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新生の譚詩曲Ⅴ『模索』は、2016年の秋に作った作品で、心の旅路を表現しています。 日々の不安や希望を音楽に託し、揺れ動く感情を旋律に乗せました。 楽曲制作にあたっては、言葉のひとつひとつに音を寄せ、 無常の流れを感じ取りながら仕上げました。 ぜひ、私の小さな模索の旅にお付き合いください。

この曲は、2016年の秋に作曲しました。 歌詞の着想は、手術での入院中、 麻酔が切れて目覚めたときに感じた清々しい生の感覚から得たものです。 夜にもかかわらず、まるで朝が訪れたかのように、生命が新たに甦ったような感覚を覚えました。 これまでの経験がすべてリセットされたような、不思議で貴重な体験でした。この一瞬の感覚を、 もう二度と味わえないと思い、歌に込めました。 動画の制作では、心の内面を表現することが困難でした。特にフリー素材では、 その表現が不十分に感じられましたが、できる限り曲の流れに合わせた映像に加工し、 雰囲気に合う形で制作しました。

この作品は、2016年の秋に制作しました。 幼い頃、私たちは多くの人がそうであるように、明るく無邪気に過ごしていたことでしょう。 しかし、大人になり、社会で様々な経験を積み重ねる中で、困難や苦労、 そして時には悲しみも訪れるものです。 知らぬ間に心も変化し、思い描いていた自分とは違う姿になることもあります。 それでも、どこかに希望を持ち、前向きに生きていこうとするのは、 人との出会いによって、自分を理解してくれる存在に支えられるからかもしれません。 そうした“期待”の裏に常に“失望”があるという、 人間の心の複雑さをテーマに、この作品を描きました。

この作品は2017年の冬に作曲しました。 「いつくしみ」という曲の背景には、 私が幼いころから小鳥が好きだったことがあります。 物心ついた時から小動物に愛着を抱き、 すずめ、十姉妹、メジロなどの小鳥を飼っていました。 また、ニワトリや高校生の時にはシマリスも飼っていました。 特に小鳥には縁があり、よく怪我をした小鳥に出会います。 そんな小鳥たちを治療し、自然に帰す経験が多くありました。 時には怪我をしたイタチの仔のお世話をしたこともあります。 この曲は、そんな私の気持ちを表現したものですが、 実は小鳥が主人公なのです。 この小鳥は渡り鳥のようで、雪がちらつきそうなある朝、 玄関の先の道路で小さくうずくまっているのを見つけました。 かなり弱っていて、私が近づいても逃げる元気がありませんでした。 寒さと食べ物に困っていたのだと思います。 この小鳥との思い出を胸に、創作しました。

2017年の秋に、この楽曲を作りました。 本作は、情念の譚詩曲における二度目のピアノとヴァイオリンのための歌曲です。 創作時期は秋でしたが、この年の秋は例年にないほど雨が多く、 まさに秋雨前線が日本列島にしっかりと停滞していました。 雨の多い秋の水滴は、紅葉の色が光と溶け合うように美しく見える瞬間を生み出し、 私はこの情景が好きです。 後半の創作段階になると、まだ曲集全体を完成させていない状況に焦りを感じ、 詩を書いた後に作曲に取り掛かるたびに自己嫌悪に陥り、 逃げ出したくなるほどでした。 創作意欲よりも自分の能力の限界を強く感じる瞬間もありましたが、 自分をなだめながら、根気強く作曲を進めていきました。 行き詰まったときには、詩を見直して理想の形を模索し続けました。 そして、気が付けば「秋雨の声」という楽曲は、四つの章から成る作品になりました。 最初の章は、日常的な田園の散歩から始...

