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とても前向きな良い感想ですね!
自分がウルトラに絡めて言いたいけどどう言ったらいいか分からなかったことを全部言ってくださってて妙に腑に落ちました( ̄▽ ̄;)特に、「怪獣が出てきた日」については言及されていた方も何人か居たのに、まさに『デウスエクスマキナ』そのものに言及した魔デウスの回には触れられてなくて寂しかったのですが、同じことを連想されていた方がいたのがなんとなく嬉しかったです(笑)
切通さんの言う通り、笑うのは観客の自由であって笑わせてますを提示されるとこっちは素になっちゃいますよね。これ面白いでしょ?これ今風でしょ?これ考えさせられるでしょ?これエモいでしょ?こういうの好きでしょ?って聞かれまくれば誰でも嫌になるかなと。今回否定意見が多く出てるのはこの部分の作り手と観客のズレなんじゃないかなーって思いました。自分は無理でした。
切通理作さんのウルトラマンの考察本買いました。深い考察をされる方です。自分は、公開日に「あとしまつ」観ました。理作さんの考察聴けてよかったです。またお願いします。
あの下ネタギャグの数々を面白いと思って作ってる製作者の感覚はやはり問題ありだと思います。切通理作さんのおっしゃる通り小劇場で監督の(現代の感覚からズレた)信者だけを集めて上演するのであれば何も問題は無かったのだと思いました。
知識さえあればどんな内容でも裏を読んでそれなりに楽しめるんだなと感じました。自分には無理です
チャンネルくららから来ました。これからもよろしくお願いします。
下北沢演劇と知ってたら、見に行かなかった。しかし、公開初日に観てムーブメントに巻き込まれたのは、ある意味いい経験だったかな?それくらいかな。
監督の三木聡氏がそもそもシティボーイズの舞台でずーっと脚本、演出してたコメディ畑の方なのでまあ、多分舞台の方が面白くなったのかも知れません。とは言え、時効警察なんかも監督されてるんですが、あまり映像演出は上手とは言えないかな?と。監督・脚本「三木聡」って段で察しろ、とも思うんですが、それもまた作り手側の傲慢さかも知れません。
題名みてもわかる通りただ怪獣の死体の駆除の映画だってわかるはず。キャラクターの見た目もアニメっぽい感じだしシン・ゴジラ的にはやらないだろうなとひと目でわかる。ただ面白そうだと興味は引かれなかったな
いま風刺するなら…っぽい人「怪獣が邪魔と言ってる奴、みんなバカです」ホリエモンっぽい人「怪獣とか知らん。それより経済を回せ」っぽい人「怪獣は単なる動物」
で、岡田っぽい人がそれらの発言をメタに分析して笑いものにするとw
うまい風刺ですね笑現代の"文化人"の特徴をうまく捉えられてますね。
怪獣特撮を語るにおいて、切通さんほど適した文化人はいらっしゃらないですよ。
キャスト見ても判る通り、(オダギリジョーを含めて)いつもの三木聡監督の映画でしたよ(^-^)
「地球はウルトラマンの星」やウルトラ特撮各巻で切通先生のコラムに楽しませていただいてる者です。ボクもこの映画既に観てそれなりに不満に思った派なんですが、ボロクソに叩くだけの、今このUA-camに溢れてる再生数狙いの便乗としか思えない批評動画にウンザリしていました。こんなにも的を得た、鋭い洞察を含む感想は他に無いですよ。さすが切通先生。気分がスッキリしました。
切通さんが仰る小劇場は一部の劇団であって、それを一般化され括られることには強く抵抗があります。それ以外は、UA-camで見たあまたの批評の中で一番納得できます。
『怪獣映画のあとしまつ』と読み変えたらば、どうだろう…?🤔
「おともだちがでている小劇場の芝居」を騙して見せちゃいかんでしょw騙された人間は激怒するし、だから今の惨状になっているわけでwww
とても詳しく説明して下さり参考になりました。先日映画を観てきたのですが山田涼介さんの素敵な顔を見て2時間本当に楽しめました。また、観に行きたいと考えています❗オススメです😃
この映画って、怪獣映画や特撮物にすごく詳しい人の方が評価が高いですね。普段怪獣映画はあまり見ないけど特別な作品だけ見ようっていうスタンスの人が大激怒してるみたいな気がします。
えっ?実は今になってこの映画のことを知って、動画をハシゴしているけど特撮&怪獣方面では酷評の嵐だったぞ。というよりある程度でも擁護しているのは映画業界に関わった事のある人からばかり。チケットを自腹切った人からは怒りの感想すら出ていたので、造り手の感覚が観客と大いに異なっていた、救いようのないものだったのでしょうね。
ルネ岩田さんの感想はなるほど!と思いましたよ。
シン・ゴジラとシン・ウルトラマンをつなぐ物語じゃないかというのは思ったお迎えでごんすはスパイダーでしょ?
