【脊椎疾患①】腰椎椎間板ヘルニア【理学療法士・作業療法士】
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- Опубліковано 17 жов 2024
- 「腰椎椎間板ヘルニア」について解説します。
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国試ではマッケンジー体操急性期腰痛に適応になるのでしょうか?
急性期は安静第一とよく見かけますが、ヘルニアの場合は適応ですか?
国試では、その出題はされないかと予想します。答えが難しいので。
臨床では、腰椎椎間板ヘルニアに対しては、する場合はあると思います。ただ、急性期では、筋性の疼痛なども合併していることが多く、その疼痛を強めてしまう可能性もあるため、様子をみながら段階的に行うかと思います。
例えば、はじめは腰椎の後屈までせず、うつ伏せに寝かせるだけとか、疼痛が生じないようであれば、少しずつ後屈をさせていきます。
馬尾は神経根を束ねたものであると学習したのですが、馬尾型と神経根型の違いは何かあるのでしょうか?
馬尾型だと神経根型に追加して膀胱直腸障害があるという認識で良いですか?
例えばL5神経根ならL5神経が支配する領域の症状をきたしますし
馬尾型なら馬尾神経が支配する領域の症状をきたします。
性質的には、どちらも中枢神経ではなく、末梢神経の性質で一緒です!
なるほど!ありがとうございます!
専門のメンバーページには慢性腰痛はありますが、ヘルニアは専門にはないですよね?
ヘルニアについてのメンバーシップ限定動画はございません。
基本的には、専門に出る問題もこの動画の知識から考えるような問題と思っております。
@@ptot9951 承知しました、有難う御座いますm(__)m
いつも動画で勉強していただいております。質問なのですが、L3-4の位置でのヘルニアでL4神経根が障害されるのはなぜでしょうか。L3-4の位置にはL3神経根が通っているのではないでしょうか?過去問解きながらモヤモヤしている部分でした。
コメント有難うございます。
L3-4(第3腰椎と第4腰椎の間の椎間板)のヘルニアでは、
その位置には、L4神経根(第4腰椎神経根)が通っています。
解剖学の教科書などで確認してみると良いかと思います。
その際、矢状面の簡易な図ではなく、
むしろ、前額面の図の方が分かりやすいかもしれません。
そして、難しい話をすると、
外側ヘルニア(脊柱管の外へ突出するヘルニア)の場合は、
L3-4ヘルニアで、L3神経根の症状を呈することもあります。
意外と分からなくなってしまいやすい部分ですね。(解剖学書の図を見ても分からなければ再度コメントください!!)
@@ptot9951 こんなに早く、丁寧なご説明ありがとうございます!
解剖学の教科書を見直してみましたが、あまりよく分かりませんでした💦
自分なりに解釈してみたのですが、L3-4の椎間板と同じ高さに位置する神経根が、 3:19 の図のように馬尾神経のため垂れ下がるように位置することによって、L4神経根が圧迫されるということでしょうか?
また外側ヘルニアの場合はL3-4の横突起間をL3神経根が通るため、L3が圧迫されるということでしょうか。
お忙しいところ何度も質問してしまって申し訳ございません💦
@@kate-lh1cx 良い感じの図がないと分からないですよね...
おおよそ合っているかと思います。
外側ヘルニアについては、
神経根は真下ではなく、
外に広がって走行するので、
外側ヘルニアの場合L3-4なら
L3が圧迫される可能性があります。
グーグル検索で「外側ヘルニア 神経根」とかで画像検索をすると良さそうです。
一般的なヘルニア(国試で問われるヘルニア)は脊柱管内のヘルニアですが、
合わせて外側ヘルニアを理解すると疑問が解決すると思うのですが...
@@ptot9951
Googleで検索してみて分かりました!ありがとうございました!!
西島ゼミさんの動画が本当に分かりやすいので、OTの友人にも勧めさせていただいてます😊今後もよろしくお願いします!
@@kate-lh1cx 良かったです!!そして、紹介有難う御座います。後輩などにもご紹介お願いします😁今後とも宜しくお願いします!!
