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【コソについての参考文献】◯蔦清行(2006)「終止のコソ」『国語国文』75−5◯蔦清行(2007)「係りのコソ」『国語国文』76−4◯蔦清行(2011)「コソ・已然形研究史抄」『日本語・日本文化』37hdl.handle.net/11094/9468◯石田春昭(1939)「コソケレ形式の本義(上・下)」『国語と国文学』16-2,3(20:24~ で言及。コソ研究の基礎となった重要論文)◯富士谷成章『あゆひ抄』※ 19:12~ で言及。堀元さんの前世の著作(松尾捨治郎 校註、大岡山書店、1932年。原本は江戸時代1778年刊。・国立国会図書館デジタルコレクション dl.ndl.go.jp/pid/1240201 ※(参照 2024-09-04)で閲覧できます。・原本を見たい方は国立国語研究所で公開されていますdglb01.ninjal.ac.jp/ninjaldl/bunken.php?title=ayuisyo【カについての参考論文】◯蔦清行(2008)「カの接続」『万葉語文研究』4◯蔦清行(2009)「連用形とカ(上・下)」『国文学論叢』20, 21(上)→hdl.handle.net/2433/137378(下)→hdl.handle.net/2433/137387◯蔦清行(2011)「カの力」『日本語・日本文化研究』21◯蔦清行(2015)「連体形結びの役割:カとコソの場合」『国語国文』84−4【サポーターコミュニティへの加入はこちらから!】yurugengo.com/support【我々の初の著書『言語沼』はこちら!】www.valuebooks.jp/bp/VS0058755147【おたよりフォーム】forms.gle/mTGM7A9QNqgjZMgN7※皆様からの楽しいおたよりをお待ちしています!
😊😊
「もはや言語学じゃないだろこのチャンネル……」って思い始めたタイミングでガチ言語学回が投下される流れもそろそろ慣れてきた
{ゆる,言語学,ラジオ}のうち1つないし2つあるいは3つが別の要素に置き換わりがち
@@hiruyume-yaoki ガチ言語学回も、それ言語学か?みたいな回も、ラジオだと全然わからん回(前々回の知恵の輪とか)もあるんよなそれが好きで見てるみたいなところあるけども
@@hiruyume-yaoki要素の数も可変であるものとする
良い言語学ネタには、時間がかかるんやなぁって、最近は待ちわびてます
断定や断言を避けるのは専門家として誠実である証ですが、それを当たり前のように受け入れているところが「ゆる言語学ラジオ」の素晴らしいところですね。専門家をゲストとして呼ぶコンテンツでこうしたスタンスを取っているコンテンツってほとんどないと思いますし、そうした文化を作ることができたことは堀元さんの功績だと思います。今回のように新しい専門家ゲストが安心して出演できるのも今までのそうした蓄積のお陰でしょう。
これはマジでそうで、とても貴重なメディアだと思います。(蔦先生より)
冗談抜きで、塾講師として倒置起源説を生徒に解説しかけていたので命助かりました。
係り結びなんて過去の遺物だろって習った当時は思ってたけど「好きこそものの上手なれ」が係り結びだと気づいたときに脈々と受け継がれる言語の潮流を感じて震えたな
「好きこそものの~」も過去に誰かが言った遺物に過ぎないんだけど。結局君は自分の好き嫌いで「遺物」か「脈々」かを判断してるだけじゃないのか
@@島志ニュアンスを理解してないな過去の遺物も脈々と伝わるものも「昔から今に伝わるもの」だけど、前者は今はもう役に立たないものというニュアンス、後者はまだ使われているものというニュアンスがある。コメ主の言いたいことは、係り結びは一見現在では使われないのに義務教育に謎に生き残っている遺物だが、実はことわざの一部として今に生きているものもちらほらあるよね、ってことでしょ。
@@島志過去の遺物だと思っていたものが現代にも脈々と受け継がれていることに気づいて、言語の潮流に圧倒されたっていう話じゃないの?好き嫌い関係なくない?
というか、現代ではもう使われない過去のものだと思ってたけど、現代でも使われている言い回しにも出てきていることに気付いたって話じゃない?「遺物」と「脈々と受け継がれているもの」をそもそもパラレルに置いていないと思う
@@島志「好きこそ物の上手なれ」のこそ〜なれ、何気なく使っていた諺の表現の中に係り結びが入っているところと、古文と現代文の間に感じていた乖離との認識のズレからコメ主はこのような事を思ったのだと思います。逆張りしようとしたのか分かりませんが「好きこそ〜」を何故かわざわざ遺物と表現してる点、好き嫌いの話をしているのだと捉えてる点等々 怖いくらい認識がズレています。
およそ2ヶ月振りのゆる「言語学」ラジオの更新、血湧き肉躍ります
このラジオは狭い話をしてる時"こそ"輝いてる
14:24の不自然なカットは「ナラ時代のはナラわない」に堀本さんのセンサーが引っかかっちゃったのかなって
そのあたりずっとナスがニヤついてるもんな…
最近ポップな内容の回が多かったから久々の骨太回で嬉しすぎるこの理解が追いつくか追いつかないかのギリギリ感が堪らんのよ
ガチ論者の登場によって存在価値が危ぶまれる水野さんが焦って不当な中抜き業者になるの、あやしうこそものぐるほしけれ
まだ半分しか見てないけどもう蔦先生すき
倒置起源説に自宅の抵当権をはるところでした。本当に既のところで助かりました。
すんでのところってこの字使うのか
久々に言語の話で嬉しいです。
蔦先生トーク上手すぎてめちゃくちゃ笑ってしまった
「今こそ別れめ」とか「祝う今日こそ楽しけれ」とか
堀元ナス氏の発言に対してのコストカットがのところで蔦先生のトークの上手さが出て一瞬で引き込まれました👍
今回だけでも古文の解像度が一気に上がって、苦手意識が興味に変わりました。超面白かった。
今まさに倒置起源説食べるところでした。命の恩人ですありがとうございます
蔦先生、ですが…を「だが」と言うところがちょっと特徴的なので何か信念があって言葉を紡いでる人なのかなと思いました。なるほどの連続でとにかく面白かったです。
蔦先生かなりエンタメよりにふってくださるな!ありがたやありがたや
仰げば尊しに出てくる歌詞「今こそ別れめ」について、対比によって今までずっと同じ道を歩んできたという文脈が浮かび上がってきてエモいかも(曲名間違ってたので訂正しました!)
