宮地真緒 花時雨 西脇唯
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- Опубліковано 20 січ 2025
- 花時雨の町を 見つめるたびに
あなたのことをまだ 思い出す
駅前のロータリー 混んだバス停
仕方なく本屋で 雨やどり
カバンを頭に 乗せながら走って来た
あなたにぶつかり ころんだあの時に
もう恋していた 見つめていた
ごめんねと腕を のばしたあなたの手に
手を重ねながら ドキドキした
汚れたスカート なんか 気にもならずに
花時雨の町を 一つの傘で
からだを寄せ合って 歩いたね
石の階段を のぼって引いた“おみくじ”
あの白い紙を 結んだ桜の木
ただ恋していた 夢みていた
今度くる時は 初詣をしようと
あなたは笑った うれしかった
もう一人きりじゃ ないと 泣きそうだった
ただ恋していた 夢みていた
ごめんねとあなた 最後の時も言った
花時雨の町 いつか遠く
やさしい思い出 だけを 思い出させて…