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今回は少しちがった感じで生き物の生態を紹介しました。これからも生態を紹介するときは今回のスタイルでいこうかなと思ってます。
単なる図鑑の読み聞かせではなく、専門性を伴った深みのある解説なので聞き応えがとてもあります。新作嬉しいです。ずっと応援しています。
編集が前よりかわいくなってる(語彙力
地元の文化と食生活が絡んでくると、色々と非倫理的(?)な介入研究がしづらいですね…。掛け声をしても蜂の巣狩りに行かないようにしたら何世代くらいで鳥側の文化が廃れるのか、とか。
少なくとも1500年以上の歴史を持つヒトとミツオシエの文化の共進化面白すぎる…
ミツオシエにしてみればラーテルでもヒトでも分前の多い方に優先的に教えるだろうからヒトの方が長い年月をかけて報酬を弾み続ければラーテルは競争相手となり得ないわな。
あんまり報酬を弾みすぎると鳥に舐められてちょっとしたことでそっぽを向かれてしまう恐れもあります。社会学で「英雄は買い叩かれる」というのがあり、火事の中に飛び込んで犬なり子供を救ったような人は、それを知った人たちからタダで何でもやって貰えると思い込まれて給料交渉とか地域の共同作業で報酬をケチられてしまう傾向があります。女に尽くす男は女からもてないのにも似たような心理があります。理想は信頼度ナンバーワンの座をギリギリ維持する事ではないかと。
ウィキの比較を出してくれるのわかりやすい。
ミツオシエ、はじめて知りました。自分では絶対に調べてもたどり着けないであろう最新の海外の研究論文の内容が引用されてると、すごくテンション上がります🥳今年もいろいろ更新楽しみにしています!
一度こういう話をしたいと思っていましたがこの機会に。異言語論文サイトは・どんな論文サイトが有力有名なのか把握するまで時間と手間がかかる。例えばオランダのエルゼビアは業界では非難されてるとかの勝手を知るのも必要。関心ジャンルごとによっての信憑性も違うでしょう。・閲覧登録に金がかかる割に修士以上でも無い限り元取れるほど読まない・言語が分からない・言語を表面的には理解できても分野と母語話者の勝手が分からないと検索キーワードすら掴めず意味が無い。bigとlarge、rest roomとcomfort romどっちを使うのが一般的なのかみたいな。俺は台湾でゴミ収集車の時間を調べるのに管轄が環保局と衛生局どっちか分からなくてネットで調べるのに一日かかった事も。同じ事は日本にも言え、日本人は官民ともサイトを英語翻訳さえすりゃ良いと思ってるけど、どのページとどのページをリンクさせるかみたいな発想とパターン、そして文字より絵が大事な事をあんまり分かってません。人口少ない自治体の公式サイトほど外国人にとって日本の「こんにんいちいち説明しなくても分かるやろ」っていう説明飛ばしに苦しめられてて英語翻訳機能が無駄になってます。そしてそう傲慢かつ排外的な態度をとる社会集団はだいたい盛者必衰コース。今はおそらく一年に一千万本ほどの論文が公表され、その中から自分の関心事を見つけるのにもテクニックと慣れが必要だし、論文の多くは中国で常習化してるように内輪で引用し合って引用回数を稼ぐスパム的な目的の論文だったり、日本の論分は嘘の多さで有名だし、学者同士の論文という形での醜いレスバだったり。それを防ぐために査読システムがあると言ってもその査読も結局人がやってる以上は絶対的に信用できる論文なんか無い。俺が普段読んでる緩い論文紹介サイトは・ナショジオ→ディズニーの影響が強まる度に記事レベル劣化、恐らく拝金主義の影響・ギガジン→正反対の意見を唱える論文を躊躇なく片っ端から上げるのは良いけど同ジャンル記事をきっちりまとめて紹介する仕組みが無いので最新論文に気付き難い・ナゾロジー→バナー広告稼ぎで記事とページに無駄が多い・クーリエジャポン→こことジャンルが違うけど課金しないと記事がろくに読めない・日本の研究com→理系偏重傾向どこも長短あるけど異言語での論文紹介サイトだと英語は市場がでかすぎてマニアックな論文紹介記事に辿り着くまでが大変、このyoutubeでも英語母語話者はマニアックな趣味を持ってる人はツボれるチャンネル見つけるまで大変だと思います。マイナー言語だと今度は市場が小さすぎて母語話者の論文に偏ってしまう。また英語が母語でない学者が英語による論文発表でどれだけ無駄な労力を払う事を強いられているかもThe manifold costs of being a non-native English speaker in scienceという論文で語られていて、ツイッターでtatsuya amanと言う人が2023年7月19日に分かり易い図でツイートしてました。抜粋すると・英語論文読解に91%余分な時間がかかる・英語論文を書くのに51%余分な時間がかかる・書いても却下される確率が2.6%高いなど。俺は今回の動画みたいな話は過去にどこかで見た事があるけど日本語での論文紹介サイトか日本語の本だったので、もし世界的には有名な研究論文でも日本の業界人(学問分野とネット出版分野の両方)が関心持たなかったら知れなかった確率が高いです。でも日本人は日本語だけで人生も内需も完結させられはするので恵まれてる方です。日本の中に少数民族がいたとしたら彼らはまず日本語を覚えなければならない。