【解決済】メーカーからの回答は動画説明文に!!「あの音」2回連続発生バージョン スイフト ZC33S
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- Опубліковано 17 січ 2025
- 『2024年5月 メーカー公式の答え』
燃料タンクに内蔵してあるカットオフバルブの弁体が
振動することによって発生している音。
音が発生しているのであれば正常に機能している証拠であり、
異常ではありません。
※カットオフバルブはチェックバルブ(ワンウェイバルブ)で
一方向からの圧力のみ通る構造になっている為、逆流防止弁になっている。
『カットオフバルブのメカニズム』
① 燃料タンク内のガソリン蒸気により燃料タンク内の圧力が上昇。
② 上昇した圧力が既定の圧力を超えるとチェックバルブ(カットオフバルブ)が開き、
タンク内の圧力を燃料タンク外へ逃がし燃料タンク圧力を下げる。
③ チェックバルブ(カットオフバルブ)が開く時に
蒸気圧、蒸気流量、弁体流量、バルブスプリングなどの組み合わせで、
カットオフバルブの弁体が振動して音が発生。
※この振動音は走行中にも発生している場合があるが、
他の走行騒音が大きい為聞こえません。
上記の作動内容により正常な作動音の為、異常ではありません。
(ディーラー整備士F氏によるまとめ)
以降、同内容のものがスズキのデータベースに掲載、全国ディーラーで共有される。
『カットオフバルブ図』
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『 Q&A 』 ※ディーラー整備士F氏による解説・見解
Q1 音鳴りは異常ではなく問題無いのか? 大丈夫か?
A1 正常で問題無し。大丈夫。
Q2 何がどのような時に、どうなるから音が鳴るのか?
A2 燃料タンク内蔵のカットオフバルブが、
規定値以上の圧力をタンク外に逃がす(車両内で循環)時に
筒内でボール状の弁体が押され動いて道が開き蒸気を通すが、
押し戻そうとするスプリングにより筒内壁と接触、
振動することでビビリ音が発生している。
音が鳴っているのは圧力をタンク外に逃がすカットオフバルブだけで、
タンクに戻す方のバルブは鳴っていない。
Q3 原因となる部品名は何?
A3 燃料タンク。カットオフバルブはタンク内蔵の為、バルブ単体交換は不可。
交換の場合はタンク丸ごととなる。
これまで巷で原因パーツと推測されていた「燃料ポンプ」は、
音鳴りとは全く関係が無い。
Q4 鳴る回数は問題ではないか? 5回もありえる事か?
A4 ありえる。カットオフバルブが開く条件になれば何回でも鳴る。
Q5 なぜバッテリーを外していても鳴るのか?
A5 カットオフバルブは、スプリングなど単純な構造の物で電力を使用しない為。
Q6 夜間など知らないうちに鳴っている可能性はあるか?
A6 ある。燃料タンク内圧力がバルブを開く条件に達するといつでも鳴る。
ただし、ガソリンの気化によるものなので、
車両(タンク)の温度や外気温の変化が原因となり主に温度の上昇に影響される為、
比較的気温の低い夜間の発生や寒い時期は少ないということが考えられる。
Q7 鳴らない車両があるのか? 実は全車鳴っているのに気付かないだけか?
A7 鳴らない車両は無い。気付いていないだけ。
理論上、同じタンクが装着されている車両は全て鳴っている。
バルブが開く条件時に車両近くに居合わせていないか、
周囲の騒音で気付かないだけ。走行中も鳴っている。
Q8 なぜほぼ同じ状況での走行後に鳴る時と鳴らない時があるのか?
A8 バルブが開く条件に達しているかどうか。
タンク内温度や外気温など微妙な違いにより時間差等がある為、
同じタイミングでは鳴らない事がある。
Q9 鳴るか鳴らないかコントロールや予測等は可能か?
A9 不可能というか無意味。
基本的に、息をするように当たり前に音が発生していると考えて良い。
Q10 なぜドアを閉めた時に鳴るのか? 衝撃? そんなにデリケート? 精密?
A10 筒内のボールがスプリングで押されているという単純な構造なので、
衝撃でボールが動いてバルブが開く為。精密というより寧ろ逆。
Q11 エンジン停止後、数時間後、数日後にも鳴ったという報告があるが?
A11 全てはタンク内のガソリン蒸気次第。圧力次第。
タンク内温度、外気温の変化(主に上昇)により、
バルブが開く条件に達したら鳴る。
ガソリンの気化温度等を考慮すると、
単純に「冬」という季節のキーワードでは括れない。
特に走行して車両の温度が上がった場合は。
Q12 スズキの他車種も鳴っているか?
