サマリアの女に主イエスが預言した意味(24分)2023/1/15
Вставка
- Опубліковано 4 лис 2024
- 本日の礼拝テーマは、
サマリアの女に主イエスが預言した意味
です。
ヨハネの福音書4章で、主イエス・キリストはサマリアの女に対して、不思議なことを言いました。
サマリア人とは、南ユダ王国と北イスラエル王国が分裂した後の北イスラエル王国、またの名をサマリア王国に属する人たちであり、いわゆるイスラエルの失われた10部族の血縁を持っている人たちです。
広い意味ではユダヤ人ですが、1世紀当時は、南ユダ王国に属する人々がユダヤ教を確立した後であり、北イスラエル王国=サマリア王国に属する人たちは、モーセの教えに厳格に従って、英語でSamaritanismと呼ばれる独自の宗教を持っていました(日本語ではサマリア教という呼称が定着していないようです)。ユダヤ教の兄弟格にある宗教です。
彼らもアブラハムを始祖としています。モーセの戒律を守っています。また興味深いことに、ヨルダン川西岸にあるゲリジム山(旧約聖書に出てきます)を聖なる山として尊んでいます。広い意味では彼らもユダヤ人(人種的にセム系)。しかし、ユダヤ教徒の側のユダヤ人から見れば彼らはサマリア人であるという、そういう特異な位置付けにあります。
ヨハネ4章でユダヤ人とサマリア人が付き合いをしなかったということには、こういう歴史的な背景があります。
そのサマリア人に対して、主イエス・キリストが預言された内容には、日本も関係してきます。