ディーゼルエンジン搭載のベンツはコスパが高い？｜2009年型 メルセデス ベンツ Eクラス E320 CDI ステーションワゴン アバンギャルド

「予算200万円で中古アメ車を買う」の番外編です。
今回紹介するのは、インタークーラーディーゼルターボエンジンを搭載したS211（W211）のメルセデス ベンツ E320 CDI ステーションワゴンです。
車両の詳細は下記の通り。
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2009年型 メルセデス ベンツ Eクラス E320 CDI ステーションワゴン アバンギャルド
・車両本体価格：128万円
・走行距離： 5万3485km
・排気量：V6 2986cc（インタークーラー・ターボ・ディーゼル）
・ミッション：フロア7AT
・駆動方式：2WD
・ボデイカラー：ブラック
・内装：ナッパレザーシート
・D車/右ハンドル
・新車価格：896万円
3代目Eクラスの最終モデルとなる2009年型。
セダンに比べて仕事で使いやすいステーションワゴン。
当時のベンツの正規輸入車の中で唯一のディーゼルエンジン搭載車。
上質なナッパレザーシートと本革巻ウッドステアリングを標準で装備するアバンギャルド。
車両本体価格128万円は、新車時の7分の1。
もうこれだけで十分に「買い！」と思える１台です。
さらにこの車両は外装も内装も状態が素晴らしく良好。間違いなく大切に乗られていたであろう車両です。
前オーナーの趣味で、外装や足回りがブラバス仕様にドレスアップされているのは、正直筆者的にはどうでも良いんですが、19インチタイヤがバリ山なのは有難いです。
ディーゼルエンジンのメリットは、燃料代、燃費、耐久性の３点。
メルセデスベンツのガソリン車は基本的にはプレミアムガソリン（ハイオク）仕様ですが、ディーゼルエンジンに給油するのは軽油です。
ガソリン価格は変動しますが、軽油、レギュラー、ハイオクの価格差はそう大きく変わりません。
ざっくり言えば、軽油が100円の場合、レギュラーガソリンが120円、ハイオクが130円といった感じで、概ね経由とハイオクでは1リッター30円の差があります。
満タン80リッターで計算すると、軽油は8,000円。ハイオクは10,400円。大きく違います。
さらに、W211/S211世代のEクラスでは、ガソリンエンジンよりディーゼルエンジンの方が燃費が良いというデータがあります。
筆者が1台の車両で1年に乗る距離は、18,000kmほどです。これを仮に同年式＆同排気量のE300ステーションワゴンと、今回取材したE320 CDIステーションワゴンで計算してみます。
E300の燃費を8km/1L、E320 CDIを9km/1Lで計算した場合、
E300は、18,000÷8＝2,250／2,250L×130円＝292,500円
E320CDIは、18,000÷9＝2,000／2,000L×100円＝200,000円
燃料代は3分の2で済む計算となります。
これはかなり大きい。
おまけに、ディーゼルエンジンというのは耐久性に優れているのが特徴。ガソリンエンジンよりも長持ちするというのが通説です。
そんな理由もあって、今回は何かのついでに撮影したのではなく、最初からこのベンツを取材する気でお店に行ったのですが…
色々とトラブルが重なって、試乗出来なかったんですよね。マジで残念でした。
出来ればもう一度お店に行って試乗したいところなんですが、次にお店に行くまで売れ残っている可能性は低そう。
「ディーゼルハイブリッドではなく、生粋のディーゼルのベンツってどんなかな？」と楽しみにしてたんですけどね。今回は縁がなかったかも？（笑）
（追記）
ちなみに、筆者はアメ車（愛車）に乗ってる時には燃費はほとんど気にしません。購入する際にも、燃料代や自動車税といった維持費は無視します。でも、完全に道具と割り切って購入する国産車や欧州車の場合には、車両本体価格はもちろん、燃費とかメンテナンス費用とか保険料とか、ライニングコストやコスパはかなり考えます（笑）
◾️取材協力
・BUBU光岡自動車
www.bubu.co.jp
・BUBU 柏（仮店舗）
TEL:[phone]
千葉県柏市柏297-1
・新店舗（2020年8月21日〜）
TEL:[phone]
千葉県柏市松葉町７丁目１６−５
◾️撮影＆編集：田中享
◾️アメ車ワールド
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