子どもたちが泣かずに注射!小児科診察室にワンちゃんがやってきた
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- Опубліковано 9 лис 2024
- 高齢者をはじめ病気の治療をしている人などの心や身体に健康をもたらすことが期待されるセラピードッグ。米子市内のクリニックでは、注射を受ける子どもたちにセラピードッグが寄り添いました。子どもたちは泣かずに注射を受けることができたのでしょうか。
米子市にある小児科の診察室。
この日は、いつもと少し違います。足元にイヌが寝そべっています。セラピードッグのハッピーです。
ファミリークリニックせぐち小児科 瀬口正史理事長
「ワンちゃんが隣にいて心を和らげることが期待できると思っています」
このクリニックでは、注射を頑張る子どもたちが少しでもリラックスして受けられるようにと、去年からワクチン接種の時にセラピードッグを招く取り組みを
始めています。
セラピードッグは、患者が心身ともにより良い状態で病気に向き合うための補助療法のひとつ「動物介在療法」で用いられ、人の心に寄り添うために訓練されています。欧米などでは1970年代から動物の医療現場での活躍が始まりましたが、日本ではまだ認知度が低いままだと言います。
ファミリークリニックせぐち小児科 瀬口正史理事長
「やっぱり動物というのは日本ではまだ飼うという、人間の一歩下というイメージが強いですよね。最近ようやく仲間というイメージが増えてきていますので、そういう考えが増えてくれば」
早速診察の時間…ハッピーは子どもたちの足元で、おとなしく診察を見守ります。
ハッピーの存在が心強いのか、子どもたちは難なく注射をクリアしていきます。
注射受けた女の子
「いつもより安心した」
そして、こちらの1歳の男の子はハッピーのことが気になっている様子。泣かずに注射を受けられるのでしょうか。
大泣きしてしまいました。ですがハッピーの姿を見るとすぐに泣き止みます。これがハッピーの持つ力なのでしょうか。
1歳の男の子の母親
「普段は刺されるってなったら刺されるところをみようとしたりちょっと暴れようとするんですけど、足元にワンちゃんがいるのでそちらに意識がいってちょっと落ち着いて注射を受けられたかなという感じです」
ファミリークリニックせぐち小児科 瀬口正史理事長
「うちの小児科だけで片付けるというのではなくて、まだまだいろんな分野で動物が役に立つんじゃないかと思う。そういうのを認識していただいていろんなところで使っていただけるようになればと思っています」
このクリニックでは、今後も2か月に1回ほどのペースでセラピードッグを招くということです。
【BSSニュース】
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【TBS NEWS DIG】
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