日本語はこういう動画みたいに教材がいくらでもあるから勉強に困らないだけまだましだけど、国の公用語が世界的にはもっとローカルだったり母語話者が一千万人もいないとか或いは貧しいと、まず自国公用語を覚えられるかどうかで人生が終わってしまう民族もたくさん存在します。関心分野どころか英語にも手が届かない。こういう話を社会派のサイトなりチャンネルで語って欲しいけど需要が無いのかそういう場を見た事がありません。修士以上の人はそこに愚痴を言う暇が有ったら目の前の作業を片付けるのに忙しいのでしょう。昔は末は博士か大臣かと言われたけど今は博士は掃いて捨てる程いるし、その努力に見合う待遇を得られず不満を持つ事から社会の不安定化にも繋がっている。特に政治経済を専攻する学者がそれを活かす地位に就けないと彼らは在野で政治に文句言う事で自身の能力を活かすため政権は耐えず転覆させられる危機に置かれますが、理系の場合はどういう弊害が起きるのか謎です。
「メジロさん育てて下さい」「ヒトさんやっちゃって下さい」「ヒョウさんやっちゃって下さい」他力本願もここまで行くと清々…いややっぱ腹立つ
こういうわかりやすい紹介動画もしっかり面白いです 23年12月の研究をもう紹介してくれるのがすごい 相変わらず断言しないで可能性を述べる姿勢も信頼がおけます
鳥てそれなりに大食いだと思うんですけど、単独の時は蜂の巣以外も食べてるんですかね?あと、アマゾンカワイルカ思い出した。です。
行動様式が固定化されればその種はその様式に特化した独自の種になりやすそうですね最近シャチも外見的にタイプ分けできると知りました地域によって食性や行動が固定されてて違うグレープに遭遇しても言語が違うって聞いたしそういう文化の積み重ねから種が分かれていくのは現在進行形なんでしょうね
動画ありがとうございます。文化の共進化,とても興味深かったです。😀
ミームということは「育ち」で獲得するということ?ミツオシエを卵の時期から生みの親とは異なる地域に托卵すると、その托卵された地域での人の呼びかけに応えることになる?興味はつきないです!
進化の本質ってミームの継承なのかもしれませんね。進化生物学ではよく「自分の遺伝子」を残すことに有利とか不利とか説明されますがそもそも「自分の遺伝子」ってアデニンなどの配列が何パーセント同じなら「自分の遺伝子」なんでしょうか。最終的に残り続けるのは特定の塩基配列というよりも、特定の行動パターンに思えますね。
とても興味深い話でした。そして、フクロウからも畜生の所業と言わしめる托卵の話も楽しみにしています。
都会のカラスと車とか、実は動物と人造物との文化も形成されていっていたとしたらすごく興味深いですね!
小鳥は親鳥が鳴き声で若鳥に教育をするというのを『ダーウィンが来た』で見ました。なので、文化の継承は親鳥が雛に教育するのかなと推察しますが、ミツオシエは託卵の習性のため、それが出来ないのではないのでしょうか?もしかして、親鳥は卵の産み先を覚えていて巣立ちのタイミングで迎えに来るんですかね?
確かに!托卵する鳥が文化を継続しているのは不思議な点ですね巣立って後に仲間の行動から学習するんですかね?
@@あまね実家庭で親から子にってより学校で先輩達から後輩へって感じのが近そうですね
軍事用語でハンターキラーという戦術があるがまさにその通りだな。ミツオシエは託卵なので親鳥から教えてもらうということができないが、反応する掛け声は先天的なものなのか、同じ鳥の行動から学習しているのか
いつもの儀式がなかった!
そうそう!ヒト鳴かなかったですね!
ウィキペディアを鵜呑みにしないのさすが。
なんでブルルルッフッなんでしょうね・・・。そういえば人間が野良猫と仲良くなろうとするときに、なぜか手を出して「チッチッチッ」と声をかけることが多いですが、あれも古来から人と猫の間で伝承されてきた一種のコミュニケーションなんですかね。気のせいかもしれませんが、なんか猫が反応しやすいような気もするし、それぞれの動物で反応しやすい音とかあるのかな・・・。
特定のかけ声があることは知らなかった。子育ては他の鳥に委託して、食料はヒトと共闘するなんて新自由主義的な鳥だ。
ラーテルにも教える種がいるってのは聞いたことある
誇張抜きで動画一本あたり5回見てるぐらいには面白いです、頑張ってください
この動画過去一で好きです
とても面白かったです!動画投稿頑張ってください!葉緑体を盗んで使うウミウシの内容をリクエストしたいです🥺
異種でこんなに長く文化が続くの凄いなぁ
学習能力が高く人との関わりが強い鳥といえばカラスが思い浮かぶけれど、害獣として排除ではなく互いのメリットが有るようなやり方を見つけられたらミツオシエ的な協力関係を築けるのかもしれないですね
最近注目されるようになったと思うのですが文化に着眼することがとても重要です。昔から動物の知能の高さについては誰でも興味を抱いていましたが、文化についてはトピック程度の扱いだと感じていました。文化とは既存の知能の再利用であり、知能の継承であり伝搬です。この仕組みさえあれば比較的知能が低いとされる動物であっても、あり得ないくらい高度な知的恩恵を享受出来ます。今後もこのような興味深い動物について多くを知りたいと考えます。
生き物紹介とても楽しいです!!シリーズ化待ってます(強欲)
ハチクマ「まず防御を高めます」
托卵の進化の話、めちゃくちゃ楽しみです!
