【朗読】山本周五郎『彦左衛門外記(十一)(十二 終るについての章)』 初出:「労働文化」1959(昭和34)年6月号~1960(昭和35)年8月号※初出時の題名は『御意見番に候』

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КОМЕНТАРІ • 2

  • @TomitaAkifumi-vl5hx1br1c
    @TomitaAkifumi-vl5hx1br1c 2 місяці тому +1

    初めて投稿致します。
    講談のヒーロー、大久保彦左衛門を、山本周五郎氏が扱うと、こうなるという話。
    本書を読む直前に読んだ五味康祐氏の「柳生武芸帳」に登場した彦左老が、まさに講談その儘でしたので、ギャップにかなり驚きました。
    最初に読んだときは、世の中に流布する情報、価値観、評価のいい加減さを大いに笑いましたが、今は、戦後に生き残ってしまった老人の寂寥感や孤独感に、思いを馳せています。
    彦左老は、数馬の策に本当に乗せられたのか、もしかすると、わざと乗せられて最後の一旗を揚げようとしたのか。風刺が効いた痛快作に留まらない、奥深い作品ですね。

    • @つかさ朗読
      @つかさ朗読  2 місяці тому +1

      コメントありがとうございます😀
      奥深い作品、……本当に そうですね……✨
      コメントをいただいて思い返してみたのですが、私自身も初読の時は数馬の活躍に胸躍った印象だけが強かったように思います……😅 読む側の年齢によって変わってくるのもまた読書の楽しみですよね✨ 否、そこは流石は周五郎先生、というところでしょうか😊
      ともあれ、少しでもお楽しみいただけたならとても嬉しいです✨
      ご視聴いただきありがとうございました😃
      (私事ながら、五味康祐氏の「柳生武芸帳」を読んでみたくなりました😊)