【転職】活況の転職市場で転職者にチャンス、企業が第二新卒を欲しがる理由【東洋経済HR

パーソルキャリアの調査によると2019年5月現在の求人数は前年同月比で2%増、転職希望者数は18.2%増えたという結果が出ました。転職求人倍率は2.07倍と2倍を超える高い水準です。求人数は過去最高の水準を保つということで中途採用の市場が非常に盛り上がっています。
求人数の増加が多い業界は金融やIT、通信、小売、外食です。職種を見てみると、事務、アシスタント、技術といった職種が非常に求められていることが分かりました。
5月はゴールデンウィークがあるため、採用が鈍って求人数は減るのが普通ですが、今回は増加しており、それだけ企業の採用意欲が強いと言えます。
ゴールデンウィーク明けから転職活動を始める人が非常に増えています。休んでから転職活動を始めようという人が増えてきまして、転職希望者の数が増加ということになっています。
今後の展開としては、7月いっぱいで大学生と大学院生の採用活動がかなり落ち着きますので、これからの時期は企業が中途採用に力を入れことになり、さらに求人が増えてくると思います。転職を希望する方にはチャンスが増えることになります。
特に企業は第二新卒の採用に力を入れようとしています。新卒の採用が上手くいかなかった企業は第二新卒を採ろうかということになりますので、若くて転職を希望している人たちはこれからチャンスの時期です。
スピーカー：東洋経済新報社　編集局編集委員　田宮寛之
#転職#第二新卒#中途採用
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