北限のサルで、地獄谷野猿公苑のサルも、最初は若いサルが温泉にはいって、その文化が継承されていたというね
ンゲデとギンギーレのバトルが調伏の儀みたいなノリで草
大変興味深い動画でした。おもしろかったです。1つだけわからないことがあります。托卵によって育つ雛は、何を食べるのでしょう?ハチの巣ではないですよね?もしかしてハチの巣は、大人になったミツオシエだけに許される贅沢な食材?
ミツオシエとミツアナグマの関係は学研の「鳥のひみつ」にも書かれてたけど、信憑性が怪しい話だったのかあ
モンハンみたいに、人の狩りを手伝ってくれる鳥がいるとは…!調教しなくても共生関係になってるのすごいですね
ロマンあるよなぁ犬とかは人間の狩りを手伝ったりするけどもしかしたら記録に残っていないだけでいろんな動物たちが過去に人間とともに狩りをしていた可能性がかも知れないと思うとワクワクするな
ちょっと疑問が。ミツオシエは托卵で育つとのことですが、それならば人間と協力する文化は誰から教えられるのでしょうか?生みの親と育ての親が同じであるなら、親から生き方の一つとして教わると分かるのですが。
なんだか犬とか猫もこんな感じで人間と仲良くなったのかなぁと思った
いつもこちらの動画見てますが今日のは超絶面白かったです!!イルカなんかも地元の漁師と連携して狩りしてたりしますね
1000年後ぐらいなら鳥の言語とか文化の授業受けれるかな
人間の世界でも托卵がかなりありますね…嫡出否認の訴えは子の出生を知ってから1年しか提起できないから、DNA検査必須
ちゃんと鳥と意思疎通してるのすご…
鳥の文化の話について、京大総長の山際さんと東大先端研の鈴木さんのインタビューの本「動物たちは何をしゃべっているのか」(集英社)が個人的に面白かったです。ミツオシエの話もその本にありました。この動画でそのミツオシエの生態の話を詳しく知れたのは面白かったです。個人的にその本で面白いなと思ったのはシジュウカラは他の種と混群を作るのですが、その混群内では天敵を見つけたらまっさきに警戒音を発するが、それは血縁淘汰では説明できない。群淘汰モデルの復権を言われているのも好きです。ターチン好きな私は群淘汰モデルが個人的に大好きなので、鳥の文化の研究で群淘汰モデルが復権してほしいなあと考えています。
ミツオシエは昔『ハトよめ』というマンガで出てきて知っていたが… そのマンガではミツオシエとクマが協力して蜂の巣を採っていた(動物擬人化のマンガなので) これをすっかり信じていたけど、もともと人とミツオシエの関係だったのか! 知れて良かったです
wikiは結構日英で逆のこと書いてある時がある
かつては、シャチと人の捕鯨文化『オールドトム』もあったんだね
あれ? 今回はいつもの儀式が無い?
喜多嶋なんとかって言う托卵生物もヒトに甘い蜜をくれるらしいですよ。毒入りでオス限定らしいですけど。
結び完璧かよ
鳥にもミラーニューロンがある個体がいます。同期という概念の先に芸術がある
カラスをクマモツで餌付けしてクマの居る場所を教えさせるマタギ思い出した
ミツバチに転生したら天敵だらけだった件
キリングバイツという動物の遺伝子組み込まれた人間がバトルするアニメで知りました。
ウィキペディアにラーテルの情報あったけど、英語のウィキペディアが日本語のウィキペディアをソースとしてラーテル情報載せたら面白そう
導け!オシエちゃん! 実は導いてませんでした!
イルカと人間が協力して追い込み漁をやってるトコもあったよね
ンゲデ!ンゲデじゃないか!
おチビさん、スマホ持っていたのね。今回も面白かったです。シャチにも方言があると聞くし、ミツオシエと人の呼び合いにも地域差があるのですね。
今日はスライドのデザインがおしゃれだ!!!!!
オレは、生物の神秘のところに案内してくれるミミズクの居場所と呪文を知っているが、他人には教えない!
恐竜と人類が共同作業。
ミツオシエさんゆらゆらしてて草しかも自爆じゃなくてちゃっかり逃げてるし鳥類がさえずりなんかを学習するのは、鈴木先生のシジュウカラの研究が有名ですねー
ミツオシエ研究するの楽しそうね😊
文化を継承するのに托卵は不利だよね。かと言って、もう戻れまい。
初めて知ったよ😮
ヒトなら言語で文化の継承ができるけどミツオシエはどうやって継承してるんだろうか?ましてや自分で育児するならわかるけど托卵するなら子供に教育なんてできないだろうし
ラーテルといったらムテキチなんだ。
和歌山のパンダ、中国に帰したら最初に教えるのが中国語って言うしね。
ウィキるちびフクロウかわヨ
アフリカ行くにはいい加減巣立ちしないと
文化的な鳥 三越へ♪(違う)
呪文みたいで面白い魔法って実在したんだな
そうだよ。ミームは大事なんだよ。はっきりわかんだね。
結局Wikipediaは信用に値するの?
