Kadan - 処暑綴(ft.名村辰) (Audio)
Вставка
- Опубліковано 9 лют 2025
- 夏の終わりということで、曲を作りました。
Song by Kadan Suzuki
作曲・プロデュース / 鈴木花壇
作詞 / 鈴木花壇, 名村辰
ベース / 秋元優里
Composed and Produced by Kadan Suzuki
Lyrics by Kadan Suzuki, Shin Namura
Bass: Yuri Akimoto
処暑綴
干からびた部屋がペタペタと肌にはりついている
短い沈黙も嫌だ
ザラザラと空気が流れてた
気怠さだけ抱き
けがれかけた手で握りあう別々の未来
行き交う音程のない会話
曖昧になった情で絞まっている首元
とっくのとうに死んでるのに気付いているんでしょうか
僕には聞こえてこないあなたの鼓動
遠のく雨のよう
薄れる雲のよう
鳴き止む夏のよう
全て期限つきのルール
時限式の浮遊夢なのに
覚めた目は痛覚を忘れ
また繰り返す弱いブルー
「あんたなんだかんだ口だけで本当しょうもない」
と言われたってしょうがない
もうどうしようもない者同士
夜の深い場所でもう2、3回寝て
起きぬけにヤッて
満たされずとも精放って
心残りを持て余す 夏の終わりに
望むとしたら あなたが遠ざかること
突如冷え込む夜に 戸惑いを覚えたら
置き土産ひとつ何かと 探しはじめる
憂鬱がだらしなくぶら下がるこの部屋
窮屈を無視して重なった両手が凍ってた
両目は合ったふりしてただけで
きっとピント一度も合ってない
これから先は僕の勝手だ
そして君の勝手さ
最期まで舞って
さぁ 離して 離れて 話して 嫌がって
やがて枯れゆく季節の余韻に
持ち越せるか分からない恋心
冷えゆく風の中 熱を持て余す
私たちに成す術はある?
あなたでなくとも選択肢なんて無限大にある
それでもあなた一人だけと
望むことは幸せか はたまた
流れ出した使い古しの言葉で濡れるシーツの波の途中
異質な二人の呼吸
窓が嘘っぽくうめきだす
身体から離れてく熱があなたをすり抜け部屋を出る
タバコを吸うのを言い訳に僕から逃げ出すあなたの真似だ
このままさよならできればとか言いつつされたら泣く
ひとつずつ季節を跨ぐように終わりが自動で来て
従わざるを得ないような仕掛けをいっそ
もう思いつくのはひとつしかないや
左には流れ星を 右には愚かさと
南には待ち人を 北に逃げ道を
咲き誇る花に嵐を 雨には子守唄を
心残りをさらいあげる土用波を
逃げるものには追手を 君にはシグナルを
疲れ果てた心に また胸騒ぎを
咲き誇る花に嵐を 雨には子守唄を
真新しい季節を またはじめからと
憂鬱がだらしなくぶら下がるこの部屋
窮屈を無視して重なった両手が凍ってた
両目は合ったふりしてただけで
きっとピント一度も合ってない
これから先は僕の勝手だ
そして君の勝手さ
最期まで舞って
さぁ 離してくれていいよ
騙してくれてありがとう
視線はずして
やっぱやめて
ごめん
変だね
今更か
ねえ
心残りを持て余す 夏の終わりに
望むとしたら あなたが遠ざかること
突如冷え込む夜に 戸惑いを覚えたら
置き土産ひとつ何かと 探しはじめる夏の終わりということで、曲を作りました。