無駄遣いはそれ自体笑えるならいいけど、無駄が無駄なままおまったんじゃあ、それはただのごみでは?w
怪獣ではなく、電話機の下の小座布団のあとしまつ、あるいはアタックオブキラートマトのあとしまつで映画を作ればダマサレタ感は沸き上がらなかったと思います。東日本大震災を踏まえて、シンゴジラでは官僚政治家自衛隊が理想的に行動するのを見せられた後なので、おちゃらけてんじゃねえよ、お金返してよとイラッとしました。
この映画は一種のノスタルジーじゃないでしょうか最初にこの映画、2本目にシンウルトラマン、東映まんがまつりと思えば、これは庵野氏の作戦ですヨ。
この映画を最初に観た時の感想としては、『悪ふざけの軽いナンセンスコメディー』だと思えましたが、どうしてどうして、実に真剣にふざけている、リアリティーに満ちた深い映画だと感じています。確かにシンゴジラは面白かった。だけど、内容のリアリティーに関しては、ある意味、この映画の方が、現実の人間社会をリアルに描いた作品のように思えます。私の勝手な思い込みかもしれませんが、この映画のメインテーマは、『退治された怪獣をどう後始末するか?』ではなく、災害や伝染病蔓延の際、自分の立場や欲を優先し、一向に物事を進められないどうしょうもなく醜い登場人物たちの『グダグダな対応』を表現したかったのではないのかと。そのためにも、登場人物の『空気を読めない、くだらない滑りギャグ』の連発は、必要不可欠だったのではとも考えます。劇中の政府の対応や日常会話の一つ一つが、コロナ禍の政府与党のグダグダと変わらない印象を受けています。役に立たないアベノマスク騒動、犬を抱いた総理の「家に帰ろう」動画、若者に媚びた「ガースーで〜す。」動画、コロナ禍の真っ最中の唐突な政権放棄、緊急事態なのになかなか開かない国会、国民不在な総裁選挙、オリンピック直前までのゴタゴタと開催中の弁当発注廃棄問題、政治家によるパーティーや食事会問題、連日報道された失言や問題発言とその撤回謝罪記者会見など、現実の政権のグダグダは、この映画の政府と何ら変わらない印象を受けます。多くの特撮ファンの中には、『不倫要素はいらない』『恋愛要素はいらない』『ふざけたセリフはいらない』『下ネタもいらない』『あの唐突なエンディングに納得がいかない。』『怪獣の後始末に特化したシリアスな映画のほうがいい』『そもそも、ふせえりと岩松了が邪魔だ。』などという意見が多いようですが、私はそう思いません。不倫要素も恋愛要素も、意味のないふざけたセリフも、下品にもほどがある下ネタも、三木監督の演出の特徴でもあるスベりギャグ連発も、あの唐突なエンディングも、すべてこの作品にとって必要不可欠なファクターだと考えています。政治家だけでなく、劇中のヒロインも、同様に欲にまみれた人間でした。恋人が突然いなくなった2年の間に、出世した同僚と結婚し、セレブな生活を手にする。しかし、再び現れた元恋人との不倫を画策。唐突に主人公が変身し、怪獣を宇宙に持ち去るラストシーンを見て、多くの観客は『だったら最初から変身して、宇宙の彼方に持っていけば良かったのに。』と口々に言っていますが、主人公はあくまでも地球人の補助に徹して、ラストギリギリまで地球人を信じ、地球人が力を合わせて解決することを願っていたのだと思います。