蛍の光じゃなくて、仰げば尊しですかね
@@MMTT4567 ホントだ、ガッツリ間違えてました…。教えていただきありがとうございます!
「明日こそ頑張る」は「今日はそうしなかった」という対比先が読み取れるから自然な文章に感じられて、「コンビニこそあれ…」はそれだけでは何と対比しているのかが明らかでないから続きの文章がないと不自然に感じられるのでは、と。(言い差し)
フェスでみた時からたのまちでした。断言することの危険性をみんな当たり前に捉えてる雰囲気があるのはいいよね。
ありがとうございます。これは本当にいい文化だと思う。(蔦先生より)
蔦先生のフルボッコカウンターで堀元KOの流れがとても面白かったです
雑談チャンネルだなあ、と思ってたら、久しぶりにがっつり解説動画がきて、こういうのが聞きたいんだよ!って思いました。面白かった。このレベルの動画を作り続けるのは大変だとは思いますが、これからも期待しています。
同感。まさに “がっつり解説動画”、お三方の掛け合いがまた、知的!
高校の古典の先生が、係り結びは本当に言いたいところが省略されて、あえて言わないことによって強調したり印象に残ったりするんだよ〜って説明してくれて、文法的な意図はわからないけど侘び寂びみたいなのを感じて風流でおしゃれだなあと感動したの思い出した
ちょうど前期に係り結びを生成文法的に考察する講義を受けたのですごくタイムリーでした!!
いま、ちょうど倒置起源説を解凍しているところだったので、危うく助かりました!
蔦先生、今まで一番好きなゲストだ
中学レベルの古文を一切勉強していないので「係り結び」という言葉にまったくピンとこず、「なーんか小難しい話はじまったな~…」と思ったところでめちゃくちゃわかりやすいキャッチーな例と解説、反証、解説が繰り返されてわかりやすっ!!楽しい~!!ってなりましたガチめでマニアックめな回だと思うけど、こういうのこそゆるく楽しく学べるのがゆる言語学ラジオのすばらしいところ。
学生時代の古文に対しての考えは堀元さんと同じだったので、同じようにカタルシスを得られてよかったです。
ブックメーカーで倒置起源説に全財産突っ込む寸前だったので助かりました!ありがとうございます!!
こういうキャッチーなテーマを扱った回、待っていました!高校のとき使っていた便覧を引っ張り出して、それぞれの係助詞の意味の違いを復習しようと思います。
今こそ分かれ “め” が決意を意味する助動詞って、今調べて知れた この番組あってこそ
「コンビニこそあれ」で止まるのが気持ち悪いと感じるのは、コンビニとスーパーが省略しても理解出来る程度の対比構造になってないってことなのかなとふと思いました。係り結びは学生時代語末を変形させない係助詞があるってのを資料集で見ておもしろ!って思った記憶があります
文末を変形させない係助詞は、係り結びのダークサイドなんですよね…… しかし実は近代日本語文法の発展はまさにここから始まったという……(蔦先生より)
「学びの窓の雪蛍/集めし功今日成りて/輝く玉の桂をば/手折る君こそめでたけれ。」嘗ては卒業式の歌としてよく歌われていた『四方の山々』という歌の一節ですが、この末尾の「こそ~けれ」を単なる強意だと思ってました。しかし、今回の動画を見て、そのあとに来る「今日を限りの別れかと/思へばいとど名残惜し」との対比ではないかと思った途端、「こそ」の一語に味わい深きものぞ感じけるという感じです。この後続くであろう「ぞ・なむ」「や・か」についても楽しみにしております。
楽しい動画ですね。専門家の先生とのお話で、昔習った知識が彩り鮮やかに蘇ります。
最近、見てなかったのですが、係り結びという非常にキャッチーな題材なので戻ってきました
楽しみに待ってました
私もです!
たのまち
たのまち!
奇遇ですね、僕もです😊
ぼくも!
「こそ~けれ」には本来対比の意味合いがあったものの、それが自明のものとして省略されているというお話は反語に通ずるものがあると思いました。「こんなことあっていいの?(いや、いいはずがない)」「こんなやつらと一緒にいられるか!(いや、いられるはずがない)」など現在でも反語表現はよく見ますが、打消しの部分は自明なものとしてしっかり省略されてますし。
久しぶりの言語学short動画!
そろそろガッツリ言語の回を聞きたいなと思ってたところだったので助かります!って同じようなこと前もコメントしたような記憶が・・・このチャンネル、視聴者の求めてるものに対する理解度が高すぎる
「ようこそ」と「いらっしゃいませ」は係り結びなのか?というのは高校生の時に疑問に思った。
係り結びですよ〜。
@@白梅みさとやっぱりそうなんですね!
係り結びと思いたいんですが、現代語の「いらっしゃいませ」は、命令形と解する方が通説みたいなんですよね。でも、近世初期の狂言台本とかには「ようこそござったれ」という挨拶が頻出しますから、そこから独立したんじゃないかと思うんですがねえ。(蔦先生より)
@@yurugengoまさか先生からのコメントまでいただけるとは思いもしませんでした。数十年前の自分の感覚が、変なものではなかったと分かり嬉しいです。ありがとうごさいました。
@@くすん-k2fすみません! 係り結びと思ってました!ありがとうございます!
蔦先生 お話し面白かったです。🎉
これこれー!!狭いとこ掘る回を待ってました!!
