【BIGBOSS】20201207 引退から14年・・・48歳トライアウト参加【新庄劇場】

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  • Опубліковано 30 вер 2024
  • 2020.12.7
    元日本ハムの新庄剛志氏(当時48)が、今月7日に12球団合同トライアウトに参加し、大きな話題を呼んだ。結果は周知の通り、本人が期限を定めた6日間にオファーが届かず。2006年以来のNPB復帰は実現しなかった。
    コンパクトなスイングを心がけた新打法でシート打撃の最終打席で左前適時打を放った。一方、守備練習では三塁に入り、最も自信を持っているはずの外野は守らなかった。シート打撃では一塁、三塁、二塁を守った後、最後に中堅へ。トライアウトに向けた準備に密着したテレビ番組で「(ケガが)怖いです」と話していた。ケガのリスクを極力避けつつ、終盤に懸けたのだと想像する。残念ながら打球が飛んでこず、守りでアピールする場面は訪れなかった。
     6日間を経て、新庄氏は復帰を断念する意向を示した。ただ、今回の挑戦を「無謀な挑戦」「彼だからできるサプライズ」と片付けるのは、あまりにもったいないのではないか。
     今回のように15年ぶりとまではいかなくても、大リーグでは、現役引退から数年後に復帰するケースは少なくない。レッドソックスなどで活躍した右腕ダニエル・バードは、イップスが原因で18年に一度引退した。しかし、ダイヤモンドバックスの球団スタッフを経て今季、7年ぶりにメジャーに復帰。ロッキーズで23試合に登板し、カムバック賞を受賞した。
     また、日本球界では例がない他のプロスポーツとの二刀流がボー・ジャクソン(NFLと大リーグの二足のわらじ)を筆頭に過去何度もあり、今後また誕生する可能性がある。NFLのカージナルスから19年ドラフト全体1位で指名されたQBカイラー・マレーは、走攻守そろった外野手でもあり、18年に大リーグのアスレチックスから1巡目(全体9位)で指名を受けた。現在23歳。将来的な話として「両方できればいいと思うし、間違いなくできると感じている」と語っている。
     阪神時代の打撃コーチで、今回の挑戦前に新庄氏の打撃を指導した柏原純一氏は「コロナがあり、日本シリーズも4連勝で終わり、プロ野球がもうひとつだった。そこに一石を投げてくれた」とねぎらった。1年がかりの準備を経て、新庄氏が日本球界に向けて投じた一石。これまでの常識や慣習にとらわれない挑戦が、今後の球界発展に向けて意義深いものになると信じたい。

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