しかし、怪獣の体に登り、自らを犠牲にし事態を収めようとしているその時に、唐突に爆撃を受け落下。ついに呆れ返った主人公は、近づいてこようとするヒロインを右手で制し、「もういいんだ」とばかりに、『希望』もろとも宇宙に去って地球には二度と戻らぬことを決めたという、『地球との決別シーン』だったのではないのかと推測しました。私は、この映画を観た、特撮映画や怪獣の特別なファン以外のごく一般の映画ファンの批評を多数見ました。彼ら彼女らの中では、それほど評判が悪くないようです。その中には、あの予告を観て「これはコメディー要素がある」と最初から気づいた方もいますし、それとは別に、予告に含まれたジワジワとした『おふざけ感』に気づかずに、「シンゴジラのような真面目な特撮映画だ」と思い込んで観に行った方の批評もありましたが、観はじめてから途中でコメディー映画だなと気付き、『なるほど。こっち系の映画なのか。』と気持ちを入れ替えたら、『意外なほど、普通に面白かった』という感想をお持ちになった方もかなりいることを最近知りました。先日、別の映画批評チャンネルに私が書いたコメントにも、このような返信が届きました。iriking1 時間前私も勘違いして観に行った一人ですが、楽しめました 笑いの好みは人それぞれ。映画の好みも人それぞれ。答えは常にひとつではないのではないでしょうか。この映画を観て、『予告に騙された』『観たい映画ではない』『ふざけすぎ』と憤慨している特撮マニアや怪獣ファンにとって、この映画は『クソ映画』かもしれませんが、私的には、この作品は十分楽しめましたし、かなり面白かったと評価しています。ある意味、ご都合主義のシンゴジラよりも大好きですし、実は深い映画だと思っています。この映画を本当に『クソ映画』だと酷評しているのは、『ごく一部の特撮マニアや怪獣ファンだけ』だと思っています。最後に、ほとんどの映画批評チャンネルの主は、実際に鑑賞した作品の批評レビューを動画で公開していますが、批判している方の中のかなり多い割合で、自分は観ていないのに観た方の批判を元に『便乗批判』している方が多いという、悪い傾向にあります。ニュース記事のコメント欄やUA-cam動画を参考に、映画を全く観てもいないのに『便乗批判する』ということは、食べ物を一口も食べてもいないのに食べログやSNSの評価を参考にバッシングすることや、音楽を一度も聴いてもいないのにAmazonのカスタマーレビューを参考に酷評を書き込むのと同じことです。そんなことが許されるわけがありませんよね。さらに、多くの『ピントの外れた、いい加減な批判』のせいで、劇場でしっかり鑑賞した方が『面白かった』と、堂々とアピール出来ない状況はおかしな事だと思います。批評する場合には最低限、自分の目で観て、耳で聴いて、自分の口で味わってこそ、各々が批評する権利があると考えられます。
結論を先に言って欲しい
私は、最後の「ご武運を」で救われた気がしました。あの言葉は、すべての人達に向けて言った言葉ではないかと思いました。世の中色々あるけど頑張ろう!みんなドンマイ!と受け止めました。この作品は、メッセージ色のある社会風刺映画だと思いました。何せ怪獣の名前が「希望」なのですからwww
まさに金と時間の無駄、
とても前向きな良い感想ですね!
