新年あけましておめでとうございます。うきは市長の権藤英樹です。
　市民の皆様におかれましては、新春を晴々しい気持ちでお迎えのこととお喜び申し上げます。旧年中は市政に対し格別のご支援とご協力をいただき、厚く御礼を申し上げます。
　昨年を振り返りますと、3期12年にわたり市長職を務められた髙木前市長の市政を引き継ぎ、来訪客や関係人口の増加施策の推進と、市民の皆様のうきはに対する誇りや愛着を高めることに努めてまいりました。
　また、新たな重点施策として、これからのうきはを担うこどもたちを中心に置いた教育・保育の充実や、子育て世代へのきめ細やかな支援などを積極的に進めており、市民の皆様や市議会の皆様のご理解をいただき、先駆的な取組みとして、本年4月からの高校生世代までの子ども医療費の完全無償化をはじめ、就学援助費の拡充、新生児の見守り支援を兼ねたおむつの定期便事業などに取り組むことができております。
　本年も引き続き、こどもたちや子育て世代の皆様の経済的支援や行政サービスの充実を積極的に進めるとともに、すべての市民の皆様が「住みやすさ」をより実感していただけるよう、高齢者の健康増進や充実した福祉の取組み強化、さらには誰もが使いやすい地域公共交通の整備、道路や河川の整備促進による災害に強いまちづくりなどに取り組んでまいります。
　また、依然として続く物価高騰への対策や、災害・農作物被害への対策、さらには鳥獣害への対策など、市単独での対応が困難な問題については、国や県の動向を注視しながら、民間企業や金融機関、大学などともしっかりと連携を図り、柔軟な発想や取組みを導入していきたいと考えております。
　本市は、今年で市制施行20周年の節目を迎えます。今後も本市ならではの歴史や文化、豊かな自然とその恵みを活かし、住むにも訪ねるにも、また、暮らすひとの輪も　「ちょうどいいまち」であり続け、そんなうきはを次の世代のこどもたちにつなぐために、市民の皆様や市議会議員の皆様とともに本年もまちづくりを前進させてまいります。
　市民の皆様には一層のご理解とご支援をお願い申し上げますとともに、幸多き素晴らしい年となりますことを心より祈念し、新年の挨拶といたします。