七尾大田火力発電所１号機が運転再開

能登半島地震の影響で運転を見合わせていた
七尾市の北陸電力七尾大田火力発電所１号機について、
北陸電力は２日、運転を再開したと発表しました。
七尾大田火力発電所１・２号機は、元日に震度５強の揺れを受け緊急停止し、
燃料である石炭を送る装置などが倒壊したほか、
ボイラーや構内の道路など多数の被害を受け、復旧作業を進めていました。
作業は順調に進み２号機は５月に運転を再開しています。
１号機に関しても６月末までに損傷箇所の補修作業と定期点検が完了。
２日間、試運転を行い安全が確認できたとして２日、運転再開にこぎつけました。
これにより、電力需要が高まる夏を前に七尾大田火力発電所の発電量が
能登半島地震前まで回復します。