先生からの「死人が出ますから」でわろてしまった😂さすが「こそ」めっちゃ面白かったです!!!
あきら100%さんは完璧に隠しているので、あきら5%は「たいぶ見えてそうだなぁ…」と思って聞いていました。
ゆる言語学ラジオの言語学離れが心配されていたが、戻ってきた
倒置起源説に全額投資するところでした。既のところで助かりました。
2:22 「生物学と生命科学って違うんですか?」って言われた時も似たような空気になる
ずっとこのシリーズが見たいくらい面白かった
係り結びは古文の授業で習った古文のルールと思ってたので「コンビニこそあれ〜」のように現代でも使えることに気付いてませんでした!考えてみれば当たり前だけど現代語と地続きなんですね、おもしろかった……
係り結びって言われて裁縫かと思った
いい感じに面白い先生を発掘してくるなあ
前世は富士、現世は茄子。
来世は鷹だね
二鷹が横入りしてきた三茄子に文句言うてるのを帰れコールで援護する四扇と五煙草と六座頭
係り結び回!!フェスで蔦先生のご紹介があったときから楽しみに待ってました!古典文法シリーズアツいです!!
ゆる係り結びラジオ、助かるー😊
京都府北部のド田舎に住む高校生です。祖父母や近所の高齢者は、「雨に濡れた」を「まんじるだった」と言います。私が思春期真っ盛りなこともあり、祖父母がその言葉を発する度に冷や汗が止まりません。この街の高齢者が使う「まんじる」の語源は何か、私が住む地域以外でも使われているのか。有識の方がいたら回答をお願いしたいです🙏本動画に関係のない内容ですみません。
多分、水分の多い薄いおかゆをさす「まじり」という単語の転用。まじり>まんじり>まんじる という変化としたと考えられる。ほかに考えられるのは、真(ま)+ジュル(擬態語)、満水(まんすい)、満身(まんしん)、まんじゅう(腕で頭を覆うジャスチャーから、また雨に打たれるアンラッキーをまんじゅうがもらえるラッキーに言い換えた皮肉から)、間(まん=運)+尻(うしろ>最後尾>割を食わされる立場)、丸尻(まるごと尻まで雨が入る)だが、大雨のときは外が白く見えるし、また水のたまっている様子からおかゆを連想するのは自然で、音もそんなに離れていない「まじり」が妥当。
@@田中シャローム なるほど、、!丁寧にご回答いただきありがとうございます、!おかげさまで長年の謎が解け、スッキリしました!助かりました!ありがとうございました🙇♂️
蔦先生の喋り方に、どことなく今井むつみ先生みを感じる
ちょくちょく係り結び好きな人がコメント欄に現れるこのチャンネルこそ至高
おもしろかった!リア友にこのチャンネル布教しづらかったのですが、古文好きな友人に今回の動画すすめようと思いました。合わせて高田先生の回も。
茶化しナスが終盤に進むにつれて茶化さないナスに進化するの草超えてナス
実ってんの麻婆
10:06 『地球最後の告白を』みがあって好きです
堀元さんの前世が明らかになった神回
単なる感想ではなく印象付けたい、ここが大事だよ、って時に使うのが係り結びだと理解していました。倒置起源説は、初耳でしたが、倒置法そのものが強調、主に感情を揺さぶる表現と何となく思うので係り結びと関係は有るかもと漠然としていたのでスッキリしました。ただし蔦先生が示唆していたように例外が沢山あるらしいことも学説あるあるだと思いました。また、古文は共通認識していたり自明の現象等は省略するのがエレガントですね。
已然形の後に「ど」を補えば考えやすいんですかね。「好きこそものの上手なれど」「今こそ別れめど」
図式的にはそれでいいと思います。「ど」がつく実例もじつは結構いっぱいあります。(蔦先生より)
今回こそは言語の話が聞けるだろう
ネタではなくて統治起源説信じてました。これで死なずに済みます。ありがとうございました
「~こそあれ」で止めると気持ち悪いというのは、「~こそあれね」で締められると別に気持ち悪くない気がする
「あれ。」は命令の可能性もあるから言わないんだろうね逆に「命令+ね」は言わない(「連用+て+ね」の方が普通)から「あれね」が消去法的に係り結びだと予想できるだけの気がする
私北大出たのにこんな先生いらしたの知らなかった…係り結び大好きなので嬉しいです!子どもに教える参考にします!朝井まかての「恋歌」って小説に、「君にこそ 恋しきふしは 習ひつれ さらば忘るる ことも教へよ」って和歌が出てくるんですが、「他ならぬあなたに、恋をするという気持ちを教わったのだから、(この世にあなたがいなくなった今)恋したあなたを忘れる、ということも教えてよ。」っていう意味で、まさしく比較強調がドンピシャでハマる良い歌だなと思います。
やっとゆる言語学ラジオの更新が来た
係り結びと聞いて飛んできました!学校で学んだ文法深掘りシリーズこれからもお待ちしています
たまたま栄華物語で古文教えていたところ、登場した「かぎりなき御有様にてこそは過ぐさせたまはめ」の「こそ」が病気の道長の姿を対比してて、知識が生きた気がして感動した。
なぜか「係り結び」と聞いて「ロープワークなんて言語関係あるのか?結び目の大きさや感覚で意思疎通とか?」と明後日の方向に勘違いした自分が恥ずかしい。。そういや昔に習いましたね、、
係り結び回だぁーーー!!
