「クズなりに生きる」 博多女性刺殺 逮捕された元交際相手の素顔は 大阪から東京、福岡へ (23/01/19
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- Опубліковано 10 лис 2024
- 福岡市のJR博多駅近くで起きた女性刺殺事件で、元交際相手の寺内進容疑者(31)が逮捕されました。
寺内容疑者は大阪出身で、東京を経て福岡へ。
一体どんな人物で、なぜ事件を起こしたのでしょうか。
◆寺内容疑者の元同級生
「地元の番長的な存在だったかなと思います。一番ケンカが強かったという印象」
寺内容疑者は大阪市出身。
知人の話によると、中学時代から髪の毛を金髪にするなど目立ちたがり屋の一面があったといいます。
◆寺内容疑者のSNS(2013年2月15日)
「今可愛い後輩と飲みなう!」
これは寺内容疑者のSNS。
事件が発生する約10年前、当時21歳の寺内容疑者はSNSにこのような書き込みをしていました。
◆寺内容疑者のSNS(2013年2月17日)
「東京池袋なう!池袋でさ迷い中!わら」
2013年2月、寺内容疑者は何らかの理由で大阪を離れ、上京しました。
◆寺内容疑者のSNS(2013年3月11日)
「レッスンやっとおわったぜい!しかも名刺できたぜい!ススムの時代きたぁー!笑」
東京ではいわゆるショーパブで働いていたとみられる寺内容疑者。
新しい仕事に就き前向きな気持ちを投稿し続けました。
しかしー
◆寺内容疑者のSNS(2013年3月12日)
「仕事終わっていろいろみなさん迷惑かけました…本当すいません…」
寺内容疑者は何か仕事で失敗したようです。
その後もー
◆寺内容疑者のSNS(2013年3月16日)
「自分変えるために来たのに変えないとアカンな!本間俺はクズやわ。本間にがんばろ!」
寺内容疑者が大阪を離れた理由は、いわゆる“自分探し”のためだったようです。
さらに寺内容疑者の投稿は続きます。
◆寺内容疑者のSNS(2013年3月30日)
「僕の願い事…東京の友達ほしい。寂しっ!」
◆寺内容疑者のSNS(2013年4月17日)
「ここに俺の居場所がねぇわ!」
そして東京に来てから1年も経たずして寺内容疑者は大阪に帰りました。
◆寺内容疑者のSNS(2014年1月26日)
「もーえ所詮クズなりに生きたる!」
知人らによるとその後、寺内容疑者は大阪のバーなど飲食店で働きだしたということです。
◆記者
「(寺内容疑者は)印象的にはどうですか?」
◆働いていた店を知る人
「もうベリーバッド。(勤務先の店は)ぼったくり」
そして事件の約2年前ー
◆寺内容疑者を知る飲食店関係者
「『似たような仕事をしたことがあるので任せてください』じゃないけど、強気な感じ」
寺内容疑者は1万円だけを持ち、大阪から福岡へ。
中洲の飲食店グループでアルバイトとして働きだしました。
◆寺内容疑者の動画(関係者提供)
「はい、どうもすすむちゃんです!よいしょ~」
「はい、どうも、今日も元気なすすむちちゃんでございま~す。きょえきょえきょえ」
その後、寺内容疑者は同じ飲食店グループで働いていた川野さんと知り合い2人は交際に発展したということです。
◆記者
「川野さんは知っている?」
◆寺内容疑者が勤務する店の代表
「うちの店には飲みに来たが」
◆記者
「2人はどういう会話を?」
◆寺内容疑者が勤務する店の代表
「普通の会話ですよ。博多弁で『なんしようと?』みたいな」
しかし、寺内容疑者は互いのスマートフォンに位置情報アプリをインストールするなど川野さんを束縛。
去年10月、川野さんは春日警察署に「寺内容疑者に携帯電話を取られた。相手とも別れたい」「別れようと言っても聞かない」などと相談しました。
警察は寺内容疑者に警告を行いました。
しかし、その後も寺内容疑者は川野さんの職場を訪れるなど、つきまとい行為を止めませんでした。
去年11月26日、春日警察署は寺内容疑者に対してストーカー規制法に基づく川野さんへのつきまといの禁止命令を出しました。
◆寺内容疑者が勤務する店の代表
「(警察から)身元引受人がいないから来てくれと」
◆記者
「本人と話はした?」
◆寺内容疑者が勤務する店の代表
「しましたよ当然。『もう全然会わないようにして近寄るな』と、『連絡もするな』と。本人は『わかりました』しか言わない」
しかし、禁止命令から51日後、事件は起きました。
◆目撃した男性
「私が聞いたのは『きゃー』みたいな声だけ。男は全く無言だった」
調べに対し、寺内容疑者は「間違いありません」と容疑を認めています。
捜査本部は、事件後の足取りや犯行に至る経緯を詳しく調べています。