ブルルルッ!フッ!気に入ったわ明日からワイもやろ
ミツオシエがその食性に至るまでの進化の道筋がわかりません!ソロ狩でもそれなりに獲れるのかな
くま?ひとか
母語が二つ以上あるような人はウィキを母語でだけ眺める事はしないでしょうが、一つしかない人は母語以外の記事も見る習慣が身に付きません。ゆっくり解説も5年くらい前までは日本語ウィキ記事をパクっただけの粗悪なチャンネルが乱立していて、3年くらい前からは英語記事もちょっと混ぜるチャンネルが増えたような気がしますが、それは俺が見るチャンネルがその方向に変わっただけかも知れません。そして残念なのは英語ウィキ記事さえ確認してればやる事やったみたいに思ってる動画主が多い事です。物事は基本的にまず現地人の言い分に耳を貸すべきなので、ブラジルの事ならポルトガル語で、エジプトの事ならアラビア語で検索すべきなのに、9割の人は日本語でだけ情報を得、ちょっと関心度が高い1割の人も英語にしか守備範囲を拡大せず、現地言語まで触る人は1%もいないでしょう。動植物は母語話者の住む地域に存在しない物は母語での名前もろくにつけられない事も多い。頑張ってポルトガル語とかアラビア語を検索なり翻訳してみても現地母語話者は自国の物事にも大して関心なくてろくな収穫得られなくて、英語とか最悪日本語で検索したら一発で欲しい情報が出てきたみたいな事も多々あるけど、だからって現地言語を疎かにしてもいけませんね。日本語を全く理解しない人が日本社会についてスペイン語とかペルシャ語とかで検索した能書きだけで語ってたら、日本人から見てこいつ頭大丈夫かってなるでしょう。理系分野ではあんまり見られない事だと思いますが、文系分野だとどうしても政治なりナショナリズム感情の対立が生じるので、母語話者によって意見や常識が大きく変わるのは日常茶飯事です。他国の図書館で小中高の教科書を見てると理科数学は日本の学校のとほとんど同じだけど国語と社会は当然ながらガラっと違います。国語は違うのは想像しやすいとしても問題は社会化、歴史政治ですね。俺が言いたいのは歴史問題の食い違いみたいな単純で思いつき易い問題ではなく、地理と歴史は地元の事ばかり刷り込まれる度合いが、母語が一つしかない人には想像できないくらい強いって事です。日本人なら日本の歴史人物を数千人知ってるだろうけど、じゃあ歴史が日本の5倍はあるイラクやトルコの人物を挙げろと言ったら何人言えるのか。日本の鉄オタが日本の駅名を1万覚えてるとしても、面積が日本の50倍近くあるロシアの州名を全部言えるのか。毎日天気予報で日本列島を3分見続けるとして70年で丸50日日本地図を眺めた事になり、それが他国への無関心さなり敵対意識に繋がって行きます。これが英仏なら世界各地に植民地と元植民地があるのでぼんやりテレビ見てても嫌でも地球全体を見続ける事になる、それが視野の広さ狭さの格差に昇華されます。毎日世界地図眺めてる彼らは、各地の言語を学ばなくても母語で通用するという慢心と共に、植民地ってどんな雰囲気なんだろうって感心も持つ事になります。ウィキでの言語ごとの記事内容の違いの他にもう一歩根本的な問題として、異言語間でリンクがされるかされないかがあります。例えば日本では中国の食品衛生事故は「中国産食品の安全性」が台湾繁体字中国語記事よりも日本語独自加筆で長々と書かれてるけど、「台灣食品安全事件列表」は10年以上前から誰も日本語に翻訳しない。理系分野なら「中央アジアでこういう生物が発見されましたよ」は抵抗無く広められても「ナイジェリアでこういう事件が起きましたよ」は受け取る集団の都合で無かった事にされたり盛られたりと歯痒さ満載です。他にも良い例が思い出せないけど生物分野ではリンク違いもたまに見かけますね。蜜柑の日本語記事から英語記事リンクに飛んだらオレンジの記事だったみたいな感じです。だからってウィキという名が出ただけで「ウィキとか信じてやんのwww」とか叩く事で自分を大きく見せたがる奴こそ俺は最も嫌いです。どんな学者の本だって万人から支持されはしないのになぜウィキにばかり完璧さを求めるのか、求めて当たり前みたいに語るのか。その動機の根本は政治家とか芸能人の実際の人柄なんて国民の99%は直に会った事も無い以上は分かりようが無いのに対して、誰も正解を知らないから何言っても誰からも咎められない自由度の高さに胡坐をかいて隙あらば威張りたいだけのタブロイド思考の奴と同じだと思います。学問も文化も積み重ねであって間違ってて当然、揚げ足取る事より修正に専念すべきです。学問が各人の個人エゴを満たすためのサンドバッグで居る事を求められるなら学問は人々の犠牲になり続け叩かれ甲斐も無くなった頃に葬られてしまう。
今回は少しちがった感じで生き物の生態を紹介しました。これからも生態を紹介するときは今回のスタイルでいこうかなと思ってます。
単なる図鑑の読み聞かせではなく、専門性を伴った深みのある解説なので聞き応えがとてもあります。新作嬉しいです。ずっと応援しています。
編集が前よりかわいくなってる(語彙力
地元の文化と食生活が絡んでくると、色々と非倫理的(?)な介入研究がしづらいですね…。掛け声をしても蜂の巣狩りに行かないようにしたら何世代くらいで鳥側の文化が廃れるのか、とか。