過去問 47P87の腰椎椎間板ヘルニアに関して正しいものを選択する問題についてなのですが、選択肢に第5腰椎・第1仙椎間で生じると足背の感覚障害が起きるという選択肢は間違いと記載されておりました。
こちらの動画より足背にも感覚障害が生じるのではないかと考えたのですが、何かお考えがあれば教えて頂きたいです。
L5/S1ヘルニアによるS1神経根症状では、
「足背外側」なので、問題文である「足背」では誤りなのかと思います。
範囲的にはL4/5ヘルニアによるL5神経根症状による感覚障害の方が足背の範囲が広いのでそちらが正しいという問題なのかと思います。
(あまり良い問題ではない感じがしますね・・・)
@@ptot9951ご返信ありがとうございます。内容について確認させていただきます。
付け加えて頚椎ヘルニアについての質問なのですが、過去問50P91の選択肢4にあるようにc6/7間の外側型ヘルニアでは腕撓骨筋の腱反射が亢進するという設問がありました。
外側型という記載があるため腱反射の低下なのではないかと考えているのですが、解説にはc7の上腕三頭筋反射が低下するとありました。c6の腕撓骨筋の腱反射低下では無い理由に関してお答えいただければ幸いです。
次いでのご連絡となりすみませんがお願いいたします。
@@kur5076 C6/7ヘルニアでC7神経根の障害で上腕三頭筋の腱反射低下で正しいと思います。
腕橈骨筋の腱反射はC6神経根の障害になりますね。
@@ptot9951ご返信ありがとうございます。
引き続き動画を見ながら勉強させていただきます。
ありがとうございました!
@@kur5076 頑張って下さい!!
ASIAではL3が大腿四頭筋、L4が前脛骨筋がキーマッスルだったと思うのですが、ヘルニアではまた別と考えた方が良いのでしょうか?
確かにですね!
下記はあくまでも私の考えとして、お読み下さい⬇︎
まず、脊髄損傷は脊髄、ヘルニアは神経根の障害という違いがあります。
その上で、
脊髄損傷では、L3機能残存が大腿四頭筋残存 つまり、L3以下機能障害で大腿四頭筋の機能障害。ということになりますが、
神経根と違って「以下」になるので、少し高めの位置でキーマッスルとなるのかもしれません。
対してヘルニアのこの表ですが、文献により違うこともあります。あくまでも、大腿四頭筋の支配髄節レベルはL2-L4なので、このどの神経根の障害でも筋力低下は生じるかと思います。どの神経根がイチバン影響されるかという研究がなされたものが文献に書かれているのだと思いますが、明確な答えはなく、研究により違いがあるのかと思います。
説明が長くなりましたが、結論どう覚えたら良いかというと、
ASIAのキーマッスルはそのまま。
ヘルニアは、筋肉の支配髄節レベルから考える。
というのが良いかと思います。
@@ptot9951 丁寧なご説明ありがとうございます!確かに中枢と末梢の違いを考えるところが抜けていました。私も色々と調べてみます!
L3-L4で、大腿四頭筋だけ、筋力低下する理由が分からなくて、悩んでいます。
もし、よろしければ、教えてください!!(汗)
つまり、L4以下の前脛骨筋や、下腿三頭筋などの筋力低下が生じないのが分からないということでよろしいでしょうか?
であれば、
神経根症状と脊髄症状の理解が必要になるかと思います。
神経根症状では、そのレベルのみの症状を呈し、
脊髄症状では、それ以下のレベル症状を呈します。
神経根というのは、末梢神経の根本の部分で、
腰椎椎間板ヘルニアではこの神経根が圧迫され神経根症状をきたします。
とても要点がまとめてあり
勉強しやすいです!
国家試験まで頑張ります😌
良かったです★ 範囲広くて大変かと思いますが、コツコツ頑張ってください!!
なぜ腰椎椎間板ヘルニアでは上位運動ニューロンではなく下位運動ニューロンの障害なのでしょうか。御教授お願いしたいです。
根症状が下位運動ニューロン障害
脊髄症状が上位運動ニューロン障害の
症状をきたす。ということは理解できますでしょうか?
さらに、(下位の)腰椎椎間板ヘルニアでは、馬尾症状を呈することはあっても脊髄症状をきたすことは、ありません。
それは何故かというと、
「脊髄の下端はL1.2」で終わるからです。
(コレは国試にも出る知識です⬆︎)
解剖書などの図で、脊髄や馬尾を確認してみて下さい。
「頸椎椎間板ヘルニア」の動画でも少し解説しています↓
ua-cam.com/video/87XY1UqHfZ4/v-deo.html