【本編】名川秋まつり

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  • Опубліковано 23 лис 2024
  • 名川秋まつりは、毎年9月の剣吉諏訪神社例大祭に合わせて南部町剣吉地区で開催される祭りである。もともと「剣吉まつり」と呼ばれ、剣吉諏訪神社を中心とする「神事」と「御輿渡御行列」で構成されており、その歴史は古く、江戸時代まで遡る。明和9年(1772)に御輿渡御行列が始まり、これが名川秋祭まつりの起源と考えられる。御輿や鏡をはじめとした江戸時代に製作された多くの祭具が今でも使用されている。江戸時代以来の伝統芸能である商宮律、神楽、鹿踊りも現在まで地元町民によって受け継がれている。
     明治時代後半には剣吉の町内ごとに附け祭として山車が出るようになった。名川秋まつりが行われる剣吉地区は南部手踊り発祥の地として知られており、大正時代になると山車の上で手踊りを披露するようになった。山車は広い踊り舞台を備えたものへと発展し、芸能集団である「社中」の芸人が山車に乗り込んで踊りを披露しながら町内を門付けして回る現在の形が出来上がった。
     神社や山車組以外にも地元の学校などが様々な催し物に参加しており、南部町の秋を彩る風物詩として親しまれている。
    ♦本編:61分
    青森/南部町
    関連分類:祭り 芸能
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