【朗読】一と房の髪 - 谷崎潤一郎 <Bun-Gei 名作選>
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- Опубліковано 11 вер 2024
- 関東大震災 その時の横浜が舞台。
三人の混血児の男たちが、一人のロシア女性に
群がり もてあそばれ、人生を落ちていく。
はずかしめられることにさえ快楽に浸る男たち.....
谷崎文学の真髄、マゾヒズム小説の名作。
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谷崎 潤一郎(たにざき じゅんいちろう)
1886年 東京 日本橋生まれ。
東京帝国大学国文科中退。
既成の倫理観にとらわれず悪魔的な美と
大胆なエロスを追求し、独自の耽美的世界を
構築した。
「痴人の愛」「春琴抄」「細雪」他代表作多数。
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渡辺克己(わたなべ・かつみ)
声優 ナレーター
最近は声優だけでなく、ラジオパーソナリティ、俳優、講師など
マルチに活躍中。
携わる様々なジャンルや表現方法は違うが、共通することは、
「何かを確かに伝える」ことだと言い切る。
今後も様々な時代のチャンネルで、生き生きとしたコミュニケーションを実現してくのが信条。
その男くさい、心にまで響く低音の美しさはナンバーワンの
呼び声も高い。
優れた朗読によって作品の魅力に気付かされることが多かったが、今回は谷崎の
文章力の凄みを味わえた。
物語がナレーターによってより一層情景が浮かび…心に届きます。突然の地震😱自然崩壊には…どぅしょうもなく…どぅしょうもない…😢恐ろしい地獄の底に…この[めぼしい女]に惚れた弱味。恐ろしいこと。一生心に焼付き(残)ることでしょうね。
濱武MOKOさま、いつもコメントをありがとうございます✨
本当は、明るい未来が好きなのです!ただひとつ誰かの悲しみを受けとめる可能性を 信じたい。言葉の壁は、文学界にある🐚信じる!
作業をやりながらの聞き流しの感想で恐縮だが、なにやら、現代人の疎外実態と状況からすると、物語の男同士と男女の人格と人間関係がなんとも牧歌的で、現代人の孤独と空虚から見ると羨ましい感じがした。
文学の創作活動をする方にはぜひ、現代の愛し合う男女でさえ抱えている「シラけた空虚感」の奥にある、満たされるべき絆をなんとか突き止めて、作品に描出(形象化)してもらいたい。
心理学主義と技術主義の堂々巡りの迷宮に陥っているからなのか?しかもその迷宮は文学の命題と問題を探求して螺旋階段を登って行くと、いつのまにか最初の一階に戻ってしまうという螺旋階段がある迷宮なのだ。これを掴まないと男女も愛も恋愛も人間も「シラけた空虚」でしかないのだ。
音量上げて欲しいです。
心斎橋大学は、作家の学校です。勉強になりました。想像力は、言葉の届かぬ救い?
👏