きょくほうチャンネル
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「つゆのごとくに」 詩 坂村真民 / 筑前琵琶 川村旭芳
「つゆのごとくに」 詩 坂村真民 / 川村旭芳 節付(2018年作)
いろいろのことありぬ
いろいろのめにあいぬ
これからもまた
いろいろのことあらん
いろいろのめにあわん
されどきょうよりは
かなしみも
くるしみも
きよめまろめて
ころころと
ころがしゆかん
さらさらと
おとしてゆかん
いものはの
つゆのごとくに
演奏:筑前琵琶奏者 川村旭芳 kyokuho-biwagaku.jp/
撮影・編集:七ッ谷正文(NANU ARTS) www.nanu-arts.com/
撮影場所:エル・おおさか(大阪市) 2021年
坂村真民記念館 承認済み www.shinmin-museum.jp/
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「腰越状」 / 筑前琵琶 川村旭芳
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「腰越状」 原文訳抜粋 / 川村旭芳 節付 ―鎌倉入りを許されない義経が悲痛な心情を綴った兄頼朝への手紙― 【解説】 源義経は数々の奇襲で平家軍を打ち破り、戦勝の立役者となりますが、 官問題をはじめとした独断の振る舞いや 家臣の讒言などによって、兄 頼朝の怒りを買うこととなり、 意気揚々と凱旋するも鎌倉入りを許されず、 目と鼻の先の腰越に留まらざるを得ませんでした。 その悲痛な心情を綴った手紙が、有名な腰越状です。 義経が書いた原文ではないとも言われていますが、 肉親の情に訴える様など、当時の義経の切々たる思いを よく表したものとして評価は高いようです。 2016年、原文訳を抜粋し(原文は漢文)琵琶曲として創作しました。 2016年9月 時遊人で聴く琵琶のしらべ「英雄 義経の生涯を語る!巻の二」にて初演 2019年12月 腰越・満福寺にて奉納演奏 【琵琶曲詞章】  左衛門少尉源義...
方丈記より「元暦の大地震」 / 筑前琵琶 川村旭芳
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方丈記より「元暦の大地震(おほなゐ)」 鴨長明『方丈記』原文抜粋 / 川村旭芳 節付(2015年作) The earthquake of Genryaku ―KAMO no Chomei "Hojoki"(An Account of My Hut)― 阪神・淡路大震災から20年の節目を迎えた2015年、 またその翌年には東日本大震災から5年を迎えるにあたって、この琵琶曲を創作。 2015年3月11日 東京で開催された「東日本大震災 鎮魂と復興の集い」にて初演 【琵琶曲詞章】  ゆく河の流れは絶えずして しかももとの水にあらず よどみに浮ぶうたかたは かつ消えかつ結びて 久しくとゞまりたるためしなし 朝に死に 夕に生るゝならひ たゞ水の泡にぞ似たりける 不知 生れ死ぬる人 何方より来たりて 何方へか去る  時は元暦二年文月九日 おびたゞしく大地震ふること侍りき そのさま世の常ならず 山...
コクリコ一座2018クリスマス劇『青い鳥』1.プロローグより
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ファーム・インRAUM「古久里来」(愛媛県内子町) 第10回クリスマス朗読劇 2018年12月23日 『青い鳥』 原作:メーテルリンク / 脚本:朝比奈優子&川村旭芳 1.プロローグより 【出演】 コクリコ一座 コクリコトリオ 森長照博&児玉政輝&折本正範 / 朗読劇 川村旭芳 / 筑前琵琶・語り 折本慶太 / 箏・十七絃・尺八 山下公香 / ピアノ 【配役】 青い鳥 / 川村旭芳 チルチル / 森長照博 ミチル / 折本正範 忠犬チロー / 児玉政輝 ファーム・インRAUM「古久里来」 www.we-love-uchiko.jp/stay/507/ 川村旭芳オフィシャルサイト kyokuho-biwagaku.jp/ 川村旭芳は地芝居のような地域文化に惹かれ、 各地で地元の方々とコラボレーションができることを希っています♪ あなたの町でも、琵琶語りを取り入れた舞台を創り上げませんか?
