「東京には消火栓がない!?」なぜ?札幌は消火栓が多い?・・・もんすけ調査隊(今日ドキッ!2023年11月10日放送)

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  • Опубліковано 9 лис 2023
  • 寒さが本格化するにつれて、増える「石油ストーブ」の事故。
    NITE(製品評価技術基盤機構)も、
    正しい使い方をするよう、注意を呼びかけている。
    立冬を迎え、きょうは、火災に関する依頼だ。
    依頼者 かっしーさん(札幌在住・50代)
    「春に転勤してきたんですが、なぜ札幌はこんなにも消火栓が多いのでしょう?不思議です」
    えーーーっ!? 札幌市って、消火栓の数が多いの?
    以前、消火栓の「色」については調査したが、
    数は考えたこともなかった!
    もしかして、札幌市は大火に見舞われた歴史があるので多いの?
    さっそく、中心部で消火栓を探してみると・・・
    調査員
    「こちらに黄色い消火栓があります。そして先を見てみると、向こうにも消火栓が見えます」
    確かに、消火栓から、わずか90mの位置に、
    もう一つ消火栓があるではないか!
    そこで「9ブロック=約400m四方」を詳しく調べると、
    13基の消火栓を発見した。
    でも、これは多いのか、少ないのか、よくわからない。
    そこで、管理する札幌市水道局を直撃した。
    調査員
    「札幌市の消火栓は多い?」
    札幌市水道局 鹿戸皇希さん
    「札幌市に設置されている消火栓の数は、おおむね1万7400基ほどあります」
    札幌市内にある消火栓は、約1万7400基。
    一方、札幌市と人口が近い、
    福岡市の消火栓は、およそ1万9000基と福岡市の方が多い。
    札幌市水道局 鹿戸皇希さん
    「消火栓の設置密度を表す指標があり札幌市だと水道管1Kmあたり3基ほど設置している状況」
    水道管1Kmあたり何基の消火栓が設置されているのか。
    これは「消火栓密度」という数字で、
    札幌市がおよそ3基のに対し、福岡市は4基。
    やはり、福岡市の方が、密度が高いのだ!
    一体、どういうことなのか?
    なぜ、依頼者は、札幌市の消火栓が多いと感じたのか?
    真相を確かめるべく、
    調査員は、依頼者が働いていた東京都に飛んだ。すると・・・
    調査員
    「ありません!東京の町を探してみましたが、消火栓はありません!」
    あれれ?本当に東京の街には消火栓がない。
    新宿、東京、御茶ノ水、銀座・・・
    東京の主な駅の周辺を探してみても、
    消火栓が見当たらないではないか。
    一体、どういうことなのか?東京都水道局を直撃した。
    調査員
    「東京都には消火栓がないのですか?」
    東京都水道局 梅野秀紀 統括課長代理
    「東京都に消火栓はあります。ただ地下式と呼ばれており地面の下に埋まっている消火栓がほとんど」
    あらためて、マチを歩いてみると。
    調査員
    「ありました!こちらに消火栓と書いてあります。消火栓発見です」
    なんと!東京都の消火栓は「地下式」。
    フタを開けると、この様に、ホースの接続口があるのだ。
    そして、北海道の様な消火栓の標識がない。
    東京都水道局 梅野秀紀 統括課長代理
    「東京都の様な場所だと、地上式の消火栓を設置する場所の確保が非常に難しい。例えば広い道路で歩道と車道が分離しており、間に植栽帯があるような場所だと、地上式の消火栓を設置するスペースを容易に確保することができる。ただ東京の様な場所だと、歩道と車道が分離していないような道路がほとんどで、そのような場合、なかなか地上式の消火栓の場所を確保するのが難しい」
    その他にも景観の問題だったり、
    交通事故によって壊されたりすることが多いため、
    全国では「地下式の消火栓」が主流なのだ。
    もちろん福岡市の消火栓も地下式。
    水道技術研究センターによると、
    東京都や福岡県は、そのほとんどが地下式で、
    全国的にも80%が地下式なのに、
    北海道は、なぜか98%が地上式なのだ。
    では、どうして、北海道は地上式なのか?日本水道協会を直撃した。
    調査員
    「なぜ東京は地下式なのに、北海道は地上式?」
    日本水道協会 木村俊介 課長補佐
    「雪が積もる地域は、消火栓の位置が分からなくなってしまうので、『消火栓がココにあるよ』というのを目立たせるというのが一つ、あと地下に消火栓を埋設してしまうと、凍結してフタを開けるのに苦労したという事例があるので、地上に残って残っている」
    実は、厚生労働省が定める「消火栓の設置指針」に、
    「寒冷地及び積雪地では、不凍式の地上式消火栓を用いる」とある。
    だから北海道などの寒冷地では地上式消火栓が用いられているのだ。
    日本水道協会 木村俊介 課長補佐
    「北海道は、地上式の消火栓がほとんどなので、目立つというところで多いと感じたのかと」
    調査依頼はこちら↓
    lin.ee/pYvxEEm
    www.hbc.co.jp/news/chousatai/
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КОМЕНТАРІ • 12

  • @mikidayo
    @mikidayo 8 місяців тому +9

    マンホールが消火栓の蓋になってるって初めて知った!

  • @user-tm8xg2yz3x
    @user-tm8xg2yz3x 8 місяців тому +4

    秋田などの豪雪地帯の地上式消火栓は三段構えで高さ2メートル以上あるものも設置されていますよ

  • @user-pp7vl6lu8c
    @user-pp7vl6lu8c Місяць тому

    世田谷の住宅街は消化器が置いてあった

  • @misosiruo
    @misosiruo 8 місяців тому +4

    仙台住みですが、消火栓は地下式です。

  • @saudo6600
    @saudo6600 Місяць тому

    「札幌には表現の自由がない!?」

  • @user-uy3lx5nh3h
    @user-uy3lx5nh3h 8 місяців тому +2

    寒冷地の消火栓は凍らないのかな?
    大きなビルなら消火栓がついている事が多い
    地下のは丸じゃなく四角い蓋も多いと思う

    • @u2usokendo949
      @u2usokendo949 5 місяців тому

      6:11〜
      寒冷地では「不凍式の地上式消火栓」を設置すること(地下設置の場合は不凍措置を施すこと)、とのことですよ。

  • @333redredred
    @333redredred 2 місяці тому

    極めて普通の答えだった。

  • @komucchi
    @komucchi 8 місяців тому +1

    本州以南で米軍から返還された土地には消火栓あるところもある。
    使えるのかどうかは知らないけど。

  • @user-zs3fk1hu8q
    @user-zs3fk1hu8q 8 місяців тому +2

    函館も消火栓多いですよ

  • @user-zq5uc7fy2o
    @user-zq5uc7fy2o 5 місяців тому

    実際に使う機会は無いに限るね

  • @user-kh3mw3fk9f
    @user-kh3mw3fk9f 8 місяців тому +2

    「目に見えて消火栓として道に有る」のが多いか無いかだけ、というオチ。