RCERA C190(H145)とC189(MD500)を少し小細工
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- Опубліковано 23 січ 2025
- RCERAという中国のメーカーの入門用スケールヘリが良い物がたくさん出ています。
手のひらサイズの機体ですが、H145やEC135といったテールがフェネストロンの機体も小さなダクトでスケール感も良好です。
知人が購入したので知り、とりあえずジェットレンジャーを購入したところ、離陸手順が普通のヘリと少し違うだけで恐ろしく安定していてそれなのに屋外でも真っ直ぐ一定速度で実機の様に飛んでくれます。
ということで、H145やMD500も入手しましたが、こちらは5枚ローターに少し癖があり結構難儀しました。
あれこれ試行錯誤を重ね、スワッシュ位相調整と送信機設定でけっこういい感じになったので、その顛末の動画です。
入門者用半自動フライトのトイヘリなので、細かい部分に甘いところはあります。
通常のヘリが飛ばせる方なら、ジェットレンジャーなどは子ども用のリモコンヘリに思える位素直な動きをし、嘘のような飛行時間を持っています。(オプティカルフローセンサーという光学センサーが無いモデルの場合)
XKの110や他の150クラスは送信機から6軸(6G)と3軸のジャイロ切り替えが設定でですきますが、ちびヘリの場合屋外で風があると6軸では舵が効かない現象が出ますが、RCERAのジャイロは6軸でも舵角が大きければ普通に操縦できます。
このあたりは非常に良く考えられています。
ただ5枚ローターのH145やMD500は屋外で風があるときのの上空飛行や機体を緻密に動かしたいときに嫌な挙動が出たり、みそすりに近い症状が出ます。
これはブレードのドラッグボルトが締まりすぎていたりなども原因ですが、スワッシュプレートの位相が正規の位置に無い事が原因です。(入門機では大きな問題では無く、機体の目的考えれば欠陥でもないです)
機体が横に傾いてジャイロが修正すると、横の動きだけでは無く機首の上下の動きが出る(位相がずれているので、エルロン方向の舵が入るとエレベーター方向も動く)ことにより、ジャイロが延々と補正動作を行います。これはやがて収束しますので屋内で飛ばすには問題は無いとも言えますが、通常のヘリが飛ばせる方にはあまり気持ち良いものではありません。
特に強風で上空走らせているとき、風下から風上に旋回させると極端な頭上げを起こし、ブレード回転面の裏から風を受け姿勢が乱れます。
海外の愛好家にはジャイロの固定角度をずらせて対応させている方もありますが(これも方法です)室内でスケールヘリごっこで緻密に動かしたり、上を走らせる時にはやはりおもしろくありません。
ということで、ラジアスアームを加工し、ほぼ90度の位相にしてやることで、これらの変な動きはほぼ解消します。
今回加工したラジアスアームは、メーカーの方も将来的に改良パーツとして出す可能性もあるかもしれないので、そうなるといいですね。
今のところこの機体を無人機登録して屋外で堂々と飛ばすにはラジオマスターのTX16送信機が必要です(ドローンレースなどで良く使われている送信機なので国内技適取っているモデルも入手は簡単です)
オープンTXプロトコルの送信機なので、買っただけでは使えませんが、ネット上にRCERAの機体に使えるプログラムや設定データはいろいろあるので、自分で設定する必要があります。
また、付属送信機は機体のサブトリム設定や全体ピッチ(主にホバリング)の設定で必要です。TX16と比べるとスティックのデッドバンドが大きく、レスポンスも高速ではありませんが、入門ヘリの送信機としては良く出来ています。
国内の輸入業者の中にはおまけ送信機の技適を取得している(将来的に)ところもありますのでそちらを購入するのも良いかもしれません。
RCERAさんが双葉のS-FHSSプロトコル対応の受信機ユニット出してくれて、スロットルとピッチを送信機で設定できるようにすれば、調整できる人には良い素材ですが、純正でもちびスケールヘリとしては良く飛びます。
海外にはジャイロユニットから入れ替えてしまう猛者もいますが、ハードルは高いですね。
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