インドの般若心経を聴く(サンスクリット語)

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  • Опубліковано 13 гру 2024
  • 「般若心経」は、正しくは「(摩訶)般若波羅蜜多心経」と呼ばれる経典で「空」の思想を集約したものです。
    日本で一般的に読誦されているものは、アニメや映画で有名な「孫悟空」に登場する三蔵法師こと玄奘三蔵が翻訳したもので小本(しょうぼん)と呼ばれています。
    これに対し「大本」(だいぼん)と呼ばれる、もう少し文章の長いものもあります。
    最新の研究では、小本は5~6世紀ごろ、大本は7~8世紀に成立したといわれています。
    般若心経の翻訳には、漢文・チベット文・モンゴル文があり、それぞれ写本が発見されていますが、どれも元々はサンスクリットの経典から訳されたものです。
    小本のサンスクリット本は、日本だけに現存しており、法隆寺に伝えられたものが有名です。これは「般若心経」の写本として最古のもので、8世紀ごろに中国僧の手によって書写されたと言われています。
    元々の写本には句読点がなく、また写し間違いなどによる意味不明の箇所もあり、そのままでは正確に意味を取ることができませんでした。そこで、近代以降多くの学者が写本の比較研究を行い、句読点を打ち、誤りを正すなどして正確な原本に近づく努力をいたしました。このように研究者によって文があらためられたものを「校訂本」といいます。
    この動画で詠まれているサンスクリットの般若心経も、日本の仏教学者・榊亮三郎博士による校訂本に、インドのナレシ・マントリ博士が声明を加えたものです。
    文責:加藤悦子(「サンギーティの会」事務局長)
    ホームページ(各国の般若心経がダウンロードできます)
    michinori.hp2.jp/
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