【能登半島地震】「先が見えない」能登の海女、漁再開できず… 発生から半年

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  • Опубліковано 30 чер 2024
  • 能登半島地震から7月1日で半年。石川県の輪島港は大きく地面がひび割れ、波打つようにゆがんでしまっています。また、海底が2メートルほど隆起するなど、陸だけでなく、海にも影響が出ていて、港の復旧のめどは今も立っていません。輪島には、この海での漁をなりわいにする約130人の海女さんがいます。実は7月1日は毎年、海女漁が解禁になる日ですが、漁はまだ再開できていません。「先が見えない」と語る海女さんたちの今を取材しました。
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    news.ntv.co.jp/category/socie...
    元日の午後4時10分、最大震度7の地震が北陸を襲いました。石川県では299人が亡くなっています。(※うち災害関連死70人、一部手続き中を含む)
    石川・穴水町の住民
    「いっぱいありすぎて、半年とは思えない。たくさんの人に助けてもらってる」
    能登半島地震から半年、季節は夏になりました。
    鈴江奈々キャスター(石川・輪島市、6月22日)
    「輪島朝市の火災現場に来てみますと、焼け落ちてしまった建物の合間から草木が生えています。半年という時間を感じます」
    6月22日、鈴江キャスターは輪島朝市のすぐ近くにある漁港を訪れました。出会ったのは、門木奈津希さん(43)です。家族代々、海女で、約27年海に潜っています。
    門木奈津希さん
    「私たちは7月1日が解禁日で、もうそろそろ」
    鈴江キャスター
    「解禁になるとどんな漁が?」
    門木奈津希さん
    「サザエ、アワビ、もずく」
    輪島の海女は素潜りの技術を代々受け継ぎ、アワビやサザエ、もずくなどを収穫。その技術は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。(輪島の海女漁の技術)
    輪島を活気づける海女。明るく振る舞いますが…
    鈴江キャスター
    「隙間ができているのは地震の影響?」
    門木奈津希さん
    「地震です。リフトも通れなくなって、ここに鉄の板を張って」
    漁港は、地震で使えない状態になりました。
    鈴江キャスター
    「この黒い袋は何が入ってる?」
    「津波のゴミ」
    漁場には多くのゴミが押し寄せ、撤去に追われています。さらに…
    門木奈津希さん
    「海岸の白い貝がついている所が、水につかっている部分」
    鈴江キャスター
    「色が変わってる。貝殻がついている」
    門木奈津希さん
    「本来なら水につかっている」
    地震で海底が2メートルほど隆起したといいます。
    鈴江キャスター
    「こういう状況が続いている気持ちは?」
    門木奈津希さん
    「もっと早く復旧するかと思ったけど、何も変わらない」
       ◇
    海に出られなくなった約130人の輪島の海女。今思うことを、聞かせてもらいました。
    鈴江キャスター
    「長年、海女を続けてきて、半年も漁ができないことあった?」
    門木奈津希さん
    「ないね」
    浜谷美恵さん
    「半年たっているから『当たり前のように漁に出ているんじゃないか』『当たり前のように仕事しているんじゃないか』、そういう風に思われているかも。まだ全然変わっていない。忘れ去られているんじゃないか、まだこんな状況ですよと、忘れないでほしい」
    山岸美咲さん
    「家もダメ、漁はできない。先が見えないしか言えない」
    アワビも、サザエも、とることはできなくなりました。
    先の見えない不安が続く中…。早朝、ウエットスーツを着ていた門木さん。
    門木奈津希さん
    「いつも潜っている所のもずくの育成と海底の調査に」
    もずくの生育状況を見るため、地震で変わった海へ…
    「隆起で上がった?」
    「分からん」
    門木奈津希さん
    「いつもから見れば、もずくの生育が少ないけれど、少量の漁から試験的に操業してみてもいいかなと」
    そして、6月28日、7月から試験的に海女漁を再開できることが決まりました。まずは、もずくを対象とした漁から始めるということです。
    なりわいを取り戻す一歩を踏み出せた、輪島の海女。
    鈴江キャスター
    「海に出られることが喜び?」
    門木奈津希さん
    「毎日ワクワクしていると思う、みんな。少しずつ何かをして、1つでも早く元に戻ること。戻ってほしいです」
    ■鈴江キャスターが取材を通して感じたこと
    鈴江キャスター
    「まずは再開に向けた一歩となる試験的な漁は始まりますが、海産物を船から運び出し、氷を作ったり、仕分けしたりする港の工事は見通しが立っておらず、本格的な漁を始めることはできていないんです」
    斎藤佑樹キャスター
    「仕事ができなければ、もちろん生活することも子育てすることも、とても難しいですよね」
    鈴江キャスター
    「被災された方たちにとって『生活再建』は言葉で言うほど簡単ではなく、先行きが見えないことが、精神的にも経済的にも大きな負担となっています。その背中を押していく息の長い支援と、見通しを一日でも早く描くことが、明日への希望につながると感じます」
    (2024年7月1日放送「news every.」より)
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    #地震 #石川県 #能登地方 #日テレ #newsevery #ニュース

КОМЕНТАРІ • 2

  • @naoskin8087
    @naoskin8087 26 днів тому +2

    岸田くん、これを見て心が痛まないのかね、、、

  • @user-di8fe4qj5j
    @user-di8fe4qj5j 26 днів тому +1

    補正予算を組んで大々的に復興に向けてやるべきところなのに予備費だから復興が遅れる
    多く切り捨てるために補正予算を組まない