自分がウルトラに絡めて言いたいけどどう言ったらいいか分からなかったことを全部言ってくださってて妙に腑に落ちました( ̄▽ ̄;)
特に、「怪獣が出てきた日」については言及されていた方も何人か居たのに、まさに『デウスエクスマキナ』そのものに言及した魔デウスの回には触れられてなくて寂しかったのですが、同じことを連想されていた方がいたのがなんとなく嬉しかったです(笑)
切通さんの言う通り、笑うのは観客の自由であって笑わせてますを提示されるとこっちは素になっちゃいますよね。
これ面白いでしょ?これ今風でしょ?これ考えさせられるでしょ?これエモいでしょ?こういうの好きでしょ?って聞かれまくれば誰でも嫌になるかなと。
今回否定意見が多く出てるのはこの部分の作り手と観客のズレなんじゃないかなーって思いました。自分は無理でした。
切通理作さんのウルトラマンの考察本買いました。
深い考察をされる方です。
自分は、公開日に「あとしまつ」観ました。
理作さんの考察聴けてよかったです。
またお願いします。
あの下ネタギャグの数々を面白いと思って作ってる製作者の感覚はやはり問題ありだと思います。
切通理作さんのおっしゃる通り小劇場で監督の(現代の感覚からズレた)信者だけを集めて上演するのであれば
何も問題は無かったのだと思いました。
知識さえあればどんな内容でも裏を読んでそれなりに楽しめるんだなと感じました。自分には無理です
チャンネルくららから来ました。これからもよろしくお願いします。
下北沢演劇と知ってたら、見に行かなかった。しかし、公開初日に観てムーブメントに巻き込まれたのは、ある意味いい経験だったかな?それくらいかな。
監督の三木聡氏がそもそもシティボーイズの舞台でずーっと脚本、演出してたコメディ畑の方なのでまあ、多分舞台の方が面白くなったのかも知れません。
とは言え、時効警察なんかも監督されてるんですが、あまり映像演出は上手とは言えないかな?と。
監督・脚本「三木聡」って段で察しろ、とも思うんですが、それもまた作り手側の傲慢さかも知れません。
題名みてもわかる通りただ怪獣の死体の駆除の映画だってわかるはず。
キャラクターの見た目もアニメっぽい感じだしシン・ゴジラ的にはやらないだろうなとひと目でわかる。
ただ面白そうだと興味は引かれなかったな
いま風刺するなら…
っぽい人「怪獣が邪魔と言ってる奴、みんなバカです」
ホリエモンっぽい人「怪獣とか知らん。それより経済を回せ」
っぽい人「怪獣は単なる動物」
で、岡田っぽい人がそれらの発言をメタに分析して笑いものにするとw
うまい風刺ですね笑
現代の"文化人"の特徴をうまく捉えられてますね。
怪獣特撮を語るにおいて、切通さんほど適した文化人はいらっしゃらないですよ。
キャスト見ても判る通り、(オダギリジョーを含めて)いつもの三木聡監督の映画でしたよ(^-^)
「地球はウルトラマンの星」やウルトラ特撮各巻で切通先生のコラムに楽しませていただいてる者です。
ボクもこの映画既に観てそれなりに不満に思った派なんですが、ボロクソに叩くだけの、今このUA-camに溢れてる再生数狙いの便乗としか思えない批評動画にウンザリしていました。こんなにも的を得た、鋭い洞察を含む感想は他に無いですよ。さすが切通先生。気分がスッキリしました。
切通さんが仰る小劇場は一部の劇団であって、それを一般化され括られることには強く抵抗があります。
それ以外は、UA-camで見たあまたの批評の中で一番納得できます。
『怪獣映画のあとしまつ』と読み変えたらば、どうだろう…?🤔
「おともだちがでている小劇場の芝居」を騙して見せちゃいかんでしょw
騙された人間は激怒するし、だから今の惨状になっているわけでwww
とても詳しく説明して下さり参考になりました。先日映画を観てきたのですが山田涼介さんの素敵な顔を見て2時間本当に楽しめました。また、観に行きたいと考えています❗オススメです😃
この映画って、怪獣映画や特撮物にすごく詳しい人の方が評価が高いですね。
普段怪獣映画はあまり見ないけど特別な作品だけ見ようっていうスタンスの人が大激怒してるみたいな気がします。
えっ?実は今になってこの映画のことを知って、動画をハシゴしているけど特撮&怪獣方面では酷評の嵐だったぞ。
というよりある程度でも擁護しているのは映画業界に関わった事のある人からばかり。チケットを自腹切った人からは怒りの感想すら出ていたので、造り手の感覚が観客と大いに異なっていた、救いようのないものだったのでしょうね。
ルネ岩田さんの感想はなるほど!と思いましたよ。
シン・ゴジラとシン・ウルトラマンをつなぐ物語じゃないかというのは思った
お迎えでごんすはスパイダーでしょ?
