【特別解説】人類と鉄の邂逅-隕鉄から錬鉄へ-:人類史最古の鉄器はどうやって作られたのか?(村上恭通・愛媛大学アジア古代産業考古学研究センター・考古学・エジプト・遺跡・歴史)

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  • Опубліковано 16 кві 2024
  • 人類・鉄創世記 ―宇宙の賜物・隕鉄を素材とする、原始鍛冶の復活へ―
    これまでに収集した黒海および地中海沿岸地域の隕鉄製鉄器を復元し、隕鉄素材ならではの鍛造の特質を解明します。また素材と製品を金属学的に分析し、成分・組織・強度を明らかにし、通常の鋼を素材とした際の製品との比較を試み、その相違点を明確にすることを目指します。遺跡の土中から発見される鉄器はほとんどが銹による劣化で旧状をとどめておらず、隕鉄製鉄器もその例を免れません。隕鉄製鉄器の当時の色、模様を可視化し、共有することも大きな目的としています。
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    締切:2024年4月26日(金) 23時まで
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    ■参考URL
    愛媛大学アジア古代産業考古学研究センター
    www.ccr.ehime-u.ac.jp/aic/
    / aicehimeuniversity
    ■参考文献
    - Theodoer Wertime, James Muhly. The Coming of the Age of Iron, Yale University press,1980.
    - Katja Broschat, et al., Iron from Tutankhamun‘s Tomb, AUC PRESS, 2022.
    - Черных Е.Н. Степной пояс Евразии: феномен кочевых культур, 2009.
    - 津本英利2004「古代西アジアの鉄製品-銅から鉄へ-」『西アジア考古学』5、日本西アジア考古学会
    - 増渕麻里耶2016「中央アナトリア、カマン・カレホユック出土鉄製品に見る「鉄器時代」のはじまりに関する一考察」『西アジア考古学』17、日本西アジア考古学会
    - 村上恭通2017「製鉄の起源と技術の東方展開」『ふぇらむ』22(12)、日本鉄鋼協会
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    Wikimedia Commons
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    / egypt
    ■使用素材
    soundeffect-lab.info/
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КОМЕНТАРІ • 33

  • @yukiancientegyp
    @yukiancientegyp  3 місяці тому +15

    考古学者・日本刀の刀匠・鍛冶師がタッグを組み、隕鉄製鉄器を復元・分析、世界最古の隕鉄鍛造技術の謎に迫るプロジェクト【人類・鉄創世記プロジェクト】は、現在クラウドファンディングを実施中です!
    人類・鉄創世記 ―宇宙の賜物・隕鉄を素材とする、原始鍛冶の復活へ―
    これまでに収集した黒海および地中海沿岸地域の隕鉄製鉄器を復元し、隕鉄素材ならではの鍛造の特質を解明します。また素材と製品を金属学的に分析し、成分・組織・強度を明らかにし、通常の鋼を素材とした際の製品との比較を試み、その相違点を明確にすることを目指します。遺跡の土中から発見される鉄器はほとんどが銹による劣化で旧状をとどめておらず、隕鉄製鉄器もその例を免れません。隕鉄製鉄器の当時の色、模様を可視化し、共有することも大きな目的としています。
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    (スタッフのクヌム)

  • @twelve_yo
    @twelve_yo 3 місяці тому +26

    こんな高等な講義をタダで聴けるなんて良い時代になったもんだよ…

  • @fugubottyann88
    @fugubottyann88 3 місяці тому +12

    戦争によって貴重な歴史的な研究が続けられなくなった事が、とても悲しい事ですね。何事も始まりがあるのですが、鉄の始まりを
    解明するのはとても難しいけど、凄く面白いなって思いました。

  • @YohS-bv1wl
    @YohS-bv1wl 3 місяці тому +5

    すごいロマンチックな世界への誘いでした。興味津々です。

  • @user-qg4ib8ke9k
    @user-qg4ib8ke9k 2 місяці тому +3

    国宝の草薙の剣はその色や錆の具合から隕鉄で作ったステンレス剣と思います。

  • @bikonasukuna
    @bikonasukuna 3 місяці тому +10

    ありがとうございます✨
    クラファンに参加させて頂きました。隕鉄は刀の出来にも関係したと聞いたことがあります
    解明されていく様子を楽しみにしています🍀

  • @user-pc9mb7ct9k
    @user-pc9mb7ct9k Місяць тому

    銅にしても鉄にしても、当時の人がそれらと出会って加工してみようと思い至ったり、加工の方法を考えたり、その経緯にすっっごく興味あります。文字で残らない限り、思考や思いつき、試行錯誤は残らないのが残念。ドキュメンタリーが1本撮れそうなんだけれど。

  • @tomochan7623
    @tomochan7623 3 місяці тому +2

    ありがとうございます!

    • @yukiancientegyp
      @yukiancientegyp  2 місяці тому

      Super Thanks ありがとうございます!
      より良いコンテンツをご提供するために大事に使わせていただきます🙇

  • @user-az8gi5od3n
    @user-az8gi5od3n 3 місяці тому +3

    ギザのピラミッドからも隕鉄が😲
    学生時代、世界史ではそういった記述はなかったように記憶してるので議論中とはいえ考えが改まりました
    今回の動画も面白かったです✨
    ヘー( ・д・)

  • @user-pm9yi4vc7r
    @user-pm9yi4vc7r 2 місяці тому

    エスキモーの伝統的なナイフは鉄で出来ているが、大昔はどうやって鉄を入手したのか謎だったが、巨大な鉄隕石がグリーンランドに落ちていて、その破片から利用してた。アーニートゥ隕石として命名。