少なくとも1500年以上の歴史を持つヒトとミツオシエの文化の共進化面白すぎる…
ミツオシエにしてみればラーテルでもヒトでも分前の多い方に優先的に教えるだろうから
ヒトの方が長い年月をかけて報酬を弾み続ければラーテルは競争相手となり得ないわな。
あんまり報酬を弾みすぎると鳥に舐められてちょっとしたことでそっぽを向かれてしまう恐れもあります。社会学で「英雄は買い叩かれる」というのがあり、火事の中に飛び込んで犬なり子供を救ったような人は、それを知った人たちからタダで何でもやって貰えると思い込まれて給料交渉とか地域の共同作業で報酬をケチられてしまう傾向があります。女に尽くす男は女からもてないのにも似たような心理があります。理想は信頼度ナンバーワンの座をギリギリ維持する事ではないかと。
ウィキの比較を出してくれるのわかりやすい。
ミツオシエ、はじめて知りました。
自分では絶対に調べてもたどり着けないであろう最新の海外の研究論文の内容が引用されてると、すごくテンション上がります🥳
今年もいろいろ更新楽しみにしています!
一度こういう話をしたいと思っていましたがこの機会に。異言語論文サイトは
・どんな論文サイトが有力有名なのか把握するまで時間と手間がかかる。例えばオランダのエルゼビアは業界では非難されてるとかの勝手を知るのも必要。関心ジャンルごとによっての信憑性も違うでしょう。
・閲覧登録に金がかかる割に修士以上でも無い限り元取れるほど読まない
・言語が分からない
・言語を表面的には理解できても分野と母語話者の勝手が分からないと検索キーワードすら掴めず意味が無い。bigとlarge、rest roomとcomfort romどっちを使うのが一般的なのかみたいな。俺は台湾でゴミ収集車の時間を調べるのに管轄が環保局と衛生局どっちか分からなくてネットで調べるのに一日かかった事も。同じ事は日本にも言え、日本人は官民ともサイトを英語翻訳さえすりゃ良いと思ってるけど、どのページとどのページをリンクさせるかみたいな発想とパターン、そして文字より絵が大事な事をあんまり分かってません。人口少ない自治体の公式サイトほど外国人にとって日本の「こんにんいちいち説明しなくても分かるやろ」っていう説明飛ばしに苦しめられてて英語翻訳機能が無駄になってます。そしてそう傲慢かつ排外的な態度をとる社会集団はだいたい盛者必衰コース。
今はおそらく一年に一千万本ほどの論文が公表され、その中から自分の関心事を見つけるのにもテクニックと慣れが必要だし、論文の多くは中国で常習化してるように内輪で引用し合って引用回数を稼ぐスパム的な目的の論文だったり、日本の論分は嘘の多さで有名だし、学者同士の論文という形での醜いレスバだったり。それを防ぐために査読システムがあると言ってもその査読も結局人がやってる以上は絶対的に信用できる論文なんか無い。俺が普段読んでる緩い論文紹介サイトは
・ナショジオ→ディズニーの影響が強まる度に記事レベル劣化、恐らく拝金主義の影響
・ギガジン→正反対の意見を唱える論文を躊躇なく片っ端から上げるのは良いけど同ジャンル記事をきっちりまとめて紹介する仕組みが無いので最新論文に気付き難い
・ナゾロジー→バナー広告稼ぎで記事とページに無駄が多い
・クーリエジャポン→こことジャンルが違うけど課金しないと記事がろくに読めない
・日本の研究com→理系偏重傾向
どこも長短あるけど異言語での論文紹介サイトだと英語は市場がでかすぎてマニアックな論文紹介記事に辿り着くまでが大変、このyoutubeでも英語母語話者はマニアックな趣味を持ってる人はツボれるチャンネル見つけるまで大変だと思います。マイナー言語だと今度は市場が小さすぎて母語話者の論文に偏ってしまう。また英語が母語でない学者が英語による論文発表でどれだけ無駄な労力を払う事を強いられているかも
The manifold costs of being a non-native English speaker in science
という論文で語られていて、ツイッターでtatsuya amanと言う人が2023年7月19日に分かり易い図でツイートしてました。抜粋すると
・英語論文読解に91%余分な時間がかかる
・英語論文を書くのに51%余分な時間がかかる
・書いても却下される確率が2.6%高い
など。俺は今回の動画みたいな話は過去にどこかで見た事があるけど日本語での論文紹介サイトか日本語の本だったので、もし世界的には有名な研究論文でも日本の業界人(学問分野とネット出版分野の両方)が関心持たなかったら知れなかった確率が高いです。
でも日本人は日本語だけで人生も内需も完結させられはするので恵まれてる方です。日本の中に少数民族がいたとしたら彼らはまず日本語を覚えなければならない。日本語はこういう動画みたいに教材がいくらでもあるから勉強に困らないだけまだましだけど、国の公用語が世界的にはもっとローカルだったり母語話者が一千万人もいないとか或いは貧しいと、まず自国公用語を覚えられるかどうかで人生が終わってしまう民族もたくさん存在します。関心分野どころか英語にも手が届かない。