「雪おんな」 第4場(全4場) / 筑前琵琶 川村旭芳
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「雪おんな」 第4場(全4場) 小泉八雲『怪談』より / 作詞 川村素子/ 作曲 川村旭芳 (2003年作) YUKI-ONNA ―Original : Lafcadio Hearn ‘KWAIDAN’― 月日は移りて今宵また 外は吹雪のいろり端 お雪はせっせと針仕事 暖をとりつつ巳之吉は ふと遠い一夜を思い出す 「あれもちょうどこんな夜だった 茂作じいさんと森で吹雪に遭ったのは・・・」 「どうかそのお話はもうそれ以上なさいますな」 必死で止めるお雪の言葉も巳之吉は 聞こえぬ如くに舟小屋の 古い記憶を物語る 聞きしお雪は悲しげに 涙を浮かべ巳之吉に 「その時の雪女こそわらわなり あれ程かたく口止めせしこと 破り給うたこの上は もはや留まることかなわず 悲しけれども お別れせねばなりませぬ そなたと過ごせし年月 雪は幸せでございました いとし子を頼みまする」 と言い残し 吹雪の中へと消...
「雪おんな」 第3場(全4場) / 筑前琵琶 川村旭芳
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「雪おんな」 第3場(全4場) 小泉八雲『怪談』より / 作詞 川村素子/ 作曲 川村旭芳 (2003年作) YUKI-ONNA ―Original : Lafcadio Hearn ‘KWAIDAN’― いつしか過ぐる一年三年(ひととせみとせ) 冬の一夜の出来事も 夢さながらになりゆきぬ 心も体も逞しき 男の子(おのこ)となりし巳之吉が 雪の夕べのいろり端 人の訪う物音に 立ちて戸口を開け見れば 巡礼姿の乙女ひとり 寒さに震え 倒れんばかりの有様に いろりのそばに抱え入れ 熱き粥などふるまえり お雪と名乗る乙女子に 諸国を巡るあてなき旅と聞かされて 憐れもよおし巳之吉は 「されば心おきなく留まりて 体を休めてゆかれよ」と 心やさしく労わりぬ 三日五日と経つうちに 巳之吉・お雪はお互いに 心惹かるる仲となり やがて可愛き子にも恵まれり 母となりても色白き お雪の姿や顔(かんばせ)は ...
「雪おんな」 第2場(全4場) / 筑前琵琶 川村旭芳
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「雪おんな」 第2場(全4場) 小泉八雲『怪談』より / 作詞 川村素子/ 作曲 川村旭芳 (2003年作) YUKI-ONNA ―Original : Lafcadio Hearn ‘KWAIDAN’― 吹き込む雪の冷たさに ふと巳之吉が目覚むれば 開きし扉の内側に すっくと立てる人影あり 真白き衣を身にまとい 氷のような女の姿 眠れる茂作に近づきて 身をかがむると見るほどに 寝顔にフーッとぞ息吹きかくる 続いて女は振り返り こなたにきっと目を注ぐ 恐怖のあまり巳之吉は 身をこわばらすばかりなり やがて聞こえし女の声は 「いかなることがあろうとも 今宵そなたの見しことは 誰にも話してはなりませぬぞ」 と言い残し かき消す如く失せゆけり 我に返りし巳之吉は 茂作の元ににじり寄り 「おやじさん!」と呼びかくる されど応えの声はなし 演奏:筑前琵琶奏者 川村旭芳 kyokuho-biwa...
「雪おんな」 第1場(全4場) / 筑前琵琶 川村旭芳
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「雪おんな」 第1場(全4場) 小泉八雲『怪談』より / 作詞 川村素子/ 作曲 川村旭芳 (2003年作) YUKI-ONNA ―Original : Lafcadio Hearn ‘KWAIDAN’― いつとも知れぬその昔 東路はるけき山あいに 巳之吉・茂作の木こりあり 茂作は既に年寄れど まだ年若き巳之吉は 健気に茂作を助けつつ 年の瀬迫るその朝も 川風寒き渡し越え 森に入りて木こり仕事に精を出す されどその日は殊の 冷え込みきつく日も陰り 見上ぐる空は鉛色 今日の仕事はこれまでと さっと切り上げ巳之吉は 老いたる茂作をかばいつつ 家路をひたすら急げども やがて降り始めたる粉雪は みるみるうちに吹雪と化し 通いなれたる道さえも 見失うかとおぼえたり ようやくいつもの渡し場へ 辿り着けども悲しやな 渡し守は引き上げて 舟の影さえなかりけり やむなくそこの舟小屋に 吹雪をさけて一夜...
平家物語より「祇園精舎」 / 筑前琵琶 川村旭芳
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「祇園精舎」 平家物語原文より 祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響あり 娑羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす おごれる人も久しからず 唯春の夜の夢のごとし たけき者も遂にはほろびぬ 偏に風の前の塵に同じ GION SHOJA ―The first passage of Heike Monogatari; the Tale of the Heike― The bell of the Gion Temple tolls into every man's heart to warn him that all is vanity and evanescence. The faded flowers of the sala trees by the Buddha's deathbed bear witness to the truth that all who flourish are des...