【デフ陸上】金メダリスト山田真樹選手 ”デフリンピック”への挑戦『every.特集』

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  • Опубліковано 12 гру 2022
  • (※聴覚障害のある方もご覧いただけるよう、字幕を挿入しております。)
    笑顔がすてきな「デフ陸上」のスプリンター、日本代表の山田真樹(まき)さん、25歳。耳がほとんど聞こえないという。実はパラリンピックに聴覚障害は含まれず、デフリンピックが聴覚障害のある選手にとって最大の舞台。
    山田さんは、2017年のトルコ大会で、初出場にして、200メートル、400メートル、4×100メートルリレーで3つのメダルを手にした注目選手。その速さの秘密は長い脚。踏み出す大きな一歩が強みだ。
    デフリンピック・ブラジル大会が2か月後に迫る中、今年2月下旬、デフ陸上の日本代表合宿が沖縄でおこなわれた。
    リレーのメンバーに選ばれたのは6人。今回、チームの核として後輩をひっぱる山田さん。“前回はチームワークを良くするために先輩たちに盛り上げてもらったけど、今回は逆に新しく入ってきた人に今まで教えてもらったことを伝える立場”だという。
    ただ、山田選手は手話を使うが、全員が普段から手話を使っているわけではない。相手の口の動きを読み取り、声で話す人など、コミュニケーションの取り方は様々だ。中には「早い手話だとちょっとついていけるかついていけないかぐらいのレベル」だという選手も。
    また、リレーでは、いかにスピードを落とさずバトンを繋ぐかが勝利の鍵。仲間の声や足音が聞こえないため、何度も練習をしてタイミングを合わせていく。表情やしぐさなどから相手を知り、チームのいい雰囲気を作ることが大切になる。
    しかし、大会のおよそ1か月半前に話を聞くと、「実は、ちょっと後輩との関係が悪くなってる心のバトンがまだ渡せていない状況」だという。もともと手話を使ってこなかったという、後輩との関係に溝ができているとのこと。
    「リレーをしたい気持ちが強い。世界一を共にとりたい気持ちが強い」その思いは後輩へ届くのか。
    3月下旬。リレーメンバーは、東京・駒沢オリンピック公園で行われた試合に出場。控室をのぞいてみると、メンバーの輪に、なかなか一歩踏み出せない山田さんの姿が。それでも、しばらくすると、後輩の元に駆け寄りゼッケンをつけるのを手伝うなどコミュニケーションを取ろうとしていた。
    ブラジル出発まで残すところ2週間となり、神奈川県でおこなわれた最終合宿。
    「今日会ったらみんなと心がひとつなっていた」
    積極的なコミュニケーションをとり続けたことで、どうやら後輩との溝が埋まったようだ。
    そしてついに迎えた、デフリンピック・ブラジル大会。しかし、大会11日目以降、日本人選手全員の全競技・全試合の出場辞退が決まってしまう。日本人選手団の中に新型コロナウイルスの感染者が確認されたためだ。
    結果、山田さんは連覇が期待されていた個人の200m、4×100mリレーの出場もできず帰国。「悔しい気持ちがいっぱい」「ずっと掌に力を入れ続けるのは疲れました」とのメッセージが。
    それでも、今年10月、山田さんは競技場に元気な姿を見せてくれた。失意を乗り越え再始動したのには、ある理由が。
    (2022年12月12日放送「news every.」より)
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