言語学ワードウルフ四天王の一角だぁぁぁ
ぞ、なむも気になる!!!むずかしいのかー
蔦先生面白い先生だ
係り結びなんて中高生以来聞いたことなくて、なんのことだかすっかり忘れていました。係り結びはAは省略できないかしないけれど、AとBを比較したときにBの重要性が低い場合はBの省略が可能ということでしょうか。「コンビニこそあれど、スーパーは必要だ」は、同じ程度のABを比較する場合においてBをより強調する比較で、「明日こそ頑張るぞ(、今日は頑張れなかったけれど)」は、ABに大きな差異がありその中でAを強調する比較だからBを省略しても違和感がない文章ないのかなあと思いました。あれ?でも「明日こそ頑張るぞ」は「今日は頑張れなかったが、明日こそは頑張るぞ」を倒置しているようにも見えるので、そうすると重要度の低いAが省略されているんでしょうか。日本語、難し過ぎるうううううう
博士論文の口頭試問で、AとBとどちらが情報的に重要なのですか? という質問を受けたのを思い出しました笑そのときの答えですが、「どっちの場合もあります」 (蔦先生より)
【悲報】ゆる言語学ラジオの監修の先生、面白おじさんしかいない
倒置起源説、高校時代の古典の資料集に書いてあったのを見て以来、他の言語の「疑問文になるときに動詞が主格化する」現象と見た目が似てて覚えやすいな~と思って使い続けていました。今回の説明で命が救われた可能性があります。ありがとうございます。
「ぞ」「か」について小田勝 古代日本語文法(ちくま学芸文庫、2020)では、本文で倒置説が挙げられていました。2004年の初刊ですが、文庫版になって付け加えられた補註では倒置説の他に挿入説、注釈的二文連置説が説明されておりました。再読のきっかけになりました。喚体表現の形式化という点からエレガントな説明にはならないとは思いますが、逸脱用法が模倣されていく万葉集や源氏物語の表現力はエレガントな起源追求には随分な障害になりうるものだ、と思いました。
あ、文庫だと補注があるんですね。教えていただいてありがとうございます。(蔦先生より)
専門は【係り結び】というのがいいですね‼️古文という科目は嫌いだけど、古典は好きです。
「こそ」は強調なのに「こそこそ」は隠れてるんですね
既出指摘かもしれませんが、コンビニこそあれスーパーは必要だ、のスーパーは〜が省略されると気持ち悪いのは、聞き手にとってスーパーが自明でないのが理由かと思いました。コンビニと聞いて、対比に百貨店を連想する人もいるかもしれません。
こそ+已然形が残っている話、自分も聞いたことあるな〜と思って遡ったらゆる言語学ラジオ261回の44分あたりのことでした
古文の厄介なところは現代語と干渉することだと思う。パーツは同じなのに使い方が違うとか
「しなければならないかもしれないけれど」が、近年では「しなきゃかもだけど」に省略されてますよね〜☺️
古典の授業で「こそ」の例文で、仰げば尊しの「今こそ別れめ」を使っていましたが、Bの部分がない用法だと気付いたので、次からは別の例文を探そうと思いました。
そうなのですが、「今こそ別れるけれど……(きっといつかまた会おう)」という余韻を残した表現と解釈すると泣けます。(蔦先生より)
"ようこそ"のこそが係助詞だけれど何が省略されたか?"いらっしゃいませ"だと気がついた時に感動した。
飲食店店員の言うラッシャーセーヨーコソーは荒っぽい活きのいいお出迎えではなく、倒置法を用いた洒落たセリフだった...?!
「数ある〇〇の中、当店にいらっしゃいませ」、雨ならば「お足元の悪い中、当店にry」
これ感動ポイントね! 『捷解新語』(江戸時代前期の、朝鮮通信使向けの日本語教科書)だったと思うのですが、「ようこそござったれ」という挨拶の例文があり、最初に見たときは超感動しました。ただ、現代語の「いらっしゃいませ」は、命令形と解する方が通説みたいなんですよね。(蔦先生より)
@@yurugengo 公式からありがとうございます!まさかの命令形とは、たしかに"ようこそござったれ"こそ収まりがいい気がしまっせ。
先生も大笑いしてるのはいい回
めちゃくちゃ面白かったです!!ところで例文の「感謝こそすれ、恨んでなどいない。」ですが、前半強い+後半弱い感じでちょっと気持ち悪いと感じました。「感謝こそすれ、恨んでなどいるものか。」「感謝こそすれ、恨んでなどいるはずがない。」くらいの方が、前半と後半の強さのバランスが取れていて良い気がしました。この気持ち悪さなんなんだろう。
それはあなたの主観と語感です。私は別に気持ち悪いとは思わないし、強弱のバランスも変だと思わない
わかる。なんだろうね、この気持ち悪さ
僕も、変だとは思わないですね
私もほんの少し違和感感じてましたが、他の方の意見を見てよく考えるとそうでもないのかなーとよくわからなくなってきました…言い回しが派手な映画やドラマの見過ぎなのかもですね。
自分も特別に違和感は覚えませんでした。挙げている例はたしかに、少しセリフっぽさがある気がしますね
係り結びガチ"勢"一勢力になるんやねー!!それとも一騎当千なのか
「コンビこそあれ」が気持ち悪いのは対比するものが明確でないからだと思う。予めスーパーが対象となる文であると明確に分かる文脈なら気持ち悪くないと思うが…。
この先生、理解っててだいすきだ
本題に直接関係ないんですが、「けれども」が「けりの已然形+ども」だったことに気づいてちょっとテンションが上がりました。
けれどもの語源は「けりの已然形+ども」ではなく「形容詞の已然形+ども」の中から「けれども」が独立したものらしいです。
因みに、琉球諸語には未だに係り結びが現役で生きています。琉球諸語母語話者のおじいちゃんおばあちゃんは今でも係り結びを使う。例えばウチナーグチで「そうである」=「あん やん」「そうでこそある」=「あん どぅ やる」という形で強調の「どぅ」がある場合は「やん」の連体形「やる」で結ばないといけない
今ちょうど倒置起源説信仰の勧誘をされていたので助かりました。ありがとうございました。
受験英文法で習うような強調表現が比較の形を持ったものが多いのと古文が少し結びついてちょっと感動した。いわゆる“クジラ構文”とか……
口調が聞きやすい
【コソについての参考文献】
◯蔦清行(2006)「終止のコソ」『国語国文』75−5
◯蔦清行(2007)「係りのコソ」『国語国文』76−4
◯蔦清行(2011)「コソ・已然形研究史抄」『日本語・日本文化』37
hdl.handle.net/11094/9468
◯石田春昭(1939)「コソケレ形式の本義(上・下)」『国語と国文学』16-2,3(20:24~ で言及。コソ研究の基礎となった重要論文)
◯富士谷成章『あゆひ抄』
※ 19:12~ で言及。堀元さんの前世の著作(松尾捨治郎 校註、大岡山書店、1932年。原本は江戸時代1778年刊。
・国立国会図書館デジタルコレクション
dl.ndl.go.jp/pid/1240201
※(参照 2024-09-04)で閲覧できます。
・原本を見たい方は国立国語研究所で公開されています
dglb01.ninjal.ac.jp/ninjaldl/bunken.php?title=ayuisyo
【カについての参考論文】
◯蔦清行(2008)「カの接続」『万葉語文研究』4
◯蔦清行(2009)「連用形とカ(上・下)」『国文学論叢』20, 21
(上)→hdl.handle.net/2433/137378
(下)→hdl.handle.net/2433/137387
◯蔦清行(2011)「カの力」『日本語・日本文化研究』21
◯蔦清行(2015)「連体形結びの役割:カとコソの場合」『国語国文』84−4
【サポーターコミュニティへの加入はこちらから!】
yurugengo.com/support
【我々の初の著書『言語沼』はこちら!】
www.valuebooks.jp/bp/VS0058755147
【おたよりフォーム】
forms.gle/mTGM7A9QNqgjZMgN7
※皆様からの楽しいおたよりをお待ちしています!
