東杜和気象予報士が解説 『今季最強寒波』に引き続き注意「7日以降に雪となる可能性」
Вставка
- Опубліковано 9 лют 2025
- 今季最強寒波ということで、ここからは東気象予報士に解説してもらいます。お願いします。
はい、お願いします。まずは雪の振り返りから見ていきます。5日の夜から見ていきます。5日水曜日の午後6時からですね、この時間帯は中土佐町や越知町、佐川町で、大雪警報が発表されていました。まさにこのあたりで雪雲が強く流れ込んできていたんです。
その後、中部の平野部、高知市にも雪雲が流れ込む時間帯がありました。
日付が変わって木曜日、6日になってくると雪雲の流れ込みはいったん弱まってきまして、雪のピークは過ぎ、もう昼前になると、ほとんど雪雲がないといった状況になり、少し落ち着いてきてはいるのですが、また7日以降に雪となる可能性がありますので、引き続き注意が必要です。
7日、いつどこで降るのか見ていきましょう。7日のお昼から見ていきます。午後になると再び北の方から雪雲が流れ込んできまして、山地を中心に雪となります。
そして、平地にも雪雲がかかるタイミングがあるかもしれません。雨として降るのか雪として降るのか、今は非常に微妙なラインをいっていますが、雪が降ってもおかしくはありませんし、もし雪雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雪となる可能性がありますので、引き続き雪に関する最新の情報はこまめに確認してください。
予想される24時間降雪量です。7日の夕方までの24時間で平地で5センチ、山地で25センチの数字が予想されていますが、そのほとんどは午後から降ると思ってください。そして土曜日の夕方までの24時間で平地で7センチ、山地で30センチ。そして日曜日まで寒波の影響は続きそうです。平地で1センチ、山地で10センチということで、まだまだ山地を中心に大きな数字が予想されていますので、雪の降り方、積雪などには十分注意してください。
もし警報級の大雪となるなら、いつなのかなんですけれども、中部と西部は、早ければ7日の朝から警報級の大雪となる可能性があります。そして8日にかけて、東部は8日、このタイミングで大雪となる可能性がありそうです。
最後に注意点です。6日もスリップ事故が多発していましたが、路面の凍結には十分注意し、冬用タイヤやチェーンの装着をするようにしてください。交通機関の乱れ、運休なども発表されていますので、時間に余裕をもって行動してください。またビニールハウスや古い建物の倒壊、除雪中の事故や落雪には十分注意をしてください。必ず雪かきなど除雪作業する場合は、1人ではなく複数人で行うようにしてください。
(気象予報士・東杜和)