【雰囲気一変】木村一基九段「どうやって詰むか教えてくれなかった」
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- Опубліковано 3 жов 2024
- 「詰んでたようだけど、読み切れなかった」「佐藤さんが詰んでるって。どうやって詰むかは教えてくれなかったんですけど」
難解な終盤戦を制し、「千駄ケ谷の受け師」が大舞台に帰ってきました。
7月19日に東京・将棋会館で指された第69期王座戦の挑戦者決定戦。
ベテラン同士の大一番は木村一基九段(48)が佐藤康光九段(51)を破り、王座挑戦を決めました。
前王位の木村九段は、2019年に史上最年長の46歳で初タイトルを獲得し、その活躍が「中年の星」と話題になりました。
昨夏の王位戦7番勝負で、藤井聡太二冠に痛恨の4連敗を喫して失冠して以来のタイトル挑戦です。
対局直後に開かれた記者会見の模様を、ノーカットでご覧ください。
末尾に会見の一問一答を掲載します。
TOKYO Web
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中日新聞 東京新聞 将棋【公式】Twitter
/ chunichishogi
#将棋 #王座戦 #東京新聞
会見の一問一答(質問内容や語尾など、一部、映像と異なる箇所があります)
―準決勝に勝った際、これがラストチャンスと仰っていたが、見事につかまれた
「うれしく思っています。ただ、相手も非常に強い方ですので、きつい戦いになるんだなとも感じています。
―勉強法を少し変えたという話があった
「時間は増えましたね。パソコンを見てるだけって感じですけど。取り組む時間というのは増やさざるを得ないところがあって、そういう点では年々、日々きつくなっている気がします。
―取り組む時間を増やしたことが結果につながった
「そうですね。ただ、たまたまかなという感じもしないでもないです。王座戦は本戦入りも久しぶり。たぶん王位の枠でシードに入れて、こういった形になったのは私にとってもついているかなと思っています。
―先ほど佐藤九段は「自分はまだまだ強くなれる」と仰った。木村九段は年齢と棋力についてどうお考えか
「正直、現状を維持するので精いっぱいですので、ああいう風に言えるのはうらやましいというところもある。ただ、年上の先輩がああいう風に言っているということは、こちらもだらしないことは言っていられませんので、頑張っていきたいと思います。
―昨年の王位戦で敗れた際、一から出直しという言葉があったが
「公式戦はけっこう続きますので、その一局一局を精いっぱい臨んできました。ただ王位リーグも陥落しましたし、結果が思わしくない時もありましたので。そういう中で、王座戦だけは順調に、というか運良く勝つことができていました。いい意味で、星が偏ったような気がします。
―永瀬王座について充実されている方と仰ったが、対戦成績は3勝3敗だが、過去の対戦を含め5番勝負の意気込みを
「あんまりやってないんですよね。そういう意味では、これほど局数少ない人とやるのは、昨年の藤井聡太さんもそうでしたが、気になるところではある。謎の相手といった感じ。ただ、あれだけ勝ってますし、将棋指すのに熱心だなという風に感じる人ですので、熱意だけでも負けないようにとは思う
―失冠してから、1年でまたタイトル戦の舞台に戻られた。そのことをどう受け止めるか
「王位戦で4連敗した実力からすればよく挑戦できたなと言う感じもします。王位を取ったことは事実なんですが、その後の1年はA級から落ちましたし、成績も良くありませんでしたので、1つ持っている人が2つめを狙っている中で、私はそういうことに絡めませんでしたので実力が劣っていると思っておりまた。なんで挑戦できたかちょっとよく分からないところですが、運が良かった。この一言に尽きます。
―最後のチャンスと挑決の時に仰った。何度も仰っているセリフだが
「もうそんなにないとは思ってやっていますので常に最後だと思います。その割にはいい方に結果が向いていますので、うそをついているわけではないんですが、常に最後のチャンスのつもりで臨んでいます
―研究の時間を増やしてということだが、王位戦の時よりということか
「少し増えているような気がします。覚えることが多くて忘れることも多いので。繰り返しやっていくという意味では時間をかけるしかない。そういう意味ではきつくなっている
―タイトル戦に臨む棋士は孤独な部分もあると思うが、木村先生は多くのファンの声を受けて戦う番勝負になると思う。そのことについては