😊😊
「もはや言語学じゃないだろこのチャンネル……」って思い始めたタイミングでガチ言語学回が投下される流れもそろそろ慣れてきた
{ゆる,言語学,ラジオ}のうち1つないし2つあるいは3つが別の要素に置き換わりがち
@@hiruyume-yaoki
ガチ言語学回も、それ言語学か?みたいな回も、ラジオだと全然わからん回(前々回の知恵の輪とか)もあるんよな
それが好きで見てるみたいなところあるけども
@@hiruyume-yaoki要素の数も可変であるものとする
良い言語学ネタには、時間がかかるんやなぁって、最近は待ちわびてます
断定や断言を避けるのは専門家として誠実である証ですが、それを当たり前のように受け入れているところが「ゆる言語学ラジオ」の素晴らしいところですね。専門家をゲストとして呼ぶコンテンツでこうしたスタンスを取っているコンテンツってほとんどないと思いますし、そうした文化を作ることができたことは堀元さんの功績だと思います。今回のように新しい専門家ゲストが安心して出演できるのも今までのそうした蓄積のお陰でしょう。
これはマジでそうで、とても貴重なメディアだと思います。(蔦先生より)
冗談抜きで、塾講師として倒置起源説を生徒に解説しかけていたので命助かりました。
係り結びなんて過去の遺物だろって習った当時は思ってたけど「好きこそものの上手なれ」が係り結びだと気づいたときに脈々と受け継がれる言語の潮流を感じて震えたな
「好きこそものの~」も過去に誰かが言った遺物に過ぎないんだけど。結局君は自分の好き嫌いで「遺物」か「脈々」かを判断してるだけじゃないのか
@@島志ニュアンスを理解してないな
過去の遺物も脈々と伝わるものも「昔から今に伝わるもの」だけど、前者は今はもう役に立たないものというニュアンス、後者はまだ使われているものというニュアンスがある。コメ主の言いたいことは、係り結びは一見現在では使われないのに義務教育に謎に生き残っている遺物だが、実はことわざの一部として今に生きているものもちらほらあるよね、ってことでしょ。
@@島志過去の遺物だと思っていたものが現代にも脈々と受け継がれていることに気づいて、言語の潮流に圧倒されたっていう話じゃないの?好き嫌い関係なくない?
というか、現代ではもう使われない過去のものだと思ってたけど、現代でも使われている言い回しにも出てきていることに気付いたって話じゃない?
「遺物」と「脈々と受け継がれているもの」をそもそもパラレルに置いていないと思う
@@島志「好きこそ物の上手なれ」のこそ〜なれ、何気なく使っていた諺の表現の中に係り結びが入っているところと、古文と現代文の間に感じていた乖離との認識のズレからコメ主はこのような事を思ったのだと思います。逆張りしようとしたのか分かりませんが「好きこそ〜」を何故かわざわざ遺物と表現してる点、好き嫌いの話をしているのだと捉えてる点等々 怖いくらい認識がズレています。
およそ2ヶ月振りのゆる「言語学」ラジオの更新、血湧き肉躍ります
このラジオは狭い話をしてる時"こそ"輝いてる
14:24の不自然なカットは「ナラ時代のはナラわない」に堀本さんのセンサーが引っかかっちゃったのかなって
そのあたりずっとナスがニヤついてるもんな…
最近ポップな内容の回が多かったから久々の骨太回で嬉しすぎる
この理解が追いつくか追いつかないかのギリギリ感が堪らんのよ
ガチ論者の登場によって存在価値が危ぶまれる水野さんが焦って不当な中抜き業者になるの、あやしうこそものぐるほしけれ
まだ半分しか見てないけどもう蔦先生すき
倒置起源説に自宅の抵当権をはるところでした。本当に既のところで助かりました。
すんでのところ
ってこの字使うのか
久々に言語の話で嬉しいです。
蔦先生トーク上手すぎてめちゃくちゃ笑ってしまった
「今こそ別れめ」とか「祝う今日こそ楽しけれ」とか
堀元ナス氏の発言に対してのコストカットがのところで蔦先生のトークの上手さが出て一瞬で引き込まれました👍
今回だけでも古文の解像度が一気に上がって、苦手意識が興味に変わりました。超面白かった。
今まさに倒置起源説食べるところでした。
命の恩人ですありがとうございます
蔦先生、ですが…を「だが」と言うところがちょっと特徴的なので何か信念があって言葉を紡いでる人なのかなと思いました。なるほどの連続でとにかく面白かったです。
蔦先生かなりエンタメよりにふってくださるな!ありがたやありがたや
仰げば尊しに出てくる歌詞「今こそ別れめ」について、対比によって今までずっと同じ道を歩んできたという文脈が浮かび上がってきてエモいかも
(曲名間違ってたので訂正しました!)
