【独自】高級腕時計“すり替え窃盗”一部始終 白昼の銀座で客装い“20秒間の犯行”(2023年11月27日)

Поділитися
Вставка
  • Опубліковано 18 січ 2025
  • こちらは東京・銀座の時計店で、客を装った男が腕時計を盗む瞬間の映像です。
    店員が目を離した一瞬の隙を狙う、その手口とは。
    ■独自取材:高級腕時計“すり替え窃盗”一部始終
    (男)「ぼく(ロレックス)デイトナだけで30本ある。」
    (店員)「30本!デイトナで!!」
    (男)「年代ごとに全部そろえた。もう奥さんに殺されちゃう」
    (渡辺瑠海アナウンサー)「きのう正午過ぎ、銀座にあるこちらの高級時計店でおよそ500万円の腕時計が盗まれるという事件が発生しました。被害者への取材から犯行の意外な手口が明らかになりました」
    白昼の銀座で行われた盗難事件…犯行の一部始終を店内の防犯カメラが捉えていました。
    きのう25日、午後0時26分…世間話をしながら、時計店の商談席に座る男。一見、ごく普通の客のように見えます。
    (男)「その辺のところシビアに見てどっちがいい?値段的に高く売れるのは?」
    (店員)「それは絶対白だと思います。」
    男は高級腕時計ロレックス・デイトナの購入を検討していると来店したといいます。
    Q.“男”の印象は?
    (“男”の接客をしたコミット銀座八木隆幸さん)「40代から50代くらいじゃないかと思います。変な感じではなかったというか、普通に明るい感じでしゃべってくるような方でした」
    男は中肉中背で身長およそ170センチ、「ヤマモト」と名乗り来店時はメガネをかけていたといいます。
    (渡辺瑠海アナウンサー)「男は店内の奥にあるこちらの商談スペースに座り店員と直接やり取りをしたといいます。この場所、ご覧の様にカメラが設置されていて、厳重な防犯対策がされていました」
    (男)「美しい~!これは担当者判断でいいんだけど、現金とカードでやるのはどっちいい?前は現金だった」
    (男)「ぼく(ロレックス)デイトナだけで30本ある」
    (店員)「30本!デイトナで!!」
    (男)「年代ごとに全部そろえた。もう奥さんに殺されちゃう」
    時には現金を見せ、支払い方法を聞くなど購入の意思があることを話す男。しかし入店から約40分後…
    (男)「65(型番)見れます?」
    (店員)「見られますよ」
    (男)「これ安くならないですか?現金で?」
    別の時計を見せて欲しいと要求。店員が席を立ち、その場を離れます。男は一度周囲を確認、全ての人が男から目を離した、その時…
    わずか20秒間に行われた犯行…再度映像を確認します。ポケットから出した右手に注目してください。トレーに置いてある時計に手を伸ばす男。しかし既に指の間には銀色の物体が握られているように見えます。そして次の瞬間。不自然な手の動きで時計が移動しているのが分かります。男は一度動きを止め、再び右のポケットへ手を入れました。そして…
    (男)「ど~しよ~!」
    店の人によると、男は手品のような手さばきで、自ら用意した偽の時計を手の中に隠し、本物の時計とすり替えた可能性が高いといいます。
    Q.盗まれた時計の価格は?
    (“男“の接客をしたコミット銀座八木隆幸さん)「税込みで488万4000円です。あの一瞬でちょっと手慣れた手つきというか、それは思います。動揺しているそぶりは全くなかったです」
    大胆不敵な犯行…男は時計をすり替えた後も何食わぬ態度で店員と接していました。
    (男)「“エルプリ”(高級時計)安くならないですか?」
    (店員)「いや、ならないです」
    (男)「絶対に無理?」
    (店員)「はい」
    (男)「絶対ですか?」
    (店員)「はい、すみません」
    店が混雑していた為、時計が偽物とすり替えられていたことに気付いたのは男が去った20分後だったといいます。店がすり替えられたとみている偽の時計も残されていました。
    (“男”の接客をしたコミット銀座八木隆幸さん)「(時計の)正面をぱっと見たときに文字盤にかなり違和感があって違うなと、シリアルのところも見て、刻印の方もおかしいなということでこれは違うと」
    振り返るといくつかの違和感があったといいます。カメラには男が頻繁にある要求をする場面が映っていました。
    (男)「すみません」
    (店員)「はい」
    (男)「これ(時計ベルトの)コマ数が11くらいだと思う」
    (店員)「あまりのコマはあると思う」
    (男)「あー本当?13コマだと嬉しい」
    (店員)「付属品で外れているのがあると思うので確認します」
    (男)「無かったら別のなんか、すみません僕、腕が太いんで」
    男が要求していたのは時計のバンドの長さを調節するためのコマの数。実際男が残したとみられる偽の時計のバンドのコマは13個だったことから、長さを似せようとした可能性が考えられます。
    (男)「じゃあまた今日中に電話いれますので」
    男は後日また来ると言い残し、店を去ったといいます。
    (渡辺瑠海アナウンサー)「男は焦った様子も見せず、店を出ると右へ曲がり新橋駅方面へと歩いて行ったといいます」
    元警視庁刑事、吉川氏は銀座という場所に注目しているといいます。
    (元警視庁刑事吉川祐二氏)「やはり高い商品、高額の商品というのは銀座にたまっていると考えられます。銀座という街は防犯意識も非常に高く、防犯の設備も非常に多くあります。しかしそこをかいくぐっての犯行というのは考えられる。逆に通行人に紛れて逃げるということが犯人にとってはやりやすい」
    さらにもう1件発覚。きのう、同時刻に撮影されたカメラには、女性店員と時計ケースの横で商談する男の姿が。そして、女性店員がその場を離れた瞬間、男は時計をすり替えポケットの中へ。店によると、もう一本300万円相当のロレックス・デイトナも無くなっていることが発覚。店は被害届を提出、警視庁は事件とみて捜査しています。
    11月26日『サンデーステーション』より
    [テレ朝news] news.tv-asahi....

КОМЕНТАРІ •