【尾道ブロタモリ・山編】BROMPTON×尾道三部作の完結編！坂の上から見える最後のご褒美～Onomichi Bicycle Trip with BROMPTON～

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尾道ブロタモリ・山編】
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大林宣彦監督の１９９１年劇場公開映画「ふたり」に突然「バアムクーヘン」が出てきて、変だと思いませんでしたか。
私は、３３年ぶりにやっとその意味が理解できたので、ここに報告します。
「バアムクーヘン」が千津子へのお供え物としてスクリーンに現れるのは、実加が「赤い糸くず」を受け取る場面です。
「ふたり」は尾道がメイン舞台の映画なのですから、世間の常識に照らして考えるとその場面で現れる洋菓子は「ワッフル」でいいはずです。
実は「バアムクーヘン」は、ドイツ人戦争捕虜がつくったものであることと広島県物産陳列館で販売されたものであることが関係していたのです。
信じたくないことですが、１９９０年に「石田ひかりさんの入浴シーン」が撮影された「糸崎のミカン倉庫」の上空は、１９４５年８月６日（月曜日）の早朝、原子爆弾投下直前の米軍のＢ２９「エノラ・ゲイ機」が二度も通過したところだったのです。
「エノラ・ゲイ機」は、午前７時前に広島市中心部の上空に飛来したのですが、いったん三原・尾道方面へ飛び去ったため、空襲警報は解除されてしまったらしいのです。
その後、小豆島手前で折り返し、再び尾道の上空を通り過ぎで「エノラ・ゲイ機」は広島へ向かい、相生橋の上から午前８時１５分に原子爆弾は投下されたそうです。
この飛行ルートは、広島市民を油断させ、多くの民間人を被爆させるための意図的なものでした。
広島の「原爆ドーム」は、１９１９年３月当時は「広島県物産陳列館」と呼ばれており、似島にあった捕虜収容所に収容されていたドイツ人菓子職人がつくった「バウムクーヘン」が国内で初めて販売されたのでした。
私は、２０２４年１０月３１日に初めて似島を訪問してこの事実を知りました。
もっと詳しく知りたい場合は、林千勝先生による解説動画「悪魔の所業」をご覧ください。

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コメントありがとうございます。
林千勝先生の動画を調べてみます。