蛍の光じゃなくて、仰げば尊しですかね
@@MMTT4567 ホントだ、ガッツリ間違えてました…。教えていただきありがとうございます!
「明日こそ頑張る」は「今日はそうしなかった」という対比先が読み取れるから自然な文章に感じられて、「コンビニこそあれ…」はそれだけでは何と対比しているのかが明らかでないから続きの文章がないと不自然に感じられるのでは、と。(言い差し)
フェスでみた時からたのまちでした。
断言することの危険性をみんな当たり前に捉えてる雰囲気があるのはいいよね。
ありがとうございます。これは本当にいい文化だと思う。(蔦先生より)
蔦先生のフルボッコカウンターで堀元KOの流れがとても面白かったです
雑談チャンネルだなあ、と思ってたら、久しぶりにがっつり解説動画がきて、こういうのが聞きたいんだよ!って思いました。面白かった。
このレベルの動画を作り続けるのは大変だとは思いますが、これからも期待しています。
同感。まさに “がっつり解説動画”、お三方の掛け合いがまた、知的!
高校の古典の先生が、係り結びは本当に言いたいところが省略されて、あえて言わないことによって強調したり印象に残ったりするんだよ〜って説明してくれて、文法的な意図はわからないけど侘び寂びみたいなのを感じて風流でおしゃれだなあと感動したの思い出した
ちょうど前期に係り結びを生成文法的に考察する講義を受けたのですごくタイムリーでした!!
いま、ちょうど倒置起源説を解凍しているところだったので、危うく助かりました!
蔦先生、今まで一番好きなゲストだ
中学レベルの古文を一切勉強していないので「係り結び」という言葉にまったくピンとこず、「なーんか小難しい話はじまったな~…」と思ったところで
めちゃくちゃわかりやすいキャッチーな例と解説、反証、解説が繰り返されてわかりやすっ!!楽しい~!!ってなりました
ガチめでマニアックめな回だと思うけど、こういうのこそゆるく楽しく学べるのがゆる言語学ラジオのすばらしいところ。
学生時代の古文に対しての考えは堀元さんと同じだったので、同じようにカタルシスを得られてよかったです。
ブックメーカーで倒置起源説に全財産突っ込む寸前だったので助かりました!ありがとうございます!!
こういうキャッチーなテーマを扱った回、待っていました!
高校のとき使っていた便覧を引っ張り出して、それぞれの係助詞の意味の違いを復習しようと思います。
今こそ分かれ “め” が決意を意味する助動詞って、今調べて知れた この番組あってこそ
「コンビニこそあれ」で止まるのが気持ち悪いと感じるのは、コンビニとスーパーが省略しても理解出来る程度の対比構造になってないってことなのかなとふと思いました。
係り結びは学生時代語末を変形させない係助詞があるってのを資料集で見ておもしろ!って思った記憶があります
文末を変形させない係助詞は、係り結びのダークサイドなんですよね…… しかし実は近代日本語文法の発展はまさにここから始まったという……(蔦先生より)
「学びの窓の雪蛍/集めし功今日成りて/輝く玉の桂をば/手折る君こそめでたけれ。」
嘗ては卒業式の歌としてよく歌われていた『四方の山々』という歌の一節ですが、この末尾の「こそ~けれ」を単なる強意だと思ってました。
しかし、今回の動画を見て、そのあとに来る「今日を限りの別れかと/思へばいとど名残惜し」との対比ではないかと思った途端、「こそ」の一語に味わい深きものぞ感じけるという感じです。この後続くであろう「ぞ・なむ」「や・か」についても楽しみにしております。
楽しい動画ですね。
専門家の先生とのお話で、昔習った知識が彩り鮮やかに蘇ります。
最近、見てなかったのですが、係り結びという非常にキャッチーな題材なので戻ってきました
楽しみに待ってました
私もです!
たのまち
たのまち!
奇遇ですね、僕もです😊
ぼくも!
「こそ~けれ」には本来対比の意味合いがあったものの、それが自明のものとして省略されているというお話は反語に通ずるものがあると思いました。
「こんなことあっていいの?(いや、いいはずがない)」「こんなやつらと一緒にいられるか!(いや、いられるはずがない)」など現在でも反語表現はよく見ますが、打消しの部分は自明なものとしてしっかり省略されてますし。
久しぶりの言語学short動画!
そろそろガッツリ言語の回を聞きたいなと思ってたところだったので助かります!
って同じようなこと前もコメントしたような記憶が・・・
このチャンネル、視聴者の求めてるものに対する理解度が高すぎる
「ようこそ」と「いらっしゃいませ」は係り結びなのか?というのは高校生の時に疑問に思った。
係り結びですよ〜。
@@白梅みさと
やっぱりそうなんですね!
係り結びと思いたいんですが、現代語の「いらっしゃいませ」は、命令形と解する方が通説みたいなんですよね。
でも、近世初期の狂言台本とかには「ようこそござったれ」という挨拶が頻出しますから、そこから独立したんじゃないかと思うんですがねえ。(蔦先生より)
@@yurugengo
まさか先生からのコメントまでいただけるとは思いもしませんでした。
数十年前の自分の感覚が、変なものではなかったと分かり嬉しいです。
ありがとうごさいました。
@@くすん-k2fすみません! 係り結びと思ってました!ありがとうございます!
蔦先生 お話し面白かったです。🎉
これこれー!!
狭いとこ掘る回を待ってました!!
