「いてもたってもいられない」「一刻も早く救出できるよう」被災地へ援助隊派遣や救援物資…静岡県内からも支援の輪広がる【能登半島地震】
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- Опубліковано 13 гру 2024
- 1月1日に発生した能登半島地震で静岡県内からの支援の輪が広がっています。さまざまな困難に直面する被災者を何とか救いたいと救助活動にあたるメンバーや物資などが被災地に向かっています。「緊急消防援助隊静岡県隊第2次派遣隊として、石川県珠洲市へ出向します」
1月4日午後、富士市消防本部から緊急消防援助隊の第2次派遣として被災地へ向かったのは消防隊員ら13人です。1日の午後4時過ぎ、能登半島で発生した最大震度7の地震。この地震では、これまでに84人の死亡が確認されていますが、多くの建物が倒壊していて被害の全容はいまだに定かではありません。<井手春希キャスター>
「珠洲市上空です。家がなぎ倒されていて跡形もない」
隊員らは揺れや津波で、甚大な被害を受けた石川県珠洲市で行方不明者の救助活動などにあたります。
<緊急消防援助隊第2次隊 若杉裕也救助隊長>
「現場に着いたら、被災地で苦しんでいる。いま建物や倒壊家屋に下敷きになっている人たちを少しでも早く、一刻も早く救出できるように出動したい」静岡県内からは、発災当初に各消防本部から68隊239人が派遣されていて、第2次派遣隊の68隊238人と交替します。避難している人たちの状況も深刻です。4日午後1時の時点で石川、富山、新潟の3県であわせて3万4554人が避難していて食料や燃料、簡易トイレなどさまざまな物資が足りていないといいます。<日本赤十字社静岡県支部 鈴木亨事務局長>
「ぜひ安全に、みなさんの力で安眠セットなどを現地にお届けください」
こうした事態を受けて静岡市葵区の日本赤十字社静岡県支部からは救援物資を載せたトラックが被災地に向けて出発しました。日本赤十字社によりますと、避難所では特に毛布などが不足しているため今回は毛布750枚と「安眠セット」と呼ばれる簡易マットレスや枕、アイマスクなど225組を送ったということです。
<日本赤十字社静岡県支部 成岡亮係長>
「寒い時期に起こった災害になるため、現地の被災者に避難所でも暖かい思いをしていただくために救援品を届けたい」断水も深刻です。被災地では多くの世帯で水が使えない状態が続いています。静岡県島田市は姉妹都市である富山県氷見市からの要請を受け、加圧式の給水車などを派遣しました。
<島田市 染谷絹代市長>
「これだけ困っている人たちがいる。普段親しくしている街が被害を受けている状況で、いてもたってもいられない気持ちになった。必要な支援を順次しっかりとしていきたい」静岡県は中部ブロックの他の県などと連携し、今後も被災地への支援を続けていく考えです。
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