無駄遣いはそれ自体笑えるならいいけど、無駄が無駄なままおまったんじゃあ、それはただのごみでは?w
怪獣ではなく、電話機の下の小座布団のあとしまつ、あるいはアタックオブキラートマトのあとしまつで
映画を作ればダマサレタ感は沸き上がらなかったと思います。
東日本大震災を踏まえて、シンゴジラでは官僚政治家自衛隊が理想的に行動するのを見せられた後なので、
おちゃらけてんじゃねえよ、お金返してよとイラッとしました。
この映画は一種のノスタルジーじゃないでしょうか最初にこの映画、2本目にシンウルトラマン、東映まんがまつりと思えば、これは庵野氏の作戦ですヨ。
この映画を最初に観た時の感想としては、『悪ふざけの軽いナンセンスコメディー』だと思えましたが、どうしてどうして、実に真剣にふざけている、リアリティーに満ちた深い映画だと感じています。
確かにシンゴジラは面白かった。だけど、内容のリアリティーに関しては、ある意味、この映画の方が、現実の人間社会をリアルに描いた作品のように思えます。
私の勝手な思い込みかもしれませんが、この映画のメインテーマは、『退治された怪獣をどう後始末するか?』ではなく、災害や伝染病蔓延の際、自分の立場や欲を優先し、一向に物事を進められないどうしょうもなく醜い登場人物たちの『グダグダな対応』を表現したかったのではないのかと。そのためにも、登場人物の『空気を読めない、くだらない滑りギャグ』の連発は、必要不可欠だったのではとも考えます。
劇中の政府の対応や日常会話の一つ一つが、コロナ禍の政府与党のグダグダと変わらない印象を受けています。
役に立たないアベノマスク騒動、犬を抱いた総理の「家に帰ろう」動画、若者に媚びた「ガースーで〜す。」動画、コロナ禍の真っ最中の唐突な政権放棄、緊急事態なのになかなか開かない国会、国民不在な総裁選挙、オリンピック直前までのゴタゴタと開催中の弁当発注廃棄問題、政治家によるパーティーや食事会問題、連日報道された失言や問題発言とその撤回謝罪記者会見など、現実の政権のグダグダは、この映画の政府と何ら変わらない印象を受けます。
多くの特撮ファンの中には、『不倫要素はいらない』『恋愛要素はいらない』『ふざけたセリフはいらない』『下ネタもいらない』『あの唐突なエンディングに納得がいかない。』『怪獣の後始末に特化したシリアスな映画のほうがいい』『そもそも、ふせえりと岩松了が邪魔だ。』などという意見が多いようですが、私はそう思いません。
不倫要素も恋愛要素も、意味のないふざけたセリフも、下品にもほどがある下ネタも、三木監督の演出の特徴でもあるスベりギャグ連発も、あの唐突なエンディングも、すべてこの作品にとって必要不可欠なファクターだと考えています。
政治家だけでなく、劇中のヒロインも、同様に欲にまみれた人間でした。恋人が突然いなくなった2年の間に、出世した同僚と結婚し、セレブな生活を手にする。しかし、再び現れた元恋人との不倫を画策。
唐突に主人公が変身し、怪獣を宇宙に持ち去るラストシーンを見て、多くの観客は『だったら最初から変身して、宇宙の彼方に持っていけば良かったのに。』と口々に言っていますが、主人公はあくまでも地球人の補助に徹して、ラストギリギリまで地球人を信じ、地球人が力を合わせて解決することを願っていたのだと思います。
しかし、怪獣の体に登り、自らを犠牲にし事態を収めようとしているその時に、唐突に爆撃を受け落下。