先生からの「死人が出ますから」でわろてしまった😂
さすが「こそ」めっちゃ面白かったです!!!
あきら100%さんは完璧に隠しているので、あきら5%は「たいぶ見えてそうだなぁ…」と思って聞いていました。
ゆる言語学ラジオの言語学離れが心配されていたが、戻ってきた
倒置起源説に全額投資するところでした。既のところで助かりました。
2:22 「生物学と生命科学って違うんですか?」って言われた時も似たような空気になる
ずっとこのシリーズが見たいくらい面白かった
係り結びは古文の授業で習った古文のルールと思ってたので「コンビニこそあれ〜」のように現代でも使えることに気付いてませんでした!
考えてみれば当たり前だけど現代語と地続きなんですね、おもしろかった……
係り結びって言われて裁縫かと思った
いい感じに面白い先生を発掘してくるなあ
前世は富士、現世は茄子。
来世は鷹だね
二鷹が横入りしてきた三茄子に文句言うてるのを帰れコールで援護する四扇と五煙草と六座頭
係り結び回!!フェスで蔦先生のご紹介があったときから楽しみに待ってました!古典文法シリーズアツいです!!
ゆる係り結びラジオ、助かるー😊
京都府北部のド田舎に住む高校生です。
祖父母や近所の高齢者は、「雨に濡れた」を「まんじるだった」と言います。私が思春期真っ盛りなこともあり、祖父母がその言葉を発する度に冷や汗が止まりません。この街の高齢者が使う「まんじる」の語源は何か、私が住む地域以外でも使われているのか。有識の方がいたら回答をお願いしたいです🙏
本動画に関係のない内容ですみません。
多分、水分の多い薄いおかゆをさす「まじり」という単語の転用。まじり>まんじり>まんじる という変化としたと考えられる。
ほかに考えられるのは、真(ま)+ジュル(擬態語)、満水(まんすい)、満身(まんしん)、まんじゅう(腕で頭を覆うジャスチャーから、また雨に打たれるアンラッキーをまんじゅうがもらえるラッキーに言い換えた皮肉から)、間(まん=運)+尻(うしろ>最後尾>割を食わされる立場)、丸尻(まるごと尻まで雨が入る)だが、大雨のときは外が白く見えるし、また水のたまっている様子からおかゆを連想するのは自然で、音もそんなに離れていない「まじり」が妥当。
@@田中シャローム なるほど、、!丁寧にご回答いただきありがとうございます、!おかげさまで長年の謎が解け、スッキリしました!助かりました!ありがとうございました🙇♂️
蔦先生の喋り方に、どことなく今井むつみ先生みを感じる
ちょくちょく係り結び好きな人がコメント欄に現れるこのチャンネルこそ至高
おもしろかった!リア友にこのチャンネル布教しづらかったのですが、古文好きな友人に今回の動画すすめようと思いました。合わせて高田先生の回も。
茶化しナスが終盤に進むにつれて
茶化さないナスに進化するの草超えてナス
実ってんの麻婆
10:06 『地球最後の告白を』みがあって好きです
堀元さんの前世が明らかになった神回
単なる感想ではなく印象付けたい、ここが大事だよ、って時に使うのが係り結びだと理解していました。
倒置起源説は、初耳でしたが、倒置法そのものが強調、主に感情を揺さぶる表現と何となく思うので係り結びと関係は有るかもと漠然としていたのでスッキリしました。ただし蔦先生が示唆していたように例外が沢山あるらしいことも学説あるあるだと思いました。
また、古文は共通認識していたり自明の現象等は省略するのがエレガントですね。
已然形の後に「ど」を補えば考えやすいんですかね。「好きこそものの上手なれど」「今こそ別れめど」
図式的にはそれでいいと思います。「ど」がつく実例もじつは結構いっぱいあります。(蔦先生より)
今回こそは言語の話が聞けるだろう
ネタではなくて統治起源説信じてました。これで死なずに済みます。ありがとうございました
「~こそあれ」で止めると気持ち悪いというのは、「~こそあれね」で締められると別に気持ち悪くない気がする
「あれ。」は命令の可能性もあるから言わないんだろうね
逆に「命令+ね」は言わない(「連用+て+ね」の方が普通)から「あれね」が消去法的に係り結びだと予想できるだけの気がする
私北大出たのにこんな先生いらしたの知らなかった…係り結び大好きなので嬉しいです!子どもに教える参考にします!
朝井まかての「恋歌」って小説に、「君にこそ 恋しきふしは 習ひつれ さらば忘るる ことも教へよ」って和歌が出てくるんですが、「他ならぬあなたに、恋をするという気持ちを教わったのだから、(この世にあなたがいなくなった今)恋したあなたを忘れる、ということも教えてよ。」っていう意味で、まさしく比較強調がドンピシャでハマる良い歌だなと思います。
やっとゆる言語学ラジオの更新が来た
係り結びと聞いて飛んできました!学校で学んだ文法深掘りシリーズこれからもお待ちしています
たまたま栄華物語で古文教えていたところ、登場した「かぎりなき御有様にてこそは過ぐさせたまはめ」の「こそ」が病気の道長の姿を対比してて、知識が生きた気がして感動した。
なぜか「係り結び」と聞いて「ロープワークなんて言語関係あるのか?結び目の大きさや感覚で意思疎通とか?」と明後日の方向に勘違いした自分が恥ずかしい。。
そういや昔に習いましたね、、
係り結び回だぁーーー!!
