「薄膜型THz波高機能制御素子の開発」 理化学研究所 光量子工学研究センター テラヘルツ光源研究チーム チームリーダー 南出 泰亜

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  • Опубліковано 14 січ 2025
  • 「理化学研究所 新技術説明会」(2021年5月25日開催)にて発表。
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    【新技術の概要】
    テラヘルツ波制御技術として、薄膜型の制御素子を提案する。位相制御メタ表面を応用した技術では、薄膜型高効率フレネルレンズを実現している。また、導波路を伝搬する電磁波に対し、入射偏光状態に応じた位相制御技術の開発を進めている。これら薄膜型の制御素子は次世代テラヘルツ応用におけるキーテクノロジーといえる。
    【従来技術・競合技術との比較】
    テラヘルツ波応用にはビーム制御が必要であり、従来技術では自然界の物質が持つ光学定数を用いる必要があることから素子のサイズは波長に応じて大きなものとなる傾向があった。提案する金属人工構造では、新たな制御性を薄膜素子に付与できる。これにより小型軽量、高機能な光学素子が実現できる。
    【新技術の特徴】
    ・薄膜にテラヘルツ制御機能を付与
    ・テラヘルツ波の位相制御が可能
    ・テラヘルツ波の伝搬方向制御が可能
    【想定される用途】
    ・センシング
    ・6G/Beyond 5G
    ・高感度測定

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