「声援をいただくのは大変ありがたいことで、力にもなっています。ただ、自分自身が強くなって、一番いい状態で臨まないと勝てる相手ではないので、そこらへんを意識し、精いっぱい準備して臨みたいと思います。
―今日の対局は、最後まで詰むか詰まないかという展開。必死に手を読んでいる姿を目にしたが、どんな心境だったか
「最後、詰んでたようなんですけど、私は読み切れてなかった。その中でどう勝ちに持っていくかは分からない状況でした。ミスをすると逆転するという緊張感はあったので、安心して勝っているという余裕は全くありませんでした。評価値とか出ますんで、私も見るときはそうだが、指すときは違うもので、最後まで勝ちかどうかもよく分からなかった。
―持ち時間は少し差があったが、ひたすら手を読むという感じだったのか
「詰みそうで詰まなかった。何でだろうと思ってましたが、そこは手のことばかり考えていた。詰まさない順ならどうやって勝ちかとか、考えていたらあっというまに時間がたってしまいました。最後は時間が残っていてありがたかったです。
―詰みがあったのは感想戦で気づかれたのか
「佐藤さんが詰んでるって。どうやって詰むかは教えてくれなかったんですけど。さっき(観戦記担当の)野月(浩貴)さんに聞いてようやく分かりました。本当は詰まさなくちゃいけないですけど、反省点ですかね。
―ABEMAトーナメントでも若い棋士と指しているが、刺激になったということはあるか
「早指しと、今日は持ち時間が長いので違うことは違うが、ABEMAトーナメントのような注目されるところで若い人相手に頑張れているのは私としても大きいことです。引き続き頑張っていきたいと思います。
―最後に、応援していた視聴者に向かって一言お願いします。
「(永瀬王座は)充実している方で厳しい番勝負になると思うが、自分なりに精いっぱい指したいと思います。どうもありがとうございます。
決勝が木村vs康光、羽生世代ってすごいな
詰みを教えてくれなかった 12:53
相変わらず実は強い木村さん
羽生世代が衰えていく中、その厚い壁に跳ね返された木村先生の現在の活躍は尊敬に値します。解説名人として有名ですが、結局人間力が高いんでしょうね。
心が震えています。力を尽くせるよう祈っています。
木村先生が挑戦者になって嬉しいです!是非永瀬先生に勝ってもう一度タイトルホルダーになって下さい🙏期待しています‼️
康光先生も木村先生も大好きだから、どっちも応援してた
木村先生、がんばって!!!
もう一度タイトル取ってください
凄く、素直な方で、飾らない受け答えが本当に大人を感じさせますねぇ。番勝負、本当に期待して、楽しみにしています。頑張って下さい。
あああ、木村先生には頑張って欲しいし永瀬王座には踏ん張って欲しい。お二人とも応援しています。
いよいよだなー。藤井さんの快進撃も見ていて楽しいけど、木村先生の活躍も期待してしまうな。
木村九段、溢れるような良い笑顔☆彡 嬉しそう♪ 願う、王座のタイトル奪取!!
木村先生~✨素敵だぁ✨✨😊ラッキーも実力のうち✨✨✨応援しています✨
木村センセー、おめでとうございます!&いつも通り全力で頑張ってください。心から応援してます😆
永瀬王座 本当に強敵ですね、
木村先生を全力で応援します❗️
努力の天才対決
木村九段タイトル挑戦おめでとうございます🎉
タイトル戦での活躍を楽しみにしています!
お疲れ様でした。
控え目な発言の中にも棋力を感じます、是非奮然な体調でタイトル奪取期待しています。
おじさんが一番好き
非常に素直に質問に回答する木村九段、とても好感が持てる。詰みが無いようなあるような、佐藤九段が教えてくれなかった、との
弁には思わず笑ってしまった。ここにも木村九段の人柄が出て居る。素晴らしい人ですね。
12:50 「詰みを教えてくれなかった。」
木村先生おめでとうございます。応援してます(ノ≧▽≦)ノ
12:49 こういうユーモアにあふれる受け答えっていうのはこの人ならではだよな~。素晴らしい!
読みきれなかった(自信がなかった)のはおそらく本当でしょう。佐藤会長の方は「負けた、負けた」である意味気楽に読めますので、割とすんなり読みきったのではないでしょうか。詰将棋の問題として解くのなら木村九段でも1、2分(もしくは数十秒)で解くんじゃないですかねぇ?
必至に討ち取ればほぼ勝ちがゆるがない場面で、リスキーな詰みを短時間で選ぶ藤井二冠の凄さを改めて感じた一方、木村九段の指し回しはいかにも人間くさくてよかったですねーー。
12:49 www