【朗読】五瓣の椿 まとめ１ 山本周五郎 読み手アリア

[@calaf0315]

ご無沙汰しております。私の念願の作品の朗読ありがとうございます。じっくり聞かせていただきます。

[@Aria8888]

久しぶりにご視聴いただきありがとうございました😊お楽しみいただけるようがんばります❣️

[@calaf0315]

@@Aria8888 さん、私のFBでの紹介文です。
江戸は亀井戸の薬問屋武蔵屋婿養子に入った喜兵衛は労咳（結核）を患いながらも身を粉にして朝早くから夜遅くまで仕事をする中女房のおそのは喜兵衛の病気が伝染るのを嫌い武蔵屋の寮に住み日な日な男を引入れたりある時は箱根にまで男と泊まり旅に出かけるような放蕩女であった。喜兵衛は可愛い娘おしのと慎ましやかに生活をしている。ある時おそのから自分おしのは喜兵衛の娘ではないことを明かされ、更に父の喜兵衛が誰にも介抱されることなく非業の死をに至った父の遺体をみておそのとその浮気相手に復讐を誓う。
山本周五郎の五瓣の椿のおよその筋ですが、小学生の時にこの映画を観てからこの作品を観てからいつかはこの小説をと思っていたのですが、読んだのがそれから50年近くも経った今から20年以上も前でした。ちょうど国仲涼子がおしの、秋吉久美子がおその役でNHKで放映された頃です。
おしの役でいえば岩下志麻、藤純子、大原麗子、古手川祐子、そして国仲涼子ですね。おその役でいえば、左幸子、木暮実千代、加賀まりこ、生田悦子、そして秋吉久美子がそれぞれ演じてました。
どろどろとしたこんな作品は今の若い人は読まないでしょうが、山本周五郎には日本婦道記というシリーズがあり、女性をテーマにした小説も主流ではありませんが傍流というには多彩な作品が数多くあります。鼓くらべや山立問答はこれまでに取り上げてきました。
今回は声優さんたちがこの五瓣の椿を朗読されています。舞台は江戸時代ではありますが、人情の機微は今と変わりません。むしろ今がよき人情を失われているような気がします。