こういう話を社会派のサイトなりチャンネルで語って欲しいけど需要が無いのかそういう場を見た事がありません。修士以上の人はそこに愚痴を言う暇が有ったら目の前の作業を片付けるのに忙しいのでしょう。昔は末は博士か大臣かと言われたけど今は博士は掃いて捨てる程いるし、その努力に見合う待遇を得られず不満を持つ事から社会の不安定化にも繋がっている。特に政治経済を専攻する学者がそれを活かす地位に就けないと彼らは在野で政治に文句言う事で自身の能力を活かすため政権は耐えず転覆させられる危機に置かれますが、理系の場合はどういう弊害が起きるのか謎です。
「メジロさん育てて下さい」「ヒトさんやっちゃって下さい」
「ヒョウさんやっちゃって下さい」
他力本願もここまで行くと清々…いややっぱ腹立つ
こういうわかりやすい紹介動画もしっかり面白いです 23年12月の研究をもう紹介してくれるのがすごい 相変わらず断言しないで可能性を述べる姿勢も信頼がおけます
鳥てそれなりに大食いだと思うんですけど、単独の時は蜂の巣以外も食べてるんですかね?あと、アマゾンカワイルカ思い出した。です。
行動様式が固定化されれば
その種はその様式に特化した
独自の種になりやすそうですね
最近シャチも外見的に
タイプ分けできると知りました
地域によって食性や行動が固定されてて
違うグレープに遭遇しても
言語が違うって聞いたし
そういう文化の積み重ねから
種が分かれていくのは
現在進行形なんでしょうね
動画ありがとうございます。文化の共進化,とても興味深かったです。😀
ミームということは「育ち」で獲得するということ?
ミツオシエを卵の時期から生みの親とは異なる地域に托卵すると、
その托卵された地域での人の呼びかけに応えることになる?
興味はつきないです!
進化の本質ってミームの継承なのかもしれませんね。
進化生物学ではよく「自分の遺伝子」を残すことに有利とか不利とか説明されますが
そもそも「自分の遺伝子」ってアデニンなどの配列が何パーセント同じなら「自分の遺伝子」なんでしょうか。
最終的に残り続けるのは特定の塩基配列というよりも、特定の行動パターンに思えますね。
とても興味深い話でした。
そして、フクロウからも畜生の所業と言わしめる托卵の話も楽しみにしています。
都会のカラスと車とか、実は動物と人造物との文化も形成されていっていたとしたらすごく興味深いですね!
小鳥は親鳥が鳴き声で若鳥に教育をするというのを『ダーウィンが来た』で見ました。
なので、文化の継承は親鳥が雛に教育するのかなと推察しますが、ミツオシエは託卵の習性のため、それが出来ないのではないのでしょうか?
もしかして、親鳥は卵の産み先を覚えていて巣立ちのタイミングで迎えに来るんですかね?
確かに!
托卵する鳥が文化を継続しているのは
不思議な点ですね
巣立って後に仲間の行動から
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家庭で親から子にってより学校で先輩達から後輩へって感じのが近そうですね
軍事用語でハンターキラーという戦術があるがまさにその通りだな。ミツオシエは託卵なので親鳥から教えてもらうということができないが、反応する掛け声は先天的なものなのか、同じ鳥の行動から学習しているのか
いつもの儀式がなかった!
そうそう!ヒト鳴かなかったですね!
ウィキペディアを鵜呑みにしないのさすが。
なんでブルルルッフッなんでしょうね・・・。
そういえば人間が野良猫と仲良くなろうとするときに、なぜか手を出して「チッチッチッ」と声をかけることが多いですが、あれも古来から人と猫の間で伝承されてきた一種のコミュニケーションなんですかね。気のせいかもしれませんが、なんか猫が反応しやすいような気もするし、それぞれの動物で反応しやすい音とかあるのかな・・・。
特定のかけ声があることは知らなかった。子育ては他の鳥に委託して、食料はヒトと共闘するなんて新自由主義的な鳥だ。
ラーテルにも教える種がいるってのは聞いたことある
誇張抜きで動画一本あたり5回見てるぐらいには面白いです、頑張ってください
この動画過去一で好きです
とても面白かったです!動画投稿頑張ってください!葉緑体を盗んで使うウミウシの内容をリクエストしたいです🥺
異種でこんなに長く文化が続くの凄いなぁ
学習能力が高く人との関わりが強い鳥といえばカラスが思い浮かぶけれど、
害獣として排除ではなく互いのメリットが有るようなやり方を見つけられたら
ミツオシエ的な協力関係を築けるのかもしれないですね
最近注目されるようになったと思うのですが
文化に着眼することがとても重要です。
昔から動物の知能の高さについては誰でも興味を抱いていましたが、文化についてはトピック程度の扱いだと感じていました。
文化とは既存の知能の再利用であり、知能の継承であり伝搬です。この仕組みさえあれば比較的知能が低いとされる動物であっても、あり得ないくらい高度な知的恩恵を享受出来ます。
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托卵の進化の話、めちゃくちゃ楽しみです!
