ネギは枯れず、草だけ枯れる！？ネギ雑草対策の裏技（再アップ版）

ネギの広葉雑草を枯らせる裏技をご紹介します。
必要なお酢と水量の計算方法を概要欄に載せておりますのでご利用ください。
■動画再アップのお詫び
表現が至らず、誤解を招く説明があったり、不足していた情報があったりしたため、一度編集をさせて頂きました。
その関係で、再アップせざるを得なかったため、一時的に見られなくなったり、以前評価ボタンを押して下さった方や、コメントして下さった方々にも、大変失礼な事をしてしまいました。誠に申し訳ございませんでした。
【補足情報】2021/8/14更新
お酢除草は事例が少なく、まだ分かっていない事も多いのが現状です。
情報が分かり次第、こちらに追記させて頂きます。
■効果を実感できなかった場合、考えられる原因
◎雑草に水滴が付いていたり、湿っていて水分量が多いタイミングだった(乾燥気味の方が効くようです)
◎雑草への散布量が足りなかった。
◎使用タイミングが良くなかった。(曇天時、朝、夕方、低温時など)
◎薬剤がつきづらい等、広葉でも効きにくい雑草だった。
などが考えられます。
散布量は、ネギ1反当たり、作条（ネギが植わっている列の幅20-30cmほどの筋状に）で、100-150L必要です。さらに、雑草にできるだけ多めに散布することをおすすめします。
展着剤を入れない場合は1反あたり150L散布を、入れる場合は「アプローチBI」で1反当たり100L散布で、なるべくネギにかかり過ぎないようにするのが良いです。
そのため、通路を含む全面に100-150L散布ですと、量が少なくなってしまいます。
■混用について
「ナブ乳剤」単体の混用は、数回試験しましたが、薬害はほとんど出ませんでした。
（完全に薬害が出ない事を保証するものではございませんので、規定量の範囲内で、まずは小規模でお試しください。）
■ネオシスは酸度が強いため、体に付着しないよう、お気をつけください。
特に、タンクなどに注ぐ際にこぼれやすいため、専用のコックを使用されることをお勧めいたします。
ネオシスをご購入される方、おひとり様1個のみ専用のコックをお付けしております。
希望される方は、ご購入の際に備考欄へ「コック希望」とご記入ください。
■必要なお酢と水量の計算方法
①希釈倍率を求める
【原液のお酢の酸度】÷【目的の酸度】＝【希釈倍率】
②必要なお酢の量を計算する
【散布する液量】÷【①で出した倍率】＝【必要なお酢の量】
③必要な水の量を計算する
【散布する液量】－【②で出したお酢の量】＝【必要な水の量】
（例）
酸度4.2%のお酢を酸度3%にして、100L散布したい時
①希釈倍率を求める
4.2％ ÷ 3％＝1.4倍
②必要なお酢の量を計算する
100 ÷1.4＝約71L・・・必要なお酢の量
③必要な水の量を計算する
100－71＝29L・・・必要な水の量
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■ネギのお酢除草のノウハウについて
「お酢を酸度2.5-3%でネギは枯れずに草だけ枯れる」というノウハウは、2021年6月8日に公証役場で当社が確定日付を頂いています。つまり、公にこのノウハウは6月8日以前には試験・実証していた事となります。
どなたにでも使っていただけるノウハウとしておきたいため、どなたかが特許等でこのノウハウを独占してしまう事を防がせて頂きます。
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ネギ栽培関連のお問い合わせ
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※コメント欄でご質問されようとお考えの視聴者様へ
動画のご視聴ありがとうございます。
誠に申し上げにくいのですが、『ネギ参謀』は、原則有料のネギ栽培専門相談サービスです。
恐れ入りますが、料金をお支払い頂いているお客様のためにも、今後、UA-cam内のご質問に対する回答は、商品、店舗（こいけや）、サービスに関することのみとさせていただきます。
詳細なネギ栽培に関するお問い合わせは、ぜひONLINEネギ参謀をご検討ください。
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なお、こいけやの店頭でのご質問は無料となっております。
ただし、スタッフの出勤状況や接客状況によっては、ご対応が難しいタイミングもございますので、ご希望の場合はメールにて、事前にお問合せ頂ければスムーズかと思います。
メールアドレス：[e-mail]
もしかしたら、私どものお願いを読み、ご気分を害される方もいらっしゃるかもしれません。
大変申し訳ございませんが、何卒ご理解いただければ幸いでございます。
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＜こいけやの店舗情報＞
◇営業時間
8：00～17：00
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毎月1日(5/1を除く)、年末年始
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[@negisanbou]

動画のご視聴ありがとうございます。
動画の感想や、栽培に関するご質問などお気軽にコメント頂ければ嬉しいです。
時間がかかってしまう事があるかもしれませんが、できる限り返信させていただきます。
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[@そぶえまさる]

良いこと聞きました！自分はナブ掛けます。

[@aaaa-p6r5s]

イネ科雑草やねぎだけが枯れない理由は何でしょうか?

