奥野誠亮 元法相 「戦後70年 語る・問う」(36) 2015.11.19

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  • Опубліковано 12 гру 2024
  • Seisuke Okuno, Former member of the House of Representatives
    102歳で、保守政治家最長老の奥野誠亮 元法相が会見し、記者の質問に答えた。
    司会 島田敏男 日本記者クラブ企画委員(NHK)
    www.jnpc.or.jp/...
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    記者による会見リポート(日本記者クラブ会報2015年12月号に掲載)
    自主憲法へ 102歳の執念
    これまでのクラブゲストの最高齢は俳人の金子兜太さん(96)が90歳の時だったそうだが、奥野誠亮さんは大正2年生まれの102歳である。会見では旧内務省時代に灘尾弘吉次官の下で戦争終結処理方針を策定したことから靖国神社問題、選挙制度に至るまで懐旧談も含め広範な問題を語ったが、主眼は憲法問題だった。
    「年賀状には『今年こそ本当の憲法を作ろう』と書く。このままではいつまでたっても戦後は終わらない。改憲ではなく自前の憲法を作るのが現下の最大の政治課題だろう」と語った。
    歴代首相で一番記憶に残る首相として高知県警察部長時代に接点があった吉田茂を挙げて、色紙を披露した。ダルマの墨絵に「新憲法 棚のだるまも 赤面し」(素淮)と添え書きしたもので「ここから吉田さんの心境が読み取れる」と。
    さすがに固有名詞が出てこないこともあったが、年月と事実関係の記憶力は常人の及ぶところではない。普段は月曜から金曜まで文相時代から手掛けるアジア福祉教育財団の名誉会長室に日勤し、40年近く前に始めた旧内務・自治省出身議員とマスコミ関係者との月例の勉強会も欠かさない。月1~2回の麻雀というのも驚きだ。
    会報委員 毎日新聞出身
    長﨑 和夫

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