P.ゴーベール:フルート・ソナタ No.1

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  • Опубліковано 5 вер 2024
  • P.ゴーベール:フルート・ソナタ No.1
    P. Gaubert:Flute Sonate No.1
    フルート:飯島 諒(本学助教)
    ピアノ:飯島 未来(本学非常勤講師)
    2021年9月25日 沖縄県立芸術大学 奏楽堂
    使用楽器:YAMAHA YFL-897H(総銀製)
    奏楽堂演奏会
    • 奏楽堂演奏会(フルートリサイタル)
    Ph.Gaubert (1879-1941)
    ゴーベールは、フルートのフランス学派の創始者であるタファネル(1844-1908)に11歳からフルートを習い、タファネルがパリ音楽院の教授になった14歳の時にクラスに入学、翌年には一等賞を得る神童ぶりであった。指揮と作曲の勉強を続けたこともタファネル譲りで、この両者には、年齢を越えた共感と尊敬があったことと想像される。
    ゴーベールは、第一次大戦中、前線に送られるが、この 「ソナタ第1番」 は戦禍の1917年6月に作曲され、翌1918年に出版されている。この年は、タファネルが亡くなって10年目に当たり、「師タファネルを追憶して」 と副題にあるように、個人的な想いの濃さが窺える。
    第1楽章は揺蕩う光を連想させるような冒頭に続き、風に流れるように優雅な三拍子のAllegro vivoに続く。
    第2楽章はゴーベールの目指したベル・カントの音色を思わせる。
    第3楽章は問いかけのような主題を軸に展開し、師との思い出に浸るように冒頭の部分を回想して静かに曲を閉じる。

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