松本清張「額と歯」(短編) 1932年(昭和7年)に実際に起きた「玉の井バラバラ殺人事件」を描いた作品。

Поділитися
Вставка
  • Опубліковано 7 січ 2025

КОМЕНТАРІ • 2

  • @三宅米子
    @三宅米子 4 дні тому +3

    この正月はまったりと 永井荷風の濹東綺譚や断腸亭日乗を読み漁っています。70過ぎても玉の井通いの荷風先生お元気ですね。【笑】今年も埋もれた名作の紹介
    楽しみにしています。

  • @伊東敏明-j2v
    @伊東敏明-j2v 4 дні тому

    「ある小官僚の抹殺」も「額と歯」も単行本「黒地の絵」の収録で、手元にあるのは昭和三十三年六月発行の初版本だけど、清張の初版じゃちょっとねぇ……。やはり清張に限らず小説は単行本に限りますね。清張全集は活字が小さくて読みにくいし、短編もただ詰め込んだだけのシロモノ。昔発売当初、よっぽど買おうかなと思ったけど、昭和も四十年代に入ると話しのわざとらしさも鼻についてたので買わず仕舞。単行本はだいぶ持ってたけどほとんど捨てちゃって……。今時分神田行っても、無いでしょうね。
    今まで気にも止めなかったけど、「眼の壁」で殺人犯の黒池は、犯行後に羽田から名古屋に飛行機で逃亡しているのは、航空機利用が一般化していた証拠。にもかかわらず同時期の「点と線」では、安田の飛行機での移動に刑事が気が付かないというわざとらしさ。そのいつもながらの欠点を考えると、清張の本領はこの「黒地の絵」や「ミステリーの系譜」の収録作品のような、ドキュメント風な話しにあるのではないかと思ってしまう。まぁ「日本の黒い霧」などは、共産党シンパの清張ならではの史観は評価に値するけどね。