2022年最後の合奏練習。12月25日クリスマスの練習

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  • Опубліковано 3 жов 2024
  • あゆみ音楽教育アカデミーホームページから ayumi-academy....
    今年も残り少なくなってまいりました。本年は特にいろんなことがありました。良くもわるくもとても感慨深い2022年でした。たくさんの誤解や信頼、別れと出会い。人の世ではいろいろございますが、それでも、世界は相変わらず、美しく輝いています。アカデミーの生徒さんたちも、練習を重ね、レッスンを受けて、例年と同じように輝きながら、しかし確実に成長しています。
    ちょうど12月25日クリスマスの日が合奏団の練習日でした。「オールドフレンチキャロル」という曲がありました。何も知らない生徒たちに、朝9時に楽譜を渡し、個人練習とパート練習。11時には動画を撮るまでになりました。4人の先生も入ってはいますが、約13名(日頃は約20名)の生徒メンバーたちも一人ひとりちゃーんと弾いていました。いつのまにやら立派に成長されていて、見ていてとても感慨深いです。
    曲の美しさ、しくみ(構造)、ハーモニーの流れ、そして、歴史と作曲家の想い。それらを瞬時に理解して演奏できるようになったこの力は、将来、きっといろんな分野で役に立つことでしょう。そうです、音楽はそれ自体に意味と価値があり、美しいものです。レッスンや教室は、演奏家になる人のためだけにあるわけではありません。人として、概念的、実際的に、いわゆる立派な人格に少しでも近づけるよう、自らを成長させ、心の眼を開かせるためにあります。決して、コンクールで賞を取るために練習するものではありません。うまく弾けるだけではなんの役にも立ちません。それではただのエンターテインメントにすぎません。芸術や文学、美術などの、”人が人であることを証明するかのような文化”に心が触れること、自己と向き合い、他者と交流し、より深く生きることについて考えること、これらはそれ自体が我々の生きていく目的そのものですらあります。
    このフレンチキャロル、作曲した人が触れた世界は、なんとせつなく美しい物語だったことでしょう。大きく大胆に生きてくださいますように。自己の世界を大切にして、この世界全体がいかに素晴らしいかを体感されますように。これからも生徒の皆さんが輝き続けることを心から祈っています。
    皆様、本年もたいへんお世話になりました。心から感謝申し上げます。来年もどうぞよろしくお願い致します。
    あゆみ音楽教育アカデミースタッフ一同

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