施設の老朽化で困った! 福島・飯坂温泉の公衆浴場 赤字経営で改修もままならず 統廃合や入浴料の検討も (23/12/20

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  • Опубліковано 13 жов 2024
  • 福島県福島市の温泉と言えば土湯に高湯に飯坂。公衆浴場は高湯の「あったか湯」が大人250円、土湯の「中之湯」が500円とお手軽な値段で利用出来るのも特徴だ。そして、飯坂の公衆浴場はなんと200円という安さなのだが、ある問題から見直しも検討されている。
    福島テレビ・矢崎佑太郎アナウンサー:「けさ福島市では0度近くまで気温が下がりました。寒くなると入りたくなるのが温泉。ただ、この場所では入口にお湯が止まったため臨時休業と書かれた貼り紙がされています」
    福島市飯坂町の天王寺穴原湯。人気の公衆浴場だが、12月に温泉をくみ上げるポンプが故障し、臨時休業となっている。原因は老朽化だ。飯坂温泉にある約60の旅館などの施設と4つの公衆浴場に温泉を供給している飯坂財産区。
    飯坂温泉旅館協同組合・小水秀也会長:「改修とかしなくちゃならないんですけど、まあその前に収支の方、どうにかしなくちゃいけないという事で」
    「いつ温泉が止まるか分からない」と危惧する設備の老朽化整備には、2億5000万円ほどの財源が必要となる。しかし、運営する公衆浴場はここ10年で5万人減り、年間850万円の赤字。経営を圧迫していて設備整備の見通しは立っていない。
    「温泉が停止した際の1日あたりの損失額を四角の枠で算出しますと1000万」
    12月20日福島市飯坂町で開かれた今後を考える検討会では、赤字を縮小するため公衆浴場の統廃合や営業時間の短縮、そして200円の入浴料の値上げも検討されている。
    利用者からは「(200円という料金はどうです?)安いんじゃないですか。休みのたびにくるから安ければ安い方がいいですけどね」「温泉の方が良いよな~うちの風呂よりも」といった声が聞かれた。
    利用料の安さから毎日利用する人も多い飯坂温泉の公衆浴場。存続するためには安定した運営が不可欠となる。
    飯坂温泉旅館協同組合・小水秀也会長:「温泉があってこその飯坂温泉なので、それを絶対的に無くさないようにだけしなくちゃいけないので」
    市民にとっては手軽で利用しやすい公衆浴場だが、課題も山積している。
    <公衆浴場の問題>
    飯坂町財産区は旅館などに温泉を供給する「温泉供給事業」と4つの「公衆浴場事業」を経営する団体だ。「温泉供給事業」は毎年、約1200万円の収益をあげているが、「公衆浴場事業」は毎年、約850万円の赤字となっている。
    飯坂町財産区にある4ヵ所の公衆浴場では、この10年間で入浴料収入は約700万円、利用者は約5万人減少していて、この状況が続けば令和11年には赤字化となる。
    <利用者の減少と対策>
    利用者の減少の理由は高齢化も関係している。他にも家庭用風呂の普及や温泉の温度が調整しづらく初心者などが入りづらいなどの原因が挙げられる。
    20日の検討会では、公衆浴場の統合やさらには、他県の温泉を参考に観光客と地域住民の入浴料を分けるなどの取り組みが話し合われた。
    今後も、飯坂財産区では話し合いを重ねて、2023年度中に運営計画などを福島市に報告することにしている。

КОМЕНТАРІ • 3

  • @TOWATAKASHI
    @TOWATAKASHI 2 місяці тому +1

    飯坂温泉特集やってます。永遠聖チャンネル

  • @SSS-mj4qm
    @SSS-mj4qm 9 місяців тому

    「安かろう悪かろう」ではなく「安かろう無くなるだろう」安すぎて逆に心配です
    値上げしても変わらず利用するのが地元or利用者の応援だと思います。

  • @20031081
    @20031081 9 місяців тому

    無くさないという気持ちより、値段を大幅に上げて、管理を行なった方が良い。
    見極めも大事、次の担当者へ宿題を残すのではなく、温泉の場を減らして、将来の湯の供給の保存をを考えて見てはどうだろう。