ぼくたちの失敗 / Our Failure 森田童子 Doji Morita 1976 -昭和の歌 / Song of Showa 06
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- Опубліковано 6 лют 2025
- 彼女は1970年代初頭、学生運動の騒乱の名残があった東京のいわゆるアングラ系ライブハウスで活動を開始し、一部サークル的人気を得ていたが、1980年11月の池袋の三越裏の黒色テントでのライブを経て、1983年12月の新宿ロフトでのライブを最後に表舞台から姿を消した。
それから10年以上が経過した後年、高校時代に友人に誘われて彼女のライブを聴いて強い印象を受けたことのある脚本家が、ドラマ『高校教師』のテーマ曲に「ぼくたちの失敗」を採用したことが契機になって、爆発的なヒットが巻き起こったというのが経緯らしい。
森田自身は曲のヒット後も一切表に出ることを拒否しつづけ2018年に亡くなっているが、作詞家・作家のなかにし礼の死後2021年に発刊された著作『血の歌』で彼女が彼の姪であることが公表された。
その著作によると彼女の父は破滅的な人間であったということだが、そのことが彼女に何らかの影響を与えたかどうかはわからない。
ただ、この「ぼくたちの失敗」は、日本の高度成長期が終焉し、学生運動の嵐が過ぎ去ったあとの雰囲気、燃え尽き症候群とその後にやってくるシティポップやJ-POPなどの妙に「軽さ」が強調される時代とのはざまの時代を色濃く感じさせると同時に、バブル崩壊後の失われた20年や、また巻き返しの混沌に突入しつつある現代の感覚にもじわーっと訴えかけるものがあるように感じる。
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平成初期のドラマ主題歌に森田童子を起用した当時の番組スタッフは凄いと思う
コメントありがとうございます
この歌をはじめて聴いたのは森田童子が現役時代でもなくドラマも見たことはないのですが、今聴いても心に響くものがあります