クリスタルボウルのピッチの違い

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  • Опубліковано 19 кві 2024
  • 【クリスタルボウルのピッチの違い】
    クリスタルボウルは「完成するまでどんな音になるか分からない」という特性(欠点)があるので、すべてのボウルがまったく同じ音色ではありません。
    同じ「D」の音階として販売されているボウルでも、少し高めの「D」に聞こえるものや、少し低めの「D」に聞こえるものなど、ひとつずつ微妙に「ピッチ(音高)」が異なっています。
    でも、同じ音階として販売されているのに音が違っていたら楽器としては使用しづらいですよね。
    そのため、「セント」という単位を用いてピッチの高低を数値の+−で表しています。
    半音(DとD#、EとFのようにピアノの鍵盤で隣り合わせの音)の間には「100セント」の差があります。
    「D +-0」から100セント上がる(D +100)と「D# +-0」という音になり、「D# +-0」から100セント下がる(D# -100)と「D +-0」の音になります。
    「D +50」と「D# -50」は同じ音で、どちらの表記にするのかはメーカーの好みです。
    「D +10」と「D +15」はピッチの差が5セントなのでほぼ同じ音に聞こえますが、「D +45」と「D -45」だとピッチの差が半音近い90セントもあるため、(同じDという音階で販売されていても)鳴らし比べたときには違う音階のように聞こえます。
    クリスタルボウルで和音を作りたいときは(音階の組み合わせだけでなく)ピッチの数値を似たもの同士にするとキレイな和音になりやすいです。できるだけ試聴して、ゆっくりと探してみましょう。

    対面レッスンではほかにも細かな点を多数お伝えしています。お気軽にご参加くださいませ🌝

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    🍄おまけの話
    ピッチのズレは「複数のクリスタルボウルで和音を作りたいとき」には重要な要素ですが、反対に言えば「単音しか鳴らさない(ひとつのボウルしか使わない)」のなら、それほど気にしないでもよい要素です。
    白くて大きなフロステッドボウルの時代は単音ずつ鳴らす奏法が主流だったこともあり、フロステッドボウルにはピッチの数値が書かれていないものも多くありました。
    ボウル選びは本当に奥深くて難しい世界ですが、悩んだ先にはきっと美しいハーモニーがあるはずです。
    答えはありません。それぞれの感性で、それぞれの美しさを選んでみましょう✨

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