[@negisanbou]

ご質問ありがとうございます。
イネ科植物は高濃度の酢酸に強い性質を持っているそうです。
ここからは個人的な見解になるのですが、ネギはロウ質で身体の表面が覆われており、水などをよく弾きます。
そのため、他の雑草よりも酢酸に耐性を持っているのではないかと考えています。
酸度を濃くしていけばイネ科雑草も枯れるものの、ネギにも害が出てしまいます。
ネギは枯れない酸度を探す実験をした結果、3％という結果になりました。

[@鈴木一郎-x9p]

私も試しましたが、4.2％原液でも草は枯れませんでした。
やり方が違うのか、噴霧機ではなくジョウロの方が良いかもしれない😅

[@negisanbou]

4.2％でも草が枯れなかったのですね！
もう読まれているかもしれませんが、概要欄に
『効果を実感できなかった場合、考えられる原因』
を記載しておりますので、ご参照ください。

[@ファーマー瑞穂]

こんにちは
私は九条太りネギを権兵衛で播種しましたが
草が条間に草が生えて困っています
播種苗でも使用出来ますか

[@negisanbou]

コメントありがとうございます！
出芽して2週間くらいの葉ネギ（ハウス内に直まき）で試験したところ、雑草だけ枯れてネギに影響はありませんでした。
しかしながら、成長したネギでも葉先が少し白くなることがあることを考えると、苗への使用は避けていただいた方が良いかと思います。
もし苗に使用する場合は、失敗しても良い範囲でテストされることをお勧めします。

[@butter-natsuko]

貴重なデータありがとうございます。酸度4.2%の普通のお酢原液でネギは枯れますか？酸度3%と刻んでくる理由が知りたいです。無駄なだけなのか、評価してないのか、枯れるのか、理由があると思います。

[@negisanbou]

コメントありがとうございます！
酸度4.2%では、正確には評価できていないというのが正直なところです…。
所感から申しますと「少しネギに葉先枯れが出る恐れがあるため、推奨しづらい」と感じております。
実は、秋頃に埼玉で、食酢の原液(酸度4.2%)で1mほど行った事があります。
その時の気温は昼間で20℃程度で曇りしたので、ネギは全然枯れず、草も少し黄色くなった程度でした。
また、酸度3%で真夏に1mあたりに1L(=作条で1000m(ネギ1反分)あたり1000L)もの量で散布した時は、少しだけ葉先枯れが起こりました。
つまり、「25℃以上の晴天時で酸度4%以上」では、しっかりと試せておりませんし、雑草への効果の比較もできておりません…。
そのため、参考程度にしかなりませんが、以上のことから「4%以上で葉先枯れが起こってしまったら申し訳ないため、推奨はできない」と考えているところです。
明確な回答になっておらず、申し訳ございません…。

[@posttnq1766]

土壌の酸度はどの程度上がるものかが気になります。

[@negisanbou]

コメントありがとうございます。
そうですよね…土壌の酸度は、確かに気になるところかと思います。
お酢での試験ではありませんが、木酢液での試験事例がありました。
木酢液（酸度約3%）の25倍希釈液を、2000分の1aあたりに2.56L潅注したところ、土壌pHが1.1下がり、10日後には元のpHに戻ったという結果でした。
(単純換算で、酸度0.12%液を10aあたりに約5万Lほど潅注
≒酸度3%の木酢液を10aあたり2000L分潅注)
この試験での酸度と希釈倍率を、酸度15%のお酢で置き換えますと、
酸度15%のお酢を5倍希釈液(＝酸度3%)で10aに2000L潅注すれば、pHが1.1下がり、10日後には元に戻る、というように置き換えられます。
当然ながら、潅注水量が試験より少ないとは言いましても、試験よりも25倍ほど濃い酸度となりますので、土の表面のpHはもっと下がる事が推測されます。
しかしながら、通常ではありえないほどの量での試験でもその程度ですので、10aあたり100-200L程度の散布でしたら、土壌自体の酸度にはそれほど影響を及ぼさないのではないかと考えております。

[@野菜之星]

お疲れ様です。
氷酢酸を３３倍希釈で、遊休農地に利用できますか？
薬局で500ml９００円前後で入手が出来ます。

[@negisanbou]

氷酢酸の遊休農地への利用については、大丈夫かと思います。
調べて見たところ、特に「農地に使用してはならない」とされる文献は見当たりませんでした。
ただし、通常の食用酢とは違い「特定防除資材」としてではなく、「雑貨」扱いかと思われます。
確実な情報は見当たりませんでしたので、参考程度にして頂ければと思います。申し訳ありません…。
効果に関しましては、確かに、33倍で希釈すれば、酸度3%になりますので、同等の除草効果を発揮するのかとは思います。
ただし、遊休農地の雑草を枯らすのには、1aあたりで希釈液を50Lほど散布する必要があるかと思います。
酸度3%での除草は、作条散布(＝筋状散布)で10aあたり100-150L必要です。そして、晴天時25℃以上の時に散布して、広葉雑草のみが少し枯れるくらいですので、遊休農地の除草効果としては微妙かもしれません…。

[@野菜之星]

お疲れ様です。ネオシスの入手方法をご教授お願いします。
小生、グンマーです。宜しくお願い致します

[@negisanbou]

ネオシスをご購入いただく方法は、2通りあります。
１つは、「ネギ参謀オンラインショップ」という、弊社のネットショップにてご購入いただく方法となります。
その場合、↓こちらからご決済いただき、郵送で、送料がかかります。
negisanbou.shop-pro.jp/?pid=162248368
もう一つは、「農家の専門店こいけや」にご来店いただいてご購入いただく形となります。
(住所：埼玉県深谷市菅沼91-2)
群馬県でしたら、比較的近いかと思われますが、場所にもよりますし、ご足労おかけする形となります…。
ぜひ、ご検討いただけましたら、幸いです！

[@野菜之星]

@@negisanbou 殿　有難う御座います。
免疫疾患なので、有機対応農薬で栽培しています。

[@渡邉義夫-g9q]

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