SIP4Dによる災害情報の広域共有 ~効果的な災害情報の利活用のために~ 伊勢正(防災情報研究部門)

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  • Опубліковано 17 лис 2024
  • 防災科学技術研究所では、様々な機関が保有している災害情報システムを連接し、それぞれの有する災害情報を相互に利活用するための情報共有プラットフォーム・SIP4D(エス・アイ・ピー・フォー・ディー:基盤的防災情報流通ネットワーク)の研究開発を行っています。2020年11月現在、府省庁や都道府県など、多くの防災関係機関が有するシステムとSIP4Dの連接を進めている段階ですが、効果的に災害情報を利活用し、様々な防災関係機関が一丸となって災害対応にあたるためには、単にシステムを連接し、データの授受が可能となるだけではなく、これまで各機関が独自に決定してきた情報項目や情報属性について、標準化を図ることが重要であると、私たちは考えています。
    本発表では、熊本地震での情報共有を事例として、既存の災害情報システムの問題点および災害情報の広域連携の重要性について説明します。さらに、単なるシステムの連接でなく、広域に災害情報を利活用するために、取り組むべき課題について言及します。
    国立研究開発法人  防災科学技術研究所
    www.bosai.go.jp
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