千代田区長選は現職・樋口氏が再選果たす 減税訴えSNSで反響あった会計士及ばず【知ってもっと】【グッド！モーニング】(2025年2月3日)

　2日、東京・千代田区の区長選挙が投開票されました。小池百合子都知事が応援する現職に、SNSで話題となった異色の候補ら4人が挑みました。
■「減税メガネ」と呼ばれ話題に
佐藤沙織里氏（35）
「住民税10％減、国民健康保険料の均等割の無償化、減税であれば佐藤沙織里一択でございます」
　選挙戦最終日の1日、無所属で公認会計士の候補者、佐藤沙織里氏は減税を訴えました。
　佐藤氏はSNSを駆使し、UA-camのチャンネル登録者数は29万人以上。ネット上では「減税メガネ」と呼ばれ話題となっています。
佐藤氏
「（Q.減税メガネと呼ばれることをどう思う？）“減税メガネ”と、いつの間にか揶揄（やゆ）されるようになって、喜ばしいことですね」
　演説には、投稿を見た人が多く集まりました。
千代田区民（60代）
「ずっと佐藤沙織里さんのUA-camを半年くらい前から見ていて、こんなに正直な方はいない」
　迎え撃つのは、現職の樋口高顕氏（42）です。小池都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の副代表を務めます。
樋口氏
「例えば、おむつのサブスク、所得制限なしの次世代育成手当。千代田区は独自の様々なサービスを実現することができた」
　最終日の演説には、小池都知事が駆け付けました。
　そして、2日夜、開票結果が明らかになりました。当選したのは？
■新人4人の候補が挑んだ区長選挙
　現職の樋口高顕氏に新人4人の候補が挑んだ東京・千代田区の区長選挙。現職の樋口高顕氏が再選を決めました。
樋口氏
「一期四年間の取り組みを評価いただいたものだと思います。ひとりひとりニーズが異なる方に、的確に迅速に、お届けするような物価高対策を取り組んでまいります」
　佐藤沙織里氏は4000票あまり及びませんでしたが、6474票まで票数を伸ばし、2番手になりました。
佐藤氏
「私の今後の軸、それはただ一つでして、“減税”で。何ができるかという軸で考えているので、私の今置かれた立場でできることをやっていきたい」
（「グッド！モーニング」2025年2月3日放送分より）
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