公然たる進軍(Der offene Aufmarsch)【和訳カタカナ付き】
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- Опубліковано 29 січ 2022
- モインモイン!
ひっさしぶりの東ドイツ枠です。リクエストありがとうございます。
〈曲について〉
以前アップした「秘密の配備」( • 秘密の配備[1933年版](Der heim... )の東ドイツ版(の一つ)です。
1957年に作詞されたもので、東側諸国から西側諸国を見た楽曲となっています。
秘密の配備と歌詞が対比されたようになっているところもあり、比べながら聞いても面白いかもしれません。
〈訳について〉
・NATO
北大西洋条約機構です。冷戦当時はワルシャワ条約機構(WTO)と対峙しました。
・Ihr Heer steht bereit für die Aggression Gegen dich und die Sowjetunion
− 彼らの軍隊は 攻撃の準備は整えた その矛先は君とソ連に向けられている
「その矛先は」は意訳です。
・Das eh die Verbrecher, Verbrechen beginnen Das Volk ihre Waffe zerbricht
− 犯罪者どもが犯罪行為を始める前に 人民は彼らの武器を破壊する
この部分ですが、"Das sind die Verbrecher"という歌詞を掲載しているサイトが散見されますけれども、こちらが正しいと思われます。ehはeheと同じで、〜の前にという意味です。
・Dann wird in der Welt immer Frieden sein
− さすれば世界には永遠の平和が訪れよう
immerをどう訳すかですが、常に平和になるというような意味ですので、永遠の平和と意訳しました。
・Sie schreien nach neuen Raketen
− 彼らは新たなミサイルを求めて叫んでいるのだ
nach 3格 schreienで「3格を求めて叫ぶ」です。
・Vom Rhein wird mit Abschreckungslärm gedroht Mit Superwaffen, Neutronen und Tod
− ライン川から、威嚇の騒音と、超兵器、中性子そして死によって脅かされる
ライン川はドイツを流れる川です。西ドイツの首都だったボンもライン川沿いにあります。また、中性子というのは中性子爆弾のことかと思われます。中性子爆弾は核兵器の一種で、中性子線の割合を高めることで生物の殺傷力を向上させてた爆弾です。謎なのは、この爆弾が考案されたのは1958年であり、初めての実験は1963年だったということです。この曲は1957年に作詞されたとされていますが、もしかするとこの情報は誤りなのかもしれません。
・Es rüstet die schwärzeste Reaktion
− 最悪の対応を準備しているのだ
schwarz(シュヴァルツ)は「黒」という形容詞で、schwärzestで「最も黒い」となります。ドイツ語で黒は「違法な」「悪い」などという意味で使われることから、「最悪」と訳しました。
歌詞が変わっても残るソヴィエトユニオンほんと好き
秘密から公然になるの好き
現代の社会主義国と反西側の国々に対してもこの歌詞は充分通用する。米帝と西側諸国の侵略的本性は永遠に変わらない。
元となった曲も好きですがこれはこれで当時の情勢を表していて力強くて好きです
今になってこの歌詞がすげぇ分かる()
この力強い曲調で団結の意思が物凄く伝わる
この軍歌を愛しています!
ありがとうございます!
この時代に戻らないように志願しています!
社会主義なのに神聖とは
冷戦期のプロパガンダ曲はだいたい
0:28
この曲テンポが割と速いのとサビがかっこよくて好き
"彼らは利益のためならなんでもする"
スポティファイにエーリヒ・ヴァイネルトアンサンブルの公式アカウントあったの笑った
サビがマジでで最高
かっこ良すぎる。
そのうちにまた現代風にリメイクされそうな気もするが。
幹部「社会主義!団結せよ!闘え!」
昭和アニメの主題歌みたいなテンポだな。 これ自然に日本語吹き替えできるんじゃないか?