ついに呆れ返った主人公は、近づいてこようとするヒロインを右手で制し、「もういいんだ」とばかりに、『希望』もろとも宇宙に去って地球には二度と戻らぬことを決めたという、『地球との決別シーン』だったのではないのかと推測しました。
私は、この映画を観た、特撮映画や怪獣の特別なファン以外のごく一般の映画ファンの批評を多数見ました。彼ら彼女らの中では、それほど評判が悪くないようです。
その中には、あの予告を観て「これはコメディー要素がある」と最初から気づいた方もいますし、それとは別に、予告に含まれたジワジワとした『おふざけ感』に気づかずに、「シンゴジラのような真面目な特撮映画だ」と思い込んで観に行った方の批評もありましたが、観はじめてから途中でコメディー映画だなと気付き、『なるほど。こっち系の映画なのか。』と気持ちを入れ替えたら、『意外なほど、普通に面白かった』という感想をお持ちになった方もかなりいることを最近知りました。
先日、別の映画批評チャンネルに私が書いたコメントにも、このような返信が届きました。
iriking
1 時間前
私も勘違いして観に行った一人ですが、楽しめました
笑いの好みは人それぞれ。映画の好みも人それぞれ。
答えは常にひとつではないのではないでしょうか。
この映画を観て、『予告に騙された』『観たい映画ではない』『ふざけすぎ』と憤慨している特撮マニアや怪獣ファンにとって、この映画は『クソ映画』かもしれませんが、私的には、この作品は十分楽しめましたし、かなり面白かったと評価しています。
ある意味、ご都合主義のシンゴジラよりも大好きですし、実は深い映画だと思っています。
この映画を本当に『クソ映画』だと酷評しているのは、『ごく一部の特撮マニアや怪獣ファンだけ』だと思っています。
最後に、
ほとんどの映画批評チャンネルの主は、実際に鑑賞した作品の批評レビューを動画で公開していますが、批判している方の中のかなり多い割合で、自分は観ていないのに観た方の批判を元に『便乗批判』している方が多いという、悪い傾向にあります。
ニュース記事のコメント欄やUA-cam動画を参考に、映画を全く観てもいないのに『便乗批判する』ということは、食べ物を一口も食べてもいないのに食べログやSNSの評価を参考にバッシングすることや、音楽を一度も聴いてもいないのにAmazonのカスタマーレビューを参考に酷評を書き込むのと同じことです。
そんなことが許されるわけがありませんよね。
さらに、多くの『ピントの外れた、いい加減な批判』のせいで、劇場でしっかり鑑賞した方が『面白かった』と、堂々とアピール出来ない状況はおかしな事だと思います。
批評する場合には最低限、自分の目で観て、耳で聴いて、自分の口で味わってこそ、各々が批評する権利があると考えられます。
結論を先に言って欲しい
私は、最後の「ご武運を」で救われた気がしました。あの言葉は、すべての人達に向けて言った言葉ではないかと思いました。世の中色々あるけど頑張ろう!みんなドンマイ!と受け止めました。この作品は、メッセージ色のある社会風刺映画だと思いました。何せ怪獣の名前が「希望」なのですからwww
まさに金と時間の無駄、
この映画は一種のノスタルジーじゃないでしょうか最初にこの映画、2本目にシンウルトラマン、東映まんがまつりと思えば、これは庵野氏の作戦ですヨ。