人気ギタリストらを虜にするギター職人の姿とは/映画『カーマイン・ストリート・ギター』予告編

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  • Опубліковано 22 сер 2024
  • ニューヨークにあるギターショップのドキュメンタリー映画『カーマイン・ ストリート・ギター』予告編が解禁となった。
    グリニッジ・ヴィレッジに位置する「カーマイン・ストリート・ギター」。店員は、パソコンも携帯も持たない寡黙なギター職人のリック・ケリーと、ちょっとパンキッシュな装いの見習いシンディ、そしてリックの母親の3人のみ。世界中のギタリストを魅了する、この店だけの“ルール”。それは、ニューヨークの建物の廃材を使ってギターを作ること。チェルシー・ホテル、街で最古のバー・マクソリーズ、それらは長年愛されてきた街のシンボル。工事の知らせを聞きつけるたび現場からヴィンテージ廃材を持ち帰るリックは、傷も染みもそのままにギターへ形を変えるのだった。ルー・リード、ボブ・ディラン、パティ・スミスら大御所が彼のギターを愛用し、劇中ではビル・フリゼール、マーク・リーボウ、チャーリー・セクストンなど、人気ギタリストたちが次々と来店。さらには、ニューヨーク・カルチャーを牽引する映画監督、ジム・ジャームッシュの姿も。足早に表情を変えゆくニューヨークと、変わらずにあり続けるギターショップの一週間を捉えたドキュメンタリー。
    解禁された予告編は、ギター職人のリックが自ら店頭に立つ「カーマイン・ストリート・ギター」へ、ジム・ジャームッシュがふらっと訪れるシーンから始まる。胸高鳴るロックチューンと共に映し出されるのは、リックがこれまでに生み出した世界に一つしかないギターたちや、建物の名前や年代がひとつひとつ丁寧に書かれ、棚いっぱいに積み重なるニューヨークの建物のヴィンテージ廃材。リックの接客やこの店だけのギターの魅力を語る様子、そして弟子のシンディとのやり取りから、彼の寡黙だが優しく人情味溢れる性格が映し出される。続々と来店する大御所ギタリストらの登場に高揚感が高まるなか、矢野顕子などとも共演経験のあるマーク・リーボウの「人は知らない。このギターや仲間にミュージシャンがいかに支えられているかを」というリックへの敬意が込められた言葉に、心が沁みる場面も。ラストのビーチ・ボーイズの「サーファー・ガール」を弾くビル・フリゼールの姿は、ギタリストファンにはたまらない期待の膨らむ予告編となっている。
    原題:Carmine Street Guitars
    監督・製作:ロン・マン
    扇動者:ジム・ジャームッシュ
    出演:リック・ケリー、ジム・ジャームッシュ、ネルス・クライン、カーク・ダグラス、ビル・フリゼール、マーク・リーボウ、 チャーリー・セクストンほか
    『カーマイン・ストリート・ギター』は8月10日より新宿シネマカリテほかにて全国順次公開となる。
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