パーキンソン病のおはなし【サロン・ド・PD】第10回パーキンソン病と運動-うごく・うごかす・うごける
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- Опубліковано 15 жов 2024
- サロン・ド・PD 第10回は、
「パーキンソン病と運動-うごく・うごかす・うごける」という題でお届けします。
「うごく・うごかす・うごける」は、円環をなしているということで、薬物治療は、この円環構造の回転に勢いをつけることです。
「うごく」、つまり日常生活の中で身体を動かすことの重要性を示すいくつもの研究があります。仕事、家事、趣味、ショッピング、旅行、なんでもいいです。
「うごかす」、つまり運動療法では、筋力トレーニングも有酸素運動も、バランストレーニング、歩行トレーニング、太極拳、ダンス、いずれもパーキンソン病患者さんの運動能力の向上・維持に有効であることが明らかにされています。
いつ始めよう?については、診断がついたら即刻!ということになります。そして、けっこう頑張るほど運動機能の維持に有効という報告があります。短期集中的な運動療法を、間欠的ではあっても続けて実施することの重要性を示唆する研究もあります。
運動は薬だ!そして、うごく、うごかすは、楽しく!太極拳、ボクシングも有効性が示唆されています。タンゴがいいという報告もあります。
パーキンソン病の運動療法では、客観的・具体的目標を設定し、患者さんと家族、医療者が一緒にその目標のクリアに向けてチームワークで頑張ることが必要です。パーキンソン病の早期には、進行抑制を期待し、進行期には能力維持が中心になります。安全に実施できるということも重要になってきます。
運動の効果は非運動症状の改善にもつながります。気分障害、認知機能低下、睡眠障害の改善が運動療法に期待できます。
運動は薬だ!したがって、早期診断のもと早期薬物治療開始は当然ながら、早期運動療法開始も必須です。
今後の展望と課題としては、以下があります。
① インターネットを利用したリモート運動療法
② デバイスの利用
③ 比較群のあるランダム化された多数例による長期前向き研究
④ 運動療法の個別処方
とにかく、運動は薬です。いますぐ始めて、ずーっと続けましょう。
2022年1月21日
北海道医療センター
難病診療センター 菊地誠志
私自身、8年前位から自律神経が乱れ手が震えなどあり体調が悪く、いろんな病院に行きましたが原因が分からず51歳ですがパーキンソン病とやっと分かりました。半年前から薬は飲んでいますがあまり効果がなく辛い毎日です。これからもパーキンソン病について教えて頂けると助かります。
私の知人にパーキンソン病の方がいます‼️また情報を提供します‼️Upしてくださりありがとうございます‼️これからもよろしくお願いいたします‼️
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@@崎節代 んわゆ