A12 他車種では音鳴り事例は聞いたことが無い。
同世代、同型のスイフト(4代目)に限られた現象で、
全ては装着している燃料タンクが鳴る物であるということ。
他車種に装着されているタンクを調べてはいないが、
理論上、同じタンクが装着されていれば鳴っているはず。
Q13 ZC33Sが直噴エンジンである事は関係あるか?
A13 直噴エンジンであることは、音鳴りとは全く関係無い。
同型の他のグレード、ZC13、ZC53、ZC83等、
直噴エンジンではない4代目スイフトでも発生している。
同じ燃料タンクを採用している車両は全て音が鳴る。
このタンク(バルブ)は音が鳴る物である。
※4代目のタンクは、発売初期から現在まで部品改良無し。
Q14 直噴エンジンは関係無く、これまでの所有車でも経験無し。
同型スイフトのタンクのみ、ということは部品が???
A14 ソレは何とも(苦笑)
ただ、音が鳴るのは異常では無い。
Q15 異常では無いのならば、なぜスズキのデータベースに
2023年6月にタンク交換を指示した記録があるのか?
今後も気になる人は交換してもらえるのか?
A15 お客様からの要望は出来る限り何とかしようという事で、
ディーラーはメーカーに話(交渉)をする。
通るかどうかは個々のディーラーの資質、意識や組織力の問題も関係する。
ただ、部品改良も無く基本的に鳴る部品に再び交換する為、
交換後も音は無くならないとメーカーとディーラーは考えている。
Q16 問題が無く改善も見込めない部品を替える?
「仕様です。」の一言で終わりでは?
例えば、ZC33Sで未塗装樹脂部が白ボケしてオーナーが
色々と対策している事例が有名ですが、「そういうもの」で終わりでは?
A16 当ディーラーならそういった白ボケも、オーナーの要望があれば
3年6万キロの保証期間内であれば無料交換対応する。
Q17 今回のメーカーの答えは公式な統一見解ということで良いか?
A17 今回の質問回答は、2024年5月よりスズキのデータベースに掲載されて、
同様の事例の答えとして全国のディーラーで参照される。
Q18 なぜZC33S発売初期から問題(報告、問い合わせ)になり、
長い年月が経過していてメーカー側では既に答えが出ていたはずなのに、
これまでデータベースに明記されていなかったのか?
また、今回の返答に日数がかかったのか?
A18 メーカー担当者の事情なので分かりません。
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約10分間で2回鳴った時のものです。
この時はスマホが熱でヤラレて、
2回目直後に録画が強制終了となりました。
幸い(?)その後5分ぐらい経っても3回目は鳴りませんでした。
さらに3回、4回・・・と鳴る時もあります。
私は最高5回を経験しました。
※イヤホン推奨
三部作となっています。
↓「車外編 3回連続バージョン」はこちら
• 【報告】4代目スイフトは全車鳴ってる! 「あ...
↓「車内編 1回バージョン」はこちら
• 【原因判明】ZC33S メーカーの回答は動画...
【経緯】
2023年4月、新車1ヶ月点検時にディーラーで聞いたところ、
ベテランの担当営業も整備士も、営業所内のZC33S乗りも、
今まで経験した事も、そんな話を聞いた事も無いと言う。
ただ一人だけ整備士のZC33Sが鳴っていて、
「おそらく燃料ポンプの音であり、問題は無い」と言っていると
当時の担当営業から伝えられた。
どのような仕組みで鳴るのかは詳しくは聞かなかったが、
不具合が無いのならいいかと考えた。
(新車だし、新車保証もあるし、
発売から6年も経ち不具合等出尽くしているいるだろうから)
2023年式 ZC33S スイフトスポーツ 6AT
しかし、
・ネットでも明確な情報、説明ページが見つけられない。燃料ポンプ?
・定期的?にネット上で疑問として話題になるが、「~みたい」「~らしい」程度の情報。
・先日(2024年4月)、私はこれまでに無かった最高回数5回を経験した。
ということで、再度ディーラーに尋ねるも、不明とのこと。
なので、「ディーラー」→「メーカー」へ問い合わせ。
チャンネルページの中の「コミュニティ」ページに
ディーラーからメーカーに送ると言われた「私からの質問」を載せています。
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※実際には、このまま送られなかったようで、
のちにメーカーからの回答を元にディーラー整備士F氏に
答えてもらいました(上記Q&A)
↓【解決編】ずんだもんと不思議な音
• ZC33S ずんだもんと不思議な音 スイフト...
2017.09~2020.04 ZC33S 1型
2020.05~2022.08 ZC33S 2型
2022.09~2023.09 ZC33S 3型
2023.10~2025.02 ZC33S 4型
2025.03~2025.11 ZC33S ファイナルエディション
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