北限のサルで、地獄谷野猿公苑のサルも、最初は若いサルが温泉にはいって、その文化が継承されていたというね
ンゲデとギンギーレのバトルが調伏の儀みたいなノリで草
大変興味深い動画でした。
おもしろかったです。
1つだけわからないことがあります。
托卵によって育つ雛は、何を食べるのでしょう?
ハチの巣ではないですよね?
もしかしてハチの巣は、大人になったミツオシエだけに許される贅沢な食材?
ミツオシエとミツアナグマの関係は学研の「鳥のひみつ」にも書かれてたけど、信憑性が怪しい話だったのかあ
モンハンみたいに、人の狩りを手伝ってくれる鳥がいるとは…!
調教しなくても共生関係になってるのすごいですね
ロマンあるよなぁ
犬とかは人間の狩りを手伝ったりするけどもしかしたら記録に残っていないだけでいろんな動物たちが過去に人間とともに狩りをしていた可能性がかも知れないと思うとワクワクするな
ちょっと疑問が。
ミツオシエは托卵で育つとのことですが、それならば人間と協力する文化は誰から教えられるのでしょうか?
生みの親と育ての親が同じであるなら、親から生き方の一つとして教わると分かるのですが。
なんだか犬とか猫もこんな感じで人間と仲良くなったのかなぁと思った
いつもこちらの動画見てますが今日のは超絶面白かったです!!
イルカなんかも地元の漁師と連携して狩りしてたりしますね
1000年後ぐらいなら鳥の言語とか文化の授業受けれるかな
人間の世界でも托卵がかなりありますね…嫡出否認の訴えは子の出生を知ってから1年しか提起できないから、DNA検査必須
ちゃんと鳥と意思疎通してるのすご…
鳥の文化の話について、京大総長の山際さんと東大先端研の鈴木さんのインタビューの本「動物たちは何をしゃべっているのか」(集英社)が個人的に面白かったです。
ミツオシエの話もその本にありました。この動画でそのミツオシエの生態の話を詳しく知れたのは面白かったです。
個人的にその本で面白いなと思ったのはシジュウカラは他の種と混群を作るのですが、
その混群内では天敵を見つけたらまっさきに警戒音を発するが、それは血縁淘汰では説明できない。
群淘汰モデルの復権を言われているのも好きです。
ターチン好きな私は群淘汰モデルが個人的に大好きなので、鳥の文化の研究で群淘汰モデルが復権してほしいなあと考えています。
ミツオシエは昔『ハトよめ』というマンガで出てきて知っていたが… そのマンガではミツオシエとクマが協力して蜂の巣を採っていた(動物擬人化のマンガなので) これをすっかり信じていたけど、もともと人とミツオシエの関係だったのか! 知れて良かったです
wikiは結構日英で逆のこと書いてある時がある
かつては、シャチと人の捕鯨文化『オールドトム』もあったんだね
あれ? 今回はいつもの儀式が無い?
喜多嶋なんとかって言う托卵生物もヒトに甘い蜜をくれるらしいですよ。毒入りでオス限定らしいですけど。
結び完璧かよ
鳥にもミラーニューロンがある個体がいます。同期という概念の先に芸術がある
カラスをクマモツで餌付けしてクマの居る場所を教えさせるマタギ思い出した
ミツバチに転生したら天敵だらけだった件
キリングバイツという動物の遺伝子組み込まれた人間がバトルするアニメで知りました。
ウィキペディアにラーテルの情報あったけど、英語のウィキペディアが日本語のウィキペディアをソースとしてラーテル情報載せたら面白そう
導け!オシエちゃん! 実は導いてませんでした!
イルカと人間が協力して追い込み漁をやってるトコもあったよね
ンゲデ!ンゲデじゃないか!
おチビさん、スマホ持っていたのね。今回も面白かったです。シャチにも方言があると聞くし、ミツオシエと人の呼び合いにも地域差があるのですね。
今日はスライドのデザインがおしゃれだ!!!!!
オレは、生物の神秘のところに案内してくれるミミズクの居場所と呪文を知っているが、他人には教えない!
恐竜と人類が共同作業。
ミツオシエさんゆらゆらしてて草
しかも自爆じゃなくてちゃっかり逃げてるし
鳥類がさえずりなんかを学習するのは、鈴木先生のシジュウカラの研究が有名ですねー
ミツオシエ研究するの楽しそうね😊
文化を継承するのに托卵は不利だよね。かと言って、もう戻れまい。
初めて知ったよ😮
ヒトなら言語で文化の継承ができるけどミツオシエはどうやって継承してるんだろうか?
ましてや自分で育児するならわかるけど托卵するなら子供に教育なんてできないだろうし
ラーテルといったらムテキチなんだ。
和歌山のパンダ、中国に帰したら最初に教えるのが中国語って言うしね。
ウィキるちびフクロウかわヨ
アフリカ行くにはいい加減巣立ちしないと
文化的な鳥 三越へ♪(違う)
呪文みたいで面白い
魔法って実在したんだな
そうだよ。ミームは大事なんだよ。はっきりわかんだね。
結局Wikipediaは信用に値するの?
