてゐます。
ブラームスはまた、歌謠曲にも、特異な、美しい境地を作り出した人であります。この、『子守歌』は、澤山な歌謠曲のうちでも、一番面白く、靜かな麗はしい歌です。和やかに柔かい佳調は、他の、『五月の夜』、『墓にて』、『サフオ頌』や『吾が戀人は緣』などの歌と共に、寔にすぐれたリード(歌謠)と謂はねばなりません。一八八四年頃、作品四九の四として發表されましたもの五曲の、四番に當つてゐます。民謠調に依つたものではありますが、搖籃の愛を慰める、靜かな母の歌であります。
_____________Page19____________
『ソルヴェイグの歌』を作つたエドワード・グリークは、一八四三年六月、ノオルウェイのベルゲンに生まれた、有名な音樂家であります。六歳の時分から、母に敎へられてピアノを習いましたが、後ライプヒ音樂院に入學して、有名なリヒターやライネッケと謂ふ人の許で、勉强致しました。生涯は作曲の傍ら、ピアニスト、指揮者、敎師として送りましたが、クリスティアニアと謂ふ處に定住して故國の民族音樂の研究に力を注ぎました。それ故、グリークの作品は、冷たい北歐の自然が背景となつて、素朴な鄕土の色と香りが濃く、民族的精神の籠つた、美しい立派な音樂を澤山書きました。北歐第一の、優れた作曲家であります。英國から招聘された際、不幸にも、一九〇七年、生地に永眠しました。短かいピアノ曲、管絃曲は、驚く程美しい魅力を持つて居り、溫和な、人懐かしいこの作曲家を代表するものであります。
『ソルヴェイグの歌』は、有名な劇作家、イプセンの劇上演に際して作曲した『ペール・ギュント』の一節です。『ペール・ギュント』は、民族說話を基とした夢幻劇で、青年ペールが、母オーゼに死別し、流轉の末、また故郷に還るまでの物語であります。捨てられた百姓娘、ソルヴェイグが、ペールを待詫びて、歌ふ哀調の場面が是で、劇の方では、ペールが、女の胸に抱かれて平和な死を迎へるのです。作者は後で八曲を纏め、二つの管絃樂の組曲として發表しましたが、この『ソルヴェイグの歌』は、獨唱曲として、廣く愛唱されて居ります。ペールを待詫びて歌ふ、哀切極りない調べは、
_____________Page20____________
そゞろ、若い人々の淚をそゝらずには措きません。
エルナ・ベルガー
この曲を歌つたソプラノ歌手、エルナ・ベルガーは、伯林國立歌劇場のプリマドンナとして、若い、美しい音聲と確實な唱法を讃えられて居る。現在、第一線に活躍してゐる。樂界の明星の一人として、將來の大成を熱望されてゐる。事實豊かな音量と魅力ある音質とは、寔にすぐれてゐる。
エルナ・ベルガー(ソプラノ歌手)の美聲を湛えた名盤
アヴェ・マリア シユーバート曲 (レコード番號・三五〇一九)
セレナード シユーバート曲 (レコード番號・三五〇一九)
歌劇「お蝶夫人」より
或る晴れた日 プツチーニ曲 (レコード番號・三五〇四六)
歌劇「ラ・ボエーム」より
ミユゼッタのワルツ プツチーニ曲 (レコード番號・三五〇四六)
______________________________
[JP] POLYDOR : World Music
ua-cam.com/play/PLp3xdm5tMGupV5BkgDHxqakIK-1SZcQDW.html&si=D4isbkzKjFhiXPty