言語学ワードウルフ四天王の一角だぁぁぁ
ぞ、なむも気になる!!!むずかしいのかー
蔦先生面白い先生だ
係り結びなんて中高生以来聞いたことなくて、なんのことだかすっかり忘れていました。
係り結びはAは省略できないかしないけれど、AとBを比較したときにBの重要性が低い場合はBの省略が可能ということでしょうか。
「コンビニこそあれど、スーパーは必要だ」は、同じ程度のABを比較する場合においてBをより強調する比較で、「明日こそ頑張るぞ(、今日は頑張れなかったけれど)」は、ABに大きな差異がありその中でAを強調する比較だからBを省略しても違和感がない文章ないのかなあと思いました。
あれ?でも「明日こそ頑張るぞ」は「今日は頑張れなかったが、明日こそは頑張るぞ」を倒置しているようにも見えるので、そうすると重要度の低いAが省略されているんでしょうか。
日本語、難し過ぎるうううううう
博士論文の口頭試問で、AとBとどちらが情報的に重要なのですか? という質問を受けたのを思い出しました笑
そのときの答えですが、「どっちの場合もあります」 (蔦先生より)
【悲報】ゆる言語学ラジオの監修の先生、面白おじさんしかいない
倒置起源説、高校時代の古典の資料集に書いてあったのを見て以来、他の言語の「疑問文になるときに動詞が主格化する」現象と見た目が似てて覚えやすいな~と思って使い続けていました。今回の説明で命が救われた可能性があります。ありがとうございます。
「ぞ」「か」について小田勝 古代日本語文法(ちくま学芸文庫、2020)では、本文で倒置説が挙げられていました。2004年の初刊ですが、文庫版になって付け加えられた補註では倒置説の他に挿入説、注釈的二文連置説が説明されておりました。再読のきっかけになりました。喚体表現の形式化という点からエレガントな説明にはならないとは思いますが、逸脱用法が模倣されていく万葉集や源氏物語の表現力はエレガントな起源追求には随分な障害になりうるものだ、と思いました。
あ、文庫だと補注があるんですね。教えていただいてありがとうございます。(蔦先生より)
専門は【係り結び】
というのがいいですね‼️
古文という科目は嫌いだけど、古典は好きです。
「こそ」は強調なのに「こそこそ」は隠れてるんですね
既出指摘かもしれませんが、コンビニこそあれスーパーは必要だ、のスーパーは〜が省略されると気持ち悪いのは、聞き手にとってスーパーが自明でないのが理由かと思いました。コンビニと聞いて、対比に百貨店を連想する人もいるかもしれません。
こそ+已然形が残っている話、自分も聞いたことあるな〜と思って遡ったらゆる言語学ラジオ261回の44分あたりのことでした
古文の厄介なところは現代語と干渉することだと思う。パーツは同じなのに使い方が違うとか
「しなければならないかもしれないけれど」が、近年では「しなきゃかもだけど」に省略されてますよね〜☺️
古典の授業で「こそ」の例文で、仰げば尊しの「今こそ別れめ」を使っていましたが、Bの部分がない用法だと気付いたので、次からは別の例文を探そうと思いました。
そうなのですが、「今こそ別れるけれど……(きっといつかまた会おう)」という余韻を残した表現と解釈すると泣けます。(蔦先生より)
"ようこそ"のこそが係助詞だけれど何が省略されたか?
"いらっしゃいませ"だと気がついた時に感動した。
飲食店店員の言うラッシャーセーヨーコソーは荒っぽい活きのいいお出迎えではなく、倒置法を用いた洒落たセリフだった...?!
「数ある〇〇の中、当店にいらっしゃいませ」、雨ならば「お足元の悪い中、当店にry」
これ感動ポイントね! 『捷解新語』(江戸時代前期の、朝鮮通信使向けの日本語教科書)だったと思うのですが、「ようこそござったれ」という挨拶の例文があり、最初に見たときは超感動しました。ただ、現代語の「いらっしゃいませ」は、命令形と解する方が通説みたいなんですよね。(蔦先生より)
@@yurugengo 公式からありがとうございます!まさかの命令形とは、たしかに"ようこそござったれ"こそ収まりがいい気がしまっせ。
先生も大笑いしてるのはいい回
めちゃくちゃ面白かったです!!
ところで例文の「感謝こそすれ、恨んでなどいない。」ですが、前半強い+後半弱い感じでちょっと気持ち悪いと感じました。
「感謝こそすれ、恨んでなどいるものか。」
「感謝こそすれ、恨んでなどいるはずがない。」
くらいの方が、前半と後半の強さのバランスが取れていて良い気がしました。この気持ち悪さなんなんだろう。
それはあなたの主観と語感です。私は別に気持ち悪いとは思わないし、強弱のバランスも変だと思わない
わかる。なんだろうね、この気持ち悪さ
僕も、変だとは思わないですね
私もほんの少し違和感感じてましたが、他の方の意見を見てよく考えるとそうでもないのかなーとよくわからなくなってきました…
言い回しが派手な映画やドラマの見過ぎなのかもですね。
自分も特別に違和感は覚えませんでした。
挙げている例はたしかに、少しセリフっぽさがある気がしますね
係り結びガチ"勢"
一勢力になるんやねー!!
それとも一騎当千なのか
「コンビこそあれ」が気持ち悪いのは
対比するものが明確でないからだと思う。
予めスーパーが対象となる文であると明確に分かる文脈なら気持ち悪くないと思うが…。
この先生、理解っててだいすきだ
本題に直接関係ないんですが、「けれども」が「けりの已然形+ども」だったことに気づいてちょっとテンションが上がりました。
けれどもの語源は「けりの已然形+ども」ではなく「形容詞の已然形+ども」の中から「けれども」が独立したものらしいです。
因みに、琉球諸語には未だに係り結びが現役で生きています。
琉球諸語母語話者のおじいちゃんおばあちゃんは今でも係り結びを使う。
例えばウチナーグチで
「そうである」=「あん やん」
「そうでこそある」=「あん どぅ やる」
という形で強調の「どぅ」がある場合は「やん」の連体形「やる」で結ばないといけない
今ちょうど倒置起源説信仰の勧誘をされていたので助かりました。ありがとうございました。
受験英文法で習うような強調表現が比較の形を持ったものが多いのと古文が少し結びついてちょっと感動した。
いわゆる“クジラ構文”とか……
口調が聞きやすい