ブルルルッ!フッ!気に入ったわ
明日からワイもやろ
ミツオシエがその食性に至るまでの進化の道筋がわかりません!
ソロ狩でもそれなりに獲れるのかな
くま?
ひとか
母語が二つ以上あるような人はウィキを母語でだけ眺める事はしないでしょうが、一つしかない人は母語以外の記事も見る習慣が身に付きません。ゆっくり解説も5年くらい前までは日本語ウィキ記事をパクっただけの粗悪なチャンネルが乱立していて、3年くらい前からは英語記事もちょっと混ぜるチャンネルが増えたような気がしますが、それは俺が見るチャンネルがその方向に変わっただけかも知れません。そして残念なのは英語ウィキ記事さえ確認してればやる事やったみたいに思ってる動画主が多い事です。物事は基本的にまず現地人の言い分に耳を貸すべきなので、ブラジルの事ならポルトガル語で、エジプトの事ならアラビア語で検索すべきなのに、9割の人は日本語でだけ情報を得、ちょっと関心度が高い1割の人も英語にしか守備範囲を拡大せず、現地言語まで触る人は1%もいないでしょう。動植物は母語話者の住む地域に存在しない物は母語での名前もろくにつけられない事も多い。頑張ってポルトガル語とかアラビア語を検索なり翻訳してみても現地母語話者は自国の物事にも大して関心なくてろくな収穫得られなくて、英語とか最悪日本語で検索したら一発で欲しい情報が出てきたみたいな事も多々あるけど、だからって現地言語を疎かにしてもいけませんね。日本語を全く理解しない人が日本社会についてスペイン語とかペルシャ語とかで検索した能書きだけで語ってたら、日本人から見てこいつ頭大丈夫かってなるでしょう。
理系分野ではあんまり見られない事だと思いますが、文系分野だとどうしても政治なりナショナリズム感情の対立が生じるので、母語話者によって意見や常識が大きく変わるのは日常茶飯事です。他国の図書館で小中高の教科書を見てると理科数学は日本の学校のとほとんど同じだけど国語と社会は当然ながらガラっと違います。国語は違うのは想像しやすいとしても問題は社会化、歴史政治ですね。俺が言いたいのは歴史問題の食い違いみたいな単純で思いつき易い問題ではなく、地理と歴史は地元の事ばかり刷り込まれる度合いが、母語が一つしかない人には想像できないくらい強いって事です。日本人なら日本の歴史人物を数千人知ってるだろうけど、じゃあ歴史が日本の5倍はあるイラクやトルコの人物を挙げろと言ったら何人言えるのか。日本の鉄オタが日本の駅名を1万覚えてるとしても、面積が日本の50倍近くあるロシアの州名を全部言えるのか。毎日天気予報で日本列島を3分見続けるとして70年で丸50日日本地図を眺めた事になり、それが他国への無関心さなり敵対意識に繋がって行きます。これが英仏なら世界各地に植民地と元植民地があるのでぼんやりテレビ見てても嫌でも地球全体を見続ける事になる、それが視野の広さ狭さの格差に昇華されます。毎日世界地図眺めてる彼らは、各地の言語を学ばなくても母語で通用するという慢心と共に、植民地ってどんな雰囲気なんだろうって感心も持つ事になります。
ウィキでの言語ごとの記事内容の違いの他にもう一歩根本的な問題として、異言語間でリンクがされるかされないかがあります。例えば日本では中国の食品衛生事故は「中国産食品の安全性」が台湾繁体字中国語記事よりも日本語独自加筆で長々と書かれてるけど、「台灣食品安全事件列表」は10年以上前から誰も日本語に翻訳しない。理系分野なら「中央アジアでこういう生物が発見されましたよ」は抵抗無く広められても「ナイジェリアでこういう事件が起きましたよ」は受け取る集団の都合で無かった事にされたり盛られたりと歯痒さ満載です。他にも良い例が思い出せないけど生物分野ではリンク違いもたまに見かけますね。蜜柑の日本語記事から英語記事リンクに飛んだらオレンジの記事だったみたいな感じです。
だからってウィキという名が出ただけで「ウィキとか信じてやんのwww」とか叩く事で自分を大きく見せたがる奴こそ俺は最も嫌いです。どんな学者の本だって万人から支持されはしないのになぜウィキにばかり完璧さを求めるのか、求めて当たり前みたいに語るのか。その動機の根本は政治家とか芸能人の実際の人柄なんて国民の99%は直に会った事も無い以上は分かりようが無いのに対して、誰も正解を知らないから何言っても誰からも咎められない自由度の高さに胡坐をかいて隙あらば威張りたいだけのタブロイド思考の奴と同じだと思います。学問も文化も積み重ねであって間違ってて当然、揚げ足取る事より修正に専念すべきです。学問が各人の個人エゴを満たすためのサンドバッグで居る事を求められるなら学問は人々の犠牲になり続け叩かれ甲斐も無くなった頃に葬られてしまう。