  • @user-uj8wq8hj2x
    @user-uj8wq8hj2x 2 місяці тому

    恐らく、隕鉄がまだ『不思議な石』って感じで扱われてたと思から、ひたすら隕鉄から磨製石器の様に削り出しで短剣を作ったんじゃないかなーと推察。
    軽く叩いたりはあったと思うけど。

    • @user-id8es8hi5o
      @user-id8es8hi5o Місяць тому

      青銅器と同様に鋳造だったのかもね
      鋳造の鉄は脆いから、鍛造が発明されるまでは依然として青銅器が優位だった

  • @youiti2nz
    @youiti2nz 2 місяці тому

    東温市に岩遺跡あって刀使ってたらしいよう

  • @yosinosakamoto9586
    @yosinosakamoto9586 3 місяці тому +4

    素敵な事ですね
    (゚∀゚ノノ"☆パチパチパチ

  • @user-pg6mv9mi2y
    @user-pg6mv9mi2y 3 місяці тому

    すっごく寝れる

  • @stellamaris3094
    @stellamaris3094 3 місяці тому +1

    ご紹介ありがとうございました。刀剣類も好きなのでとても面白そうなプロジェクトだと思い、支援させていただきました。プロジェクトの成果が今から楽しみです!

  • @yoshik8134
    @yoshik8134 2 місяці тому +1

    質問ですが、日本名ツタンカーメン発見時に隕鉄で作られた短剣ですが、使用された隕鉄の量は何キログラムですか?また隕鉄が落下したときの地面には俗にクレーターに似た地形は確認できてるのでしょうか。また隕鉄が落下したことによる災害の痕跡は確認されているのでしょうか。隕鉄(隕石)が落下の際近年では被害状況が映像で確認出来るので、短剣の材料の隕石(隕鉄)の量により当時は大災害が考えられるので、痕跡が何処にあるのかと思いましたので、質問しました。

    • @user-hi8yp3dj4c
      @user-hi8yp3dj4c 2 місяці тому +3

      プロジェクト事務局より、村上からの返信です「予備実験で復元したツタンカーメンの短剣に関していえば、素材とした隕鉄は1kgにも及びません。手のひらにのる程度のサイズです。地上に落下したとき、地面に穴はあいたと思いますが、それほど大きなものではなかったのではないでしょうか?島根県松江市に落ちた美保関(みほのせき)隕石の例が参考になるかもしれません(www.geo.shimane-u.ac.jp/geopark/mihonoseki.html)。一方、中国新疆ウイグル自治区で19世紀末に発見された通称、新彊隕鉄は28トンもあります(ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E7%96%86%E9%9A%95%E7%9F%B3)。私も実物を見てきましたが驚くような大きさです。しかし、こういう大型の隕鉄であれば簡単に割ることもできず、鉄器の素材とすることはなかったと思います。この隕鉄は土地の人々の信仰の対象としてあがめられていたようです。」

    • @yoshik8134
      @yoshik8134 2 місяці тому

      御丁寧な回答と返信ありがとうございます。益々歴史が好きになりました。

  • @user-ni2gv6cn7y
    @user-ni2gv6cn7y 2 місяці тому

    日本では縄文時代には製鉄法があったとか。

    • @user-hi8yp3dj4c
      @user-hi8yp3dj4c 2 місяці тому +1

      プロジェクト事務局より、村上からの返信です「河川を流れて摩耗を受けて川原石のようになった餅鉄という磁鉄鉱を原料に鉄を作ったという説もありますが、こと縄文時代に関しては学術的に実証されているわけではありません。」

    • @kei.suzuki
      @kei.suzuki 2 місяці тому

      縄文時代は流石にないでしょ
      どんなに早くても弥生時代の末期
      今の所見つかっている最古の製鉄遺跡は6世紀後期の岡山県の遺跡

    • @user-ni2gv6cn7y
      @user-ni2gv6cn7y 2 місяці тому

      @@kei.suzuki こんな記事を見つけました。
      この記事によると、紀元前3世紀から4世紀の縄文晩期の遺跡から鋳造品が見つかっているそうですよ。

    • @kei.suzuki
      @kei.suzuki 2 місяці тому

      @@user-ni2gv6cn7y
      鉄そのものではなく鉄器製造の遺跡では?
      鉄そのものを製造していた遺跡で今の所発見されている最も古い遺跡は岡山県の千引カナクロ谷製鉄遺跡

    • @user-ni2gv6cn7y
      @user-ni2gv6cn7y 2 місяці тому +2

      @@user-hi8yp3dj4c 日本の学会は新しい学説とかを認めようとしないらしいですね。WGIPを未だに引きずっているとか。

  • @user-jf9ob5bl7h
    @user-jf9ob5bl7h 2 місяці тому +1

    いや、普通に隕鉄、隕鉄石を使った石製手斧、石斧、石刃が元祖やろ。

    • @user-uj8wq8hj2x
      @user-uj8wq8hj2x 2 місяці тому

      だろうねー。恐らく『不思議な石』的な扱いで、金属って概念が出る前の短剣だと思う。

  • @wataken8527
    @wataken8527 2 місяці тому +4

    クラウドファンディングを貶める気はないのですが『なんで公費が出ない、一体何に次ぎこんでいるんだ!』という怒りはいつも沸く。
    直ぐに結果や儲けが出ない教育関係には投資が行かないから、納税するんだろうがって常に思うのだが、私が間違っているのだろうか。

    • @kazupon1967
      @kazupon1967 2 місяці тому +1

      間違ってないです!激しく同意します!

  • @kty1123-m3d
    @kty1123-m3d Місяць тому

    村上先生の声と語りがシブくて
    古代の映像作品のナレーションしてもらいたい。
    エースコンバットとかのブリーフィング見てるみたいで良かった。