2017年、いつもの静かな朝の水辺を散歩しながら生まれた楽曲です。 うっすらと明るくなり始めた空、穏やかな水面、 そして心身がリフレッシュしていくような感覚を歌いました。 自然の美しさと心の変化を重ね合わせ、 新しい朝を迎える喜びを表現しています。 歌詞の流れと共に、穏やかな朝の情景を想像しながら 聴いていただけたら嬉しいです。

2017年に作ったこの曲は、 心の奥にある孤独や無力感をテーマにしています。 日々の中で感じる不安や虚しさを歌詞に込め、 懐かしい記憶や消えゆく感情に想いを馳せています。 夜空に瞬く星のように、 心もまた揺れ動きながら消え去ることがあるかもしれません。

「まばたく星のささやきが私の恋心を慰める…」 から始まるこの2017年の楽曲は、シンプルな構成が特徴です。 タイトルが示す通り、プラトニックな愛の切なさをテーマにし、 心の内を語らずに別れた後の感情を静かに表現しています。 まるで「星のささやきに託した恋心」と言いたくなるような作品かも?(^-^) 演奏を通じて、その淡い想いを感じ取っていただければ幸いです。

この無伴奏ヴァイオリン歌曲は、2017年の梅雨時に生まれた作品です。 雨後の西郷川を散歩し、雨が降り注ぎ、それが川となって流れ、 やがて海へと至る自然の動きを見つめる中で、 自分の心模様が自然と一致していることに気付き、 その感情をこの曲に込めました。 重力と水の流れというごく自然な現象に、 自分自身の心の変遷を重ね合わせて表現しています。 フリーの動画を使用して、心の動きを映像と音楽で表現することに苦労しました。

この曲は2015年に作曲したものを、2019年にフルート曲として編曲し、 器楽曲集に収めたものです。 歌詞は、小学生の頃に文通していた女の子との思い出にもとづいています。 彼女が手紙で「私は百合の花が好きです。あなたは？」と尋ねられ、 僕も「僕も百合の花が好きです」と返事をしたことが、 この詩のきっかけとなりました。 その純粋な心を、大人になっても大切にしたいという思いから、 この曲を作りました。歌唱と聴き比べてお楽しみください。

この曲は、2015年に作曲したもので、 少し前に書かれた詩をもとにしています。 歌詞は、小学校時代に文通していた女の子との思い出がもとになっています。 彼女が手紙で『私は百合の花が好きです。 あなたは？』と尋ねられ、僕も『百合の花が好きです』と返事をしたことが、 この詩につながりました。 その純粋な心を、大人になっても大切にしたいという思いから、 この曲を組曲の一部として作りました。

この曲は、歌唱曲を2019年にフルート・バージョンに編曲したものです。 フルートに合った前奏を付けて編曲しています。 小鳥の譚詩曲の第2曲目は、第1曲目とは対照的に、 晴れやかで清々しい調子を持っています。 この曲は、どんな苦難も時間とともに心が澄みわたり、 自然と哀しみが消えていくという心の移り変わりを表現しています。 前奏を省き、曲の始まりがより直感的で爽やかな印象を与えるよう工夫しました。 『小鳥の譚詩曲』は、2015年に創作した私の初めての曲集です。 この第2曲は、明るく率直な気持ちで作りました。

小鳥の譚詩曲の第2曲目は、第1曲目とは対照的に、 晴れやかで清々しい調子を持っています。 この曲は、どんな苦難も時間とともに心が澄みわたり、 自然と哀しみが消えていくという心の移り変わりを表現しています。 前奏を省き、曲の始まりがより直感的で爽やかな印象を与えるよう工夫しました。 『小鳥の譚詩曲』は、2015年に創作した私の初めての曲集です。 この第2曲は、明るく率直な気持ちで作曲しています。

これは2015年に初めて歌唱曲として作詞/作曲したもので、 フルートの演奏は器楽歌曲として2019年に改めてレコーディングしたものです。 歌とフルートを聴き比べてみるのも楽しいものですね！ それぞれの良さがあります。

第二楽章　{黒い雲}　ヴァイオリン,ピアノ

わかるる　歌唱

白桜　小中学生によるアカペラ

夢　想　ピアノ独奏

フルート・哀しみ

さすらう心　歌唱,ヴァイオリン,ピアノ,三重奏

初めまして

無言　歌唱