帯広“歴史的”半日で120cm・被災地でも雪 今季“最強&最長”寒波が列島に【報道ステーション】(2025年2月4日)

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  • Опубліковано 8 лют 2025
  • 今季、最強で最長の寒波は、各地で猛威を振るっています。5日、6日にかけては、さらに積雪が急増するところもあり、厳重な警戒が必要です。
    北海道・帯広市では、12時間に120センチもの雪が降り、全国の統計史上最大を記録しました。
    帯広市民
    「朝の段階では、車は駐車場から出せない状態。住民もみんな、あきらめて除雪にも出ていなかった。今年は、本当に全く降らなくて、こんな年あるんだってくらい降らなかったのが、その分、全部1日でまとめて来たようなイメージ。こんなに降るの初めてだし、見たこともないし、さすがに腰より上、胸のあたりまで雪が積もるっていうのは…」
    埼玉県から北海道帯広市に移住して4年。初めて本格的な雪と対峙したという男性。こんな状況では、仕事に行くこともできず、会社も休みになったそうです。
    埼玉から移住して4年 齋藤一馬さん
    「見たことない景色だったので、とにかく驚きでした。気温が下がったら、今度は、道路が凍結するので、スリップ事故とか起きそうな気がするので、気を付けたい」
    雪は、日付が変わったころから、急激に強さを増しました。
    駐車場に止まっていた車は、すっぽりと覆われ、大きな“白い塊”と化しています。
    車は至る所で立ち往生。長時間の通行止めも発生しました。
    ドライバー
    「8時間くらい(待っていた)。苫小牧まわって、日高でも4時間くらい待った」
    帯広市によりますと、除雪車は250台以上が稼働。夜にも除雪は行うそうですが、あまりの雪の多さに歯が立たない状況です。
    北海道は4日午前8時45分、災害対策本部を設置しました。
    雪害対策連絡会議
    「北海道としても過去に例をみないような記録的な大雪となっている。大雪による交通障害、孤立集落、停電などが発生して、道民の生命にかかわることも想定される」
    政府も、災害発生時に対応にあたる自衛隊の部隊『ファスト・フォース』を24時間待機させ、状況を注視するとしています。
    実は、この北海道の雪、今季、最強の寒波が原因ではありません。
    九州などに大雪の目安となるマイナス12度の寒気がかかっていますが、3日から4日朝にかけて北海道には、まだ大雪をもたらす寒気は入っていません。
    今季、最強にして最長の寒波。ピークを迎えるのはこれからです。
    新潟県内では、上越・中越を中心に雪が降り、『高田城址公園』では、4000本の桜の木が雪に覆われました。日本三大夜桜の一つにも数えられ、春には、多くの花見客が訪れるスポットだけに、桜の管理をする『桜守』も対応に追われています。
    高田城址公園『桜守』 小山秀さん
    「(Q.雪を落とさないとどうなる)枝が折れてしまうんですよ。何カ月かしたら満開なので、せっかくここまできたのにね。花の数が(枝が)折れると、それだけ少なくなるので」
    年が明け、徐々に大きくなり始めたつぼみを早めの雪下ろしで守ります。それでも、ここまでは豪雪地帯の桜守にとって、いわば恒例行事。しかし、今年の雪は、勝手が違うといいます。
    高田城址公園『桜守』 小山秀さん
    「昔は、もっとサラサラ雪だったんですよ。温暖化のせいなのかわからないが、湿った雪になっている。降れば降るほど、重たい雪になっていくみたいな。1週間くらい続く予報なので、どれだけ折れてしまうか心配しています」
    午前10時過ぎ、石川・小松市では、大粒の重たそうな雪が舞い始めます。
    ネクスコ中日本などによりますと、福井県内の北陸自動車道で、午後6時から予防的通行止めを実施。並行して走る国道8号も、予防的通行止めとなりました。
    4日からJPCZ=日本海寒帯気団収束帯がかかりはじめた石川・能登地方。
    震災のときは、タンクローリーが来れず、販売ができなかったというガソリンスタンドでは、燃料の在庫を満タンにして、大雪に備えます。
    店主
    「大雪が降ることで、お客さまに迷惑をかけられないので、常時、満タンに震災後はしている」
    普段、降らない場所での雪。事故が相次ぎました。
    佐賀県内では、取材中のスタッフが偶然、事故現場に遭遇。路面凍結による車のスリップでした。
    福岡県久留米市では、水道管や蛇口が凍結しないよう、タオルを巻いた上にビニールをかぶせるなどの防寒対策を呼びかけました。久留米市の周辺では、今から9年前、寒波に襲われた際、水道管が損傷して、多くの家で、長期間、水道が使えなくなることがありました。
    福岡の特産品の一つ、イチゴ。農園では“最長寒波”に心配は尽きません。
    うるう農園 古賀智樹さん
    「春の生き物ですから、寒さを与えすぎると、休眠してからイチゴがならなくなる」
    農業用ハウスの中は、通常、イチゴの生育に適した24度に設定しています。ただ、いまは燃料費の高騰で最低限の18度。来月出荷のピークを迎える予定ですが、膨らんだ経費が大きくのしかかります。
    うるう農園 古賀智樹さん
    「この1週間で、(燃料代)150万円ほどは多くなるのではないか。暖房をたく重油代を考えると頭が痛い」